めもめも ...〆(。_。)
認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。
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タイトルは某うちの弟が好きなげーむ内での挨拶から。
特に意味はないです。
ふと思い出して、出身学部でもらった『安全のための手引き』を研究室に持ってきた。
『安全のための手引き』とは、出身大学で実験を行うすべての学生に配布される、実験を安全に行うための注意が書かれたありがたい冊子のことであーる。
安全教育を特に課さない所属研究室を慮って、注意喚起のために持参したのであーる。
というタテマエ。
特に意味はないです。
ふと思い出して、出身学部でもらった『安全のための手引き』を研究室に持ってきた。
『安全のための手引き』とは、出身大学で実験を行うすべての学生に配布される、実験を安全に行うための注意が書かれたありがたい冊子のことであーる。
安全教育を特に課さない所属研究室を慮って、注意喚起のために持参したのであーる。
というタテマエ。
この『安全のための手引き』。
ありがたい、のだが。
全学共通、なのであーる。
つまりどーゆーことかというと、章立てが
○要約
○化学実験の安全のために
○生物実験の安全のために
○電気を安全に取り扱うために
○高圧ガス・液化ガスを安全に取り扱うために
○機械・溶接作業の安全のために
○共通事項
となっている。
ぜんぶ込み。
どう考えても、これ全部網羅する実験をするひとっていなくね?
つーか心理学実験する連中が、これもらっても「感電しないように気をつける」「万が一のために保険に入る」の2点しか得るものなくね?
ってかそれだけなら冊子もらう必要なくね?
と、思いますよね。
実際に、出身学部でも、わたしたちが研究室配属される年度まで「うちの学部はその冊子いらないから」というかんじで配布してなかったようです。
しかし、わたしたちの1こ上の学年で、研究室配属された3回生が、フィールドワーク中にお亡くなりになってしまうという痛ましい事故が起こったため、出身学部でも安全に研究を行うための配慮がなされるようになったのです。
…とはいえ、室内でヒト相手に実験するわたしたちはこの冊子配ることと保険入ることでかるくすましてしまいましたけどね!
どうぶつを扱う研究室ではまた別だったんだろーけど、あんまし安全教育がどうとかいう話きかなかったなー。
リアルにやばい何かを扱う化学系や機械系の友人知人は、避難訓練の単位落としたら実験させてもらえないとかもしもの時用装置とか一応把握してるとかそれでもある程度はらくくってる、みたいな話だったので、安全でおきらくな実験ができる身がなんだか申し訳なく思ったものです。
「大学燃えた」って電話でたたきおこされて冗談かと思ったら本当に自分の所属する研究室で火災出てた、って話も工学系にいた先輩から聞いたしなあ。
全学共通『安全のための手引き』は他の分野のひとたちの実験について垣間見せてくれるわけです。
つーか、もはや読み物として愉しむしかないわけです。
だって液化ガスとか使わないもん。
で、読み物としての「たのしさ」をひきあげるためか、実験に対するおそれを軽減しようという配慮なのか、章によってはゆっる~い挿絵がついているのですよこの手引き。
例えば。
新聞なんかにありそうな1コマ風刺漫画っぽい挿絵が特徴の、機械作業の要約のページ。
ゆるい昭和少女マンガ風イラストが特徴的なのは、生物実験の要約ページ。
そして手書きのばいおはざーど。
だいじなマークなんだから、ちゃんと黒いとこ塗りつぶしましょうよ。
絵にあらわしにくい部分は文字にしてしまえ、と文字の多い挿絵が特徴なのは化学実験。
電気の項に出てくる正体不明のゆるキャラ。
正直動物なのかすらあやしい。
白眉はレーザー実験の要約。
「レーザーの波長に適した保護メガネを使用すること」の説明。
なぜにさる。
なぜに手書き。
このゆるさが、平素からネタをお好みになる先輩のツボをついて、随分愉しんでいただきました。
いや、ウケるかな~と思ったから持ってきたんだけど。
不謹慎ですみません。
いちいち挿絵が古臭かったり手書きが多かったりするのは、これ初版が昭和40~50年代(章ごとに初版が異なる。多分もともとは別本として独立してたのを全学共通用に合本した)だからだと思われます。
多少は新情報も追加されてるようですが、挿絵はほとんど使いまわしではないかと。
…うん、挿絵とかめんどくさいよね。
めんどくさいなら生物実験の章みたいに挿絵省けばいいのに。
(要約の生物実験は少女マンガ挿絵ですが、本体の章は一切ありませんでした。
流石白い巨塔。かんけーないけど。)
このゆるさが旧き佳き時代の大学のにおいなんでしょうか。
でも挿絵がゆるいわりに事故例とかえぐくて怖い。
さすが『安全のための手引き』。
あ~そいやこれって勝手に写真のっけたらまずいんかなあ。
版権とかあるんかなあ。
無料配布物だからいいんかなあ。
もし怒られたら画像削除します。
ありがたい、のだが。
全学共通、なのであーる。
つまりどーゆーことかというと、章立てが
○要約
○化学実験の安全のために
○生物実験の安全のために
○電気を安全に取り扱うために
○高圧ガス・液化ガスを安全に取り扱うために
○機械・溶接作業の安全のために
○共通事項
となっている。
ぜんぶ込み。
どう考えても、これ全部網羅する実験をするひとっていなくね?
つーか心理学実験する連中が、これもらっても「感電しないように気をつける」「万が一のために保険に入る」の2点しか得るものなくね?
ってかそれだけなら冊子もらう必要なくね?
と、思いますよね。
実際に、出身学部でも、わたしたちが研究室配属される年度まで「うちの学部はその冊子いらないから」というかんじで配布してなかったようです。
しかし、わたしたちの1こ上の学年で、研究室配属された3回生が、フィールドワーク中にお亡くなりになってしまうという痛ましい事故が起こったため、出身学部でも安全に研究を行うための配慮がなされるようになったのです。
…とはいえ、室内でヒト相手に実験するわたしたちはこの冊子配ることと保険入ることでかるくすましてしまいましたけどね!
どうぶつを扱う研究室ではまた別だったんだろーけど、あんまし安全教育がどうとかいう話きかなかったなー。
リアルにやばい何かを扱う化学系や機械系の友人知人は、避難訓練の単位落としたら実験させてもらえないとかもしもの時用装置とか一応把握してるとかそれでもある程度はらくくってる、みたいな話だったので、安全でおきらくな実験ができる身がなんだか申し訳なく思ったものです。
「大学燃えた」って電話でたたきおこされて冗談かと思ったら本当に自分の所属する研究室で火災出てた、って話も工学系にいた先輩から聞いたしなあ。
全学共通『安全のための手引き』は他の分野のひとたちの実験について垣間見せてくれるわけです。
つーか、もはや読み物として愉しむしかないわけです。
だって液化ガスとか使わないもん。
で、読み物としての「たのしさ」をひきあげるためか、実験に対するおそれを軽減しようという配慮なのか、章によってはゆっる~い挿絵がついているのですよこの手引き。
例えば。
新聞なんかにありそうな1コマ風刺漫画っぽい挿絵が特徴の、機械作業の要約のページ。
ゆるい昭和少女マンガ風イラストが特徴的なのは、生物実験の要約ページ。
そして手書きのばいおはざーど。
だいじなマークなんだから、ちゃんと黒いとこ塗りつぶしましょうよ。
絵にあらわしにくい部分は文字にしてしまえ、と文字の多い挿絵が特徴なのは化学実験。
電気の項に出てくる正体不明のゆるキャラ。
正直動物なのかすらあやしい。
白眉はレーザー実験の要約。
「レーザーの波長に適した保護メガネを使用すること」の説明。
なぜにさる。
なぜに手書き。
このゆるさが、平素からネタをお好みになる先輩のツボをついて、随分愉しんでいただきました。
いや、ウケるかな~と思ったから持ってきたんだけど。
不謹慎ですみません。
いちいち挿絵が古臭かったり手書きが多かったりするのは、これ初版が昭和40~50年代(章ごとに初版が異なる。多分もともとは別本として独立してたのを全学共通用に合本した)だからだと思われます。
多少は新情報も追加されてるようですが、挿絵はほとんど使いまわしではないかと。
…うん、挿絵とかめんどくさいよね。
めんどくさいなら生物実験の章みたいに挿絵省けばいいのに。
(要約の生物実験は少女マンガ挿絵ですが、本体の章は一切ありませんでした。
流石白い巨塔。かんけーないけど。)
このゆるさが旧き佳き時代の大学のにおいなんでしょうか。
でも挿絵がゆるいわりに事故例とかえぐくて怖い。
さすが『安全のための手引き』。
あ~そいやこれって勝手に写真のっけたらまずいんかなあ。
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カテゴリ説明
もっさり:日々の雑感をもっさり。
がっつり:論文や研究関連をがっつり。
びっくり:科学ニュースでびっくり。
まったり:空想科学などでまったり。
ばっかり:デザイン系自己満足ばっかり。
ほっこり:お茶を嗜んでほっこり。
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あと記憶全般。
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最近デコーディングが気になる。
でも基本なんでもこい。
好奇心は悪食。
好きな作家(敬称略)
川上弘美
小林秀雄
津原泰水
森茉莉
レイ・ブラッドベリ
イタロ・カルヴィーノ
グレッグ・イーガン
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ちょ、それ面白すぎ。
もはや「安全の手引き」じゃない
気がする。
今度それ見せて!
今度もって行くからぜひ安全について知識を深めてくれたまえ!
…いやでもおもしろ絵Top5はもう上に貼っちゃったから、これ以上おもしろ絵はないと思うけど。
まあ、まじめに実験上の注意を書いている文章の横にこういう絵が並んでるのを見たほうが笑えるかもしれない。
ぜひ今度見てもらおう。