めもめも ...〆(。_。)
認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。
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今日は口が悪い日。
思わず「氏ね」とか罵ってしまったこと。
http://support.microsoft.com/kb/813131/ja
9ptだけ局所的にアウト。
…何その何。
そして何その「勝手なことするやつが悪い」的開き直り。
だとしてももっと口を慎みましょう自分。
そういえばフォームのアンロード付け忘れててめんどくさいことになってたのも修正。
Unload (オブジェクト名)
すげーシンプルなのに忘れてる自分うっかりやさん。
そしてなんか口内炎が複数個できてしょんぼり。
そんなどうでもいい近況報告は本当にどうでもいい。
ちょっと親しみのない分野の論文読むことになって、つらっと思ったことを書く。
正直偏見です。
そーゆーのがイラッとくるひとは絶対に今回の「つづき」をあけないでください。
中身をまったく明かさずに「つづき」に移行するのもアレなんで、何に対する偏見かだけは明記しときます。
「意識」と「自由意志」です。ごめんなさい。
なんでそんなもてはやされ人気な領域に喧嘩売るのか自分。
…でも、ちゃんと考えておきたいことなんで。
ああほんとうにあほでばかでごめんなさい。
思わず「氏ね」とか罵ってしまったこと。
http://support.microsoft.com/kb/813131/ja
9ptだけ局所的にアウト。
…何その何。
そして何その「勝手なことするやつが悪い」的開き直り。
だとしてももっと口を慎みましょう自分。
そういえばフォームのアンロード付け忘れててめんどくさいことになってたのも修正。
Unload (オブジェクト名)
すげーシンプルなのに忘れてる自分うっかりやさん。
そしてなんか口内炎が複数個できてしょんぼり。
そんなどうでもいい近況報告は本当にどうでもいい。
ちょっと親しみのない分野の論文読むことになって、つらっと思ったことを書く。
正直偏見です。
そーゆーのがイラッとくるひとは絶対に今回の「つづき」をあけないでください。
中身をまったく明かさずに「つづき」に移行するのもアレなんで、何に対する偏見かだけは明記しときます。
「意識」と「自由意志」です。ごめんなさい。
なんでそんなもてはやされ人気な領域に喧嘩売るのか自分。
…でも、ちゃんと考えておきたいことなんで。
ああほんとうにあほでばかでごめんなさい。
正気な話、「意識」らへんの言説とか「意識」を旗にした研究がすきではない。
何度聞かされてもawarenessとconsciousnessの違いがよくわからんというかよう覚わらんというかそのへんの問題な気もする。
これ何かに似てるよなあ、と思ったらあれですよ「自由意志」の話に似てるんですよ。
てきとーにぐぐって見つけた例を貼る。
http://fragments.g.hatena.ne.jp/fukken/20060919/1158651005
そして、わたしの思っていることと若干近い発想がある上に、ニューロン活動記録の実験計画まで練ってたひと発見。
http://swingybrain.blogspot.com/2007/12/blog-post_31.html
てゆかこのひとのブログちょくちょく読んでたのに。
ちっとも気づかなかった。
まあ昔の記事だからしゃーないか。
さっくりまとめると、自由意志の話ってのは、
「意志決定をした瞬間よりも前にニューロンは活動してた」という実験結果があったそうな。
つまりヒトの行動はニューロンに支配されている!
つまり自由意志なんか存在しないのだ!
っていう話です。
この手の話を初めて聞いたのは、神経科学やってる知人と飲んでたときで、この話を披露する知人に向かってわたしは(酔いも手伝って)「は?ばかじゃね?」とさっくり言ったのです。
だって、そんなん定義問題じゃん。
2こめにあげたブログのひとは、行動する前のニューロン活動は「自由意志を感じる前に起こる脳活動」である可能性もある、と言ってる。
大きく出れば、行動前のニューロン活動も自由意志を形成する一部なんじゃないか、とも考えられる。
てゆか、自由意志って何なのよ?
ボタン押しをするとかしないとか、そういう行動を、個体外からの強制なしに決めれたらそれは「自由意志」なんじゃないの?
さらに言えば、「意志決定の前にニューロンが活動するから自由意志は存在しない」ってそれ神経科学者が言っちゃいけないことじゃないか?
だって、ニューロン活動はあるのに自由意志は存在しないって、それ心身2元論じゃないですか。
ニューロン活動を調べても、意志だの精神だのについてはわからない、ってことになりかねないよ?
それって自分で自分をおまんまくいあげに追い込んでるんじゃね?
自分で自分の研究意義おとしめて楽しいの?
ばかじゃね?
と、いう考え。
いや、「ばかじゃね?」はことばとして最低だと思いますが、「自由意志は存在しない」というのはただのことばあそびだと思っています。
そんなことばあそびに血道をあげるなんて、まあえらいひとはひまでいいわねえ、みたいなとげのある感想しか出てきません。
なんで意志決定行動の前にニューロンが活動してたら自由意志がないことになるのかわかりません。
その話をした知人も酔っ払いながら何かむにゃむにゃ言ってましたが、正直「それ説明になってない」という感想しか覚えてないから結局たいした反論じゃなかったんだろう(ごめんね知人のひと。別にけなす意図はない)。
心身2元論じゃなきゃ1元論か、って言われたらもうそういう問題じゃないだろ、というのは余談ながらつけたしておこう。
つまり「じゃあ心ってやつはぜんぶ物質に還元できるっていうのか?ええ?」って言われたら「は?何言ってんの?」とまたしても喧嘩腰対応をしかねないってことです。
今さらちまっちま書くのなんだか恥ずかしいけど、所詮自分用めもだしいいか。
心ってやつは、相だと考えられます。
どっかに物質として存在するんじゃなく、でも物質と無関係ではない。
物質たちが作り上げる状況というかそれこそ「相」というかそんなもんだと。
だから1つの物質だけとりあげてどーこー言っても実りは少なかろうと思います。
だからこそ、相を作る「文脈」というものが心ってやつを解明するためにむちゃくちゃ重要だと思ってます。
神経科学でいえばネットワーク。
…つーか、こんなん神経科学では当たり前ですよね!
あー恥ずかしい。何を今更。
まるっとまとめ:“脳科学”では自由意志が存在しないと言われている、とか言い出すやつは「定義問題」という4文字熟語を10回書いて先生に提出しなさい。
んで、「意識」ってやつも、どーも定義問題なんじゃないかなー、というにほひがする。
そらー定義をとりちがえたら一見びっくりするような言説が立てられるだろ。
でもそれでいいのか。
とりあえず定義としてよくわからんのは、「意識」ってやつは情報の受け取り手なのそれとも入れ物なの?
たとえていうなら、雑多な物がある中で、ひとつにスポットライトが当たるかんじ。
この「スポットライト」はattention(注意)でいいんだよね?
じゃあ「意識」はそのスポットライトが描く円なの?それともスポットライトを出す装置なの?それともスポットライトを操作するものなの?
それをひっくるめた上に日常語でもある「意識」なんて呼び方したら混乱するだけちゃうんかと。
あれ、awarenessとconsciousnessの違いってこのへん?
ふわふわしたこと言う前に操作的定義考えろ、としつけられた心理屋さんとしてはもうわけがわかりません。
まあ、自分の勉強不足からくる偏見だろーなー、とは思ってるんですけど。
あんま好きくないなー、と思ってる領域を勉強する(しかもべつに強制力はない)のってとてつもなくあとまわしになりがちというかぶっちゃけやるきがでないというか。
まあたぶんよっぽどの必要がない限り、そこまでちゃんと勉強しないでしょうな。
だったらこんな記事書くなよ。
んでも、「定義問題」をおろそかにしちゃいかんよ、という戒めをしときたかったのだよ。
使い慣れてる単語とか、わかった気になってしまうからよけいこわいよね。
何度聞かされてもawarenessとconsciousnessの違いがよくわからんというかよう覚わらんというかそのへんの問題な気もする。
これ何かに似てるよなあ、と思ったらあれですよ「自由意志」の話に似てるんですよ。
てきとーにぐぐって見つけた例を貼る。
http://fragments.g.hatena.ne.jp/fukken/20060919/1158651005
そして、わたしの思っていることと若干近い発想がある上に、ニューロン活動記録の実験計画まで練ってたひと発見。
http://swingybrain.blogspot.com/2007/12/blog-post_31.html
てゆかこのひとのブログちょくちょく読んでたのに。
ちっとも気づかなかった。
まあ昔の記事だからしゃーないか。
さっくりまとめると、自由意志の話ってのは、
「意志決定をした瞬間よりも前にニューロンは活動してた」という実験結果があったそうな。
つまりヒトの行動はニューロンに支配されている!
つまり自由意志なんか存在しないのだ!
っていう話です。
この手の話を初めて聞いたのは、神経科学やってる知人と飲んでたときで、この話を披露する知人に向かってわたしは(酔いも手伝って)「は?ばかじゃね?」とさっくり言ったのです。
だって、そんなん定義問題じゃん。
2こめにあげたブログのひとは、行動する前のニューロン活動は「自由意志を感じる前に起こる脳活動」である可能性もある、と言ってる。
大きく出れば、行動前のニューロン活動も自由意志を形成する一部なんじゃないか、とも考えられる。
てゆか、自由意志って何なのよ?
ボタン押しをするとかしないとか、そういう行動を、個体外からの強制なしに決めれたらそれは「自由意志」なんじゃないの?
さらに言えば、「意志決定の前にニューロンが活動するから自由意志は存在しない」ってそれ神経科学者が言っちゃいけないことじゃないか?
だって、ニューロン活動はあるのに自由意志は存在しないって、それ心身2元論じゃないですか。
ニューロン活動を調べても、意志だの精神だのについてはわからない、ってことになりかねないよ?
それって自分で自分をおまんまくいあげに追い込んでるんじゃね?
自分で自分の研究意義おとしめて楽しいの?
ばかじゃね?
と、いう考え。
いや、「ばかじゃね?」はことばとして最低だと思いますが、「自由意志は存在しない」というのはただのことばあそびだと思っています。
そんなことばあそびに血道をあげるなんて、まあえらいひとはひまでいいわねえ、みたいなとげのある感想しか出てきません。
なんで意志決定行動の前にニューロンが活動してたら自由意志がないことになるのかわかりません。
その話をした知人も酔っ払いながら何かむにゃむにゃ言ってましたが、正直「それ説明になってない」という感想しか覚えてないから結局たいした反論じゃなかったんだろう(ごめんね知人のひと。別にけなす意図はない)。
心身2元論じゃなきゃ1元論か、って言われたらもうそういう問題じゃないだろ、というのは余談ながらつけたしておこう。
つまり「じゃあ心ってやつはぜんぶ物質に還元できるっていうのか?ええ?」って言われたら「は?何言ってんの?」とまたしても喧嘩腰対応をしかねないってことです。
今さらちまっちま書くのなんだか恥ずかしいけど、所詮自分用めもだしいいか。
心ってやつは、相だと考えられます。
どっかに物質として存在するんじゃなく、でも物質と無関係ではない。
物質たちが作り上げる状況というかそれこそ「相」というかそんなもんだと。
だから1つの物質だけとりあげてどーこー言っても実りは少なかろうと思います。
だからこそ、相を作る「文脈」というものが心ってやつを解明するためにむちゃくちゃ重要だと思ってます。
神経科学でいえばネットワーク。
…つーか、こんなん神経科学では当たり前ですよね!
あー恥ずかしい。何を今更。
まるっとまとめ:“脳科学”では自由意志が存在しないと言われている、とか言い出すやつは「定義問題」という4文字熟語を10回書いて先生に提出しなさい。
んで、「意識」ってやつも、どーも定義問題なんじゃないかなー、というにほひがする。
そらー定義をとりちがえたら一見びっくりするような言説が立てられるだろ。
でもそれでいいのか。
とりあえず定義としてよくわからんのは、「意識」ってやつは情報の受け取り手なのそれとも入れ物なの?
たとえていうなら、雑多な物がある中で、ひとつにスポットライトが当たるかんじ。
この「スポットライト」はattention(注意)でいいんだよね?
じゃあ「意識」はそのスポットライトが描く円なの?それともスポットライトを出す装置なの?それともスポットライトを操作するものなの?
それをひっくるめた上に日常語でもある「意識」なんて呼び方したら混乱するだけちゃうんかと。
あれ、awarenessとconsciousnessの違いってこのへん?
ふわふわしたこと言う前に操作的定義考えろ、としつけられた心理屋さんとしてはもうわけがわかりません。
まあ、自分の勉強不足からくる偏見だろーなー、とは思ってるんですけど。
あんま好きくないなー、と思ってる領域を勉強する(しかもべつに強制力はない)のってとてつもなくあとまわしになりがちというかぶっちゃけやるきがでないというか。
まあたぶんよっぽどの必要がない限り、そこまでちゃんと勉強しないでしょうな。
だったらこんな記事書くなよ。
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カテゴリ説明
もっさり:日々の雑感をもっさり。
がっつり:論文や研究関連をがっつり。
びっくり:科学ニュースでびっくり。
まったり:空想科学などでまったり。
ばっかり:デザイン系自己満足ばっかり。
ほっこり:お茶を嗜んでほっこり。
がっつり:論文や研究関連をがっつり。
びっくり:科学ニュースでびっくり。
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非公開
自己紹介:
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分野は視覚認知。視知覚にがて。
あと記憶全般。
カテゴリ (semanticsか?) とかも。
最近デコーディングが気になる。
でも基本なんでもこい。
好奇心は悪食。
好きな作家(敬称略)
川上弘美
小林秀雄
津原泰水
森茉莉
レイ・ブラッドベリ
イタロ・カルヴィーノ
グレッグ・イーガン
シオドア・スタージョン
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あと記憶全般。
カテゴリ (semanticsか?) とかも。
最近デコーディングが気になる。
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しかもなにげにフォロー的。
ありがたいことです。
いや正直自由意志の話で知覚のひとから同意を得られると思ってなかったです。
しかも某氏もですか。びっくりです。
なんとなく、こーゆーことを言い出すのはすぐ定義とかあげつらわれる(高次?)認知屋さんのほうかなーって偏見がありまして。
まあでもやっぱおかしいですよね、自由意志の話は。
有名な話に反感を覚えるひとがわたし以外にもいると知ってなんかほっとしました。
不勉強なもので、awarenessとconsciousnessの違いもよくわからんのですが、そこらへんでも定義でもめたりとかしないのでしょうか。
それともちゃんと勉強すれば、違いのわかるひとになれるんでしょうか。
そういえば、最近よく見かける、刺激検出の可否が刺激呈示前の脳活動から予測できるなんて研究結果も自由意志絡みの話と同じにほひがします。
そりゃ、刺激を受ける段階での脳のstochasticな状態も影響しますでしょうが、それ以上にobserverの努力とかの方が大きなウェイトを占めてるんじゃないだろうかと。
違いのわかるオトナには当分なれそうもありません。
刺激提示前に検出可否が予測できる、というのは定義問題なうえにパターン認識に頼りすぎ、ってかんじがしますね。
コントロールとのコントラストでは光らないボクセルでもデコーディングできちゃった、とかいう話にも似てる気がします。
脳活動と心的活動の対応ってむずかしーなー
、と改めて思いますね。
そこを埋めるための行動指標なのに、そこらへんをいじめるのは本末転倒ってゆか何も生まないと思うんですが、自由意志みたいな話をするひとはいったい何がしたいんでしょうね。
努力もそうですが、覚醒度とか問題になりそうですね。
提示前に寝てたらそりゃあ検出できませんよねー。とか。
そのへんってクリアされてるんでしょうかねえ。
「寝てる」のを簡単に弾ける指標があればいいんですが。
MRI装置の中ってなんであんなに眠いんでしょうか…
あ、ねむたい装置内でも課題を遂行し続けるのも含めて努力ですよね。
そんなこと言い出したら、刺激提示前とかほんと何してるかわかりませんね。
じゃあ刺激前の活動って何を現してるんでしょう。
謎です。