めもめも ...〆(。_。)
認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。
×
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SPMでの解析に出てくるような単語って論文でしかつかわないわーと思ってたけどそうでもなかった。
でもどこまで日本語化すべきなのか?
SPMをつかうにあたってわたしが参考にしているサイト(http://www.geocities.jp/fmri_lab_1968/spm5_use/spm5_use.html)が日本語で書いてる単語は日本語化すべきものとして。
英単語のまま書かれているのはそのまんまでいいのか?
でもそしたら、前処理の説明が「リアラインしてコレジスタしてノーマライズしてスムージングしました」になっちゃうんだけど。
…あほすぎないか、それ。
というわけで、SPMをつかううえで出てくる単語をむりくり(あるいはうろおぼえで)日本語化した一覧を作っておくことにした。
ちなみにわたしがつかう単語しか日本語化しません。
つまり前処理でいうならスライスタイミングは日本語化しないということだ。
いちおうABC順にならべるけど、でもこれ解析の手法の順のがみやすくないかな。
まあいいや。
とりあえず今ぱっと思いつくのこれくらい。
うーんそこまでがんばって日本語化しなくてもいいようなきがしてきた。
まあいいや。
でもどこまで日本語化すべきなのか?
SPMをつかうにあたってわたしが参考にしているサイト(http://www.geocities.jp/fmri_lab_1968/spm5_use/spm5_use.html)が日本語で書いてる単語は日本語化すべきものとして。
英単語のまま書かれているのはそのまんまでいいのか?
でもそしたら、前処理の説明が「リアラインしてコレジスタしてノーマライズしてスムージングしました」になっちゃうんだけど。
…あほすぎないか、それ。
というわけで、SPMをつかううえで出てくる単語をむりくり(あるいはうろおぼえで)日本語化した一覧を作っておくことにした。
ちなみにわたしがつかう単語しか日本語化しません。
つまり前処理でいうならスライスタイミングは日本語化しないということだ。
いちおうABC順にならべるけど、でもこれ解析の手法の順のがみやすくないかな。
まあいいや。
- Coregister:共記載する (出典:ライフサイエンス辞書。早くもこの企画に挫折感が漂う)→むしろふつうに「構造画像と機能画像の位置あわせを行う」でいいんじゃないのか。
- Estimate:パラメータ推定
- flip angle:フリップ角
- functional localizer:機能的ローカライザー(anatomicalは解剖学的ローカライザーだろうけど、anatomicalがつかないローカライザーも解剖学的なほうをさすことが多いっぽい)
- FWHW(full-width half-maximum):半幅値
- Gaussian kernel:ガウシアンカーネル(が、ふつうらしい)
- GLM:一般線形モデル(当たり前か…)
- head motion:頭部運動
- Normalise:基準化する
- Realign:(位置を合わせて)再編成する
- ROI(region of interest):関心領域。でもROIって書いちゃう
- slice thickness:スライス厚
- Smoothing:平滑化する
- T1-weighted images :T1強調画像
- 1st level analysis:個人解析
- 2nd level analysis:集団解析
- % signal change: % signal change(えっ
とりあえず今ぱっと思いつくのこれくらい。
うーんそこまでがんばって日本語化しなくてもいいようなきがしてきた。
まあいいや。
カバーレターについていろいろ調べてたら前のめもは本当にひどい出来だなあと思ったので改めて書く。
まずぱっと目に付くだけのカバーレターサンプルを手に入れる。
http://www.jinrui.ib.k.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/wiki/wiki.cgi/letters?page=%A5%AB%A5%D0%A1%BC%A5%EC%A5%BF%A1%BC
http://mclcorp.s90.xrea.com/
http://blog.goo.ne.jp/paper-submit/e/efb7564df28a5662706c174e98dcc140
http://blog.goo.ne.jp/paper-submit/e/c64286ca07af24d70f249f670a404d22
http://ronbun.jp/cover/index.html
http://httrksk.blogspot.jp/2010/10/blog-post_12.html
http://pnp.forte-science.co.jp/module.cfm?mid=3&aid=77098C88FCD4A9
その他Tips的なもの
http://www.enago.jp/blog/%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AE%E9%95%B7%E3%81%95%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/
http://www.k-mec.jp/Hiketsu.html
http://dmed.co.jp/support/response_to_reviewers/
宛名はちゃんとEditorの代表者(なんか雑誌によって表現が違う)にしとく。
名前につけるtitle (Dr.なのかProfessorなのか)はどうするか微妙に迷うけど、名前ぐぐったらたいがいのひとは役職も判明するので保険として調べておく。
まあたいがいEditorになれるようなひとはProfessorなのでたいがいはProfessor宛に書く。
しかしEditorすら選べたりして誰宛にしていいのか本気でわからなくなる場合もある。
そのときはもうあきらめてDear Editorで書く。
APAマニュアルのカバーレターサンプルは
「I am enclosing a submission~」
で始まってるけど、これは封筒に原稿を入れて郵送してた時代の表現なので、これに代わる表現は何がいいのか悩んでいた。
サンプルいくつか見る限りでは、結局
「Please find our manuscript~」
的な表現が鉄板っぽい。
オンライン投稿がメインの今(オンライン投稿なのにカバーレターが要求されるのがそもそもめんどくさいよね!)、findもへったくれもないのではないかと思うのだが、まあ他にいい表現がないのでとりあえず出だしはこれを採用する。
あとの中身は、「絶対に」投稿雑誌のInstructionsに従うこと。
結構雑誌によって要求されてること違うみたいやし。
とりあえずわからんかったらAPAのを丸写しにする。
まあAPAならみんな知ってるだろうしいいか、というぶん投げ感。
と、いうことで心理用カバーレターのテンプレ的なものを改めて作り直してみる。
いやこれも不完全ですけどね。
「完全にかっこいいカバーレター」にたどりつくには、不完全なカバーレターを踏み台にしていくしかないのだ…
と言い訳しておく。
まあ自分用めもですから。あくまで自分用。
ーーーーーーー
Dear Professor (エディターの名前),
(あるいはDear Editor,)
Please find attached our manuscript entitled "(タイトル)" which we would like to be considered for publication in (雑誌名) as (記事の区分).
In the current study 論文の説明とかアピール
Some of the data from this paper were previously presented at 発表した学会の名前や日時、場所
There is no ethical problem or conflict of interest with regard to this manuscript.
(APAマニュアルにのってるように、
We followed APA ethical standards in the conduct of the study and all the participants in this study provided informed consent prior to joining the experiment. The procedure of the experiment adhered to Japanese legal requirements.
ぐらいていねいに書いたほうがいいかもしれん。そこはおこのみで)
Financial support for this study was provided byどこそこ(かけんひつかえるひとはちゃんとかけんひ番号もかかなあかんぽい)
(APAマニュアルに書いてあることをこぴぺするなら、
I will be serving as the corresponding author for this manuscript. All the authors have read the manuscript and have approved its submission. I have assumed responsibility for keeping my co-author informed of our progress throughout the editorial review process, the content of the reviews, and any revisions made. I understand that, if accepted for publication, a certification of authorship form will be required that my co-author will sign.
でもこれいらん可能性もわりとある)
Thank you for considering our manuscript.
Yours sincerely,
自分の名前
ーーーーーーー
だいたいこんなもんか。
まあ、さらっと流した「論文の説明とかアピール」が一番しんどいものな。
まあだいたいでいいや。だいたいで。
*****追記*****
前回は説明をつけてたけど、今回タイトルである「完全にかっこいい」の部分を説明してないので、ひょっとしてこれわたしが自信満々に書いてるように見えるんじゃないの?ということに気づいて今更あせってしまったり。
…あの、これ、だいぶ不十分ですよ。
「完全にかっこいい」というのは、「理想を追い求めたい、でも理想のものなんて存在しないのはわかっているという諦観はある、手元にあるものが理想とほど遠いこともわかっている、でも理想を追い求めちゃう」というような意味ですので。
「なんじゃその用法は」と思ったひとは、「完全にかっこいいカメラバッグ」で検索してみればこの用法に納得がいくかと思います。
いつか手に入れてみたいよなあ、完全にかっこいいカメラかばんと完全にかっこいいカバーレター。
************
まずぱっと目に付くだけのカバーレターサンプルを手に入れる。
http://www.jinrui.ib.k.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/wiki/wiki.cgi/letters?page=%A5%AB%A5%D0%A1%BC%A5%EC%A5%BF%A1%BC
http://mclcorp.s90.xrea.com/
http://blog.goo.ne.jp/paper-submit/e/efb7564df28a5662706c174e98dcc140
http://blog.goo.ne.jp/paper-submit/e/c64286ca07af24d70f249f670a404d22
http://ronbun.jp/cover/index.html
http://httrksk.blogspot.jp/2010/10/blog-post_12.html
http://pnp.forte-science.co.jp/module.cfm?mid=3&aid=77098C88FCD4A9
その他Tips的なもの
http://www.enago.jp/blog/%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AE%E9%95%B7%E3%81%95%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/
http://www.k-mec.jp/Hiketsu.html
http://dmed.co.jp/support/response_to_reviewers/
宛名はちゃんとEditorの代表者(なんか雑誌によって表現が違う)にしとく。
名前につけるtitle (Dr.なのかProfessorなのか)はどうするか微妙に迷うけど、名前ぐぐったらたいがいのひとは役職も判明するので保険として調べておく。
まあたいがいEditorになれるようなひとはProfessorなのでたいがいはProfessor宛に書く。
しかしEditorすら選べたりして誰宛にしていいのか本気でわからなくなる場合もある。
そのときはもうあきらめてDear Editorで書く。
APAマニュアルのカバーレターサンプルは
「I am enclosing a submission~」
で始まってるけど、これは封筒に原稿を入れて郵送してた時代の表現なので、これに代わる表現は何がいいのか悩んでいた。
サンプルいくつか見る限りでは、結局
「Please find our manuscript~」
的な表現が鉄板っぽい。
オンライン投稿がメインの今(オンライン投稿なのにカバーレターが要求されるのがそもそもめんどくさいよね!)、findもへったくれもないのではないかと思うのだが、まあ他にいい表現がないのでとりあえず出だしはこれを採用する。
あとの中身は、「絶対に」投稿雑誌のInstructionsに従うこと。
結構雑誌によって要求されてること違うみたいやし。
とりあえずわからんかったらAPAのを丸写しにする。
まあAPAならみんな知ってるだろうしいいか、というぶん投げ感。
と、いうことで心理用カバーレターのテンプレ的なものを改めて作り直してみる。
いやこれも不完全ですけどね。
「完全にかっこいいカバーレター」にたどりつくには、不完全なカバーレターを踏み台にしていくしかないのだ…
と言い訳しておく。
まあ自分用めもですから。あくまで自分用。
ーーーーーーー
Dear Professor (エディターの名前),
(あるいはDear Editor,)
Please find attached our manuscript entitled "(タイトル)" which we would like to be considered for publication in (雑誌名) as (記事の区分).
In the current study 論文の説明とかアピール
Some of the data from this paper were previously presented at 発表した学会の名前や日時、場所
There is no ethical problem or conflict of interest with regard to this manuscript.
(APAマニュアルにのってるように、
We followed APA ethical standards in the conduct of the study and all the participants in this study provided informed consent prior to joining the experiment. The procedure of the experiment adhered to Japanese legal requirements.
ぐらいていねいに書いたほうがいいかもしれん。そこはおこのみで)
Financial support for this study was provided byどこそこ(かけんひつかえるひとはちゃんとかけんひ番号もかかなあかんぽい)
(APAマニュアルに書いてあることをこぴぺするなら、
I will be serving as the corresponding author for this manuscript. All the authors have read the manuscript and have approved its submission. I have assumed responsibility for keeping my co-author informed of our progress throughout the editorial review process, the content of the reviews, and any revisions made. I understand that, if accepted for publication, a certification of authorship form will be required that my co-author will sign.
でもこれいらん可能性もわりとある)
Thank you for considering our manuscript.
Yours sincerely,
自分の名前
ーーーーーーー
だいたいこんなもんか。
まあ、さらっと流した「論文の説明とかアピール」が一番しんどいものな。
まあだいたいでいいや。だいたいで。
*****追記*****
前回は説明をつけてたけど、今回タイトルである「完全にかっこいい」の部分を説明してないので、ひょっとしてこれわたしが自信満々に書いてるように見えるんじゃないの?ということに気づいて今更あせってしまったり。
…あの、これ、だいぶ不十分ですよ。
「完全にかっこいい」というのは、「理想を追い求めたい、でも理想のものなんて存在しないのはわかっているという諦観はある、手元にあるものが理想とほど遠いこともわかっている、でも理想を追い求めちゃう」というような意味ですので。
「なんじゃその用法は」と思ったひとは、「完全にかっこいいカメラバッグ」で検索してみればこの用法に納得がいくかと思います。
いつか手に入れてみたいよなあ、完全にかっこいいカメラかばんと完全にかっこいいカバーレター。
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図(とおおざっぱな内容)しか覚えていない論文がどうしても読みたくなって、でもそんな体たらくでは文字検索に頼れないのでもう人力で文献フォルダひっくりかえして探してたら、「あ、これおもしろいっぽいじっくり読みたい」という論文が出てきたのでそれをめも。
過去のろんぶんめもともしかぶりがあってもきにしない。
あと今忙しいのでPubMedリンクとか貼らない。
Quantitative modeling of the neural representation of objects: How semantic feature norms can account for fMRI activation
Chang, Mitchell & Just NeuroImage 56 (2011) 716–727
あれこれ前読んだ気がする。
Feature Normsをdecodingにかけたってやつ
Cue dynamics underlying rapid detection of animals in natural scenes
Elder & Velisavljević JournalofVision (2009)9(7):7,1–20
Rapid scene categorizationが形・テクスチャ・輝度・色のうちどれを手がかりにしてるか
どうぶつはやっぱ形じゃね?色とか輝度とかはイラネ
(色なしでCategorizationできるってのは他でも言われてたと思う)
What can saliency models predict about eye movements? Spatial and sequential aspects of fixations during encoding and recognition
Foulsham & Underwood Journal of Vision (2008)8(2):6,1–17
Saliencyは再認に影響するか?
眼球運動とってる
Scrambled eyes? Disrupting scene structure impedes focal processing and increases bottom-up guidance
Foulsham, Alan & Kingstone 2011 Atten Percept Psychophys
シーン画像をスクランブルしたら視覚探索も記憶もパフォーマンス低下するというのを眼球運動とってじっくり
Ultra-Rapid Categorization of Fourier-Spectrum Equalized Natural Images: Macaques and Humans Perform Similarly.
Girard Koenig-Robert (2011) PLoS ONE 6(2):e16453. doi:10.1371/journal.pone.0016453
サルもRapid Categorizationする
Where Do Objects Become Scenes?
Kim & Biederman 2011 Cerbral Cortex
あのBiedermanが著者に入ってる!
オブジェクトとシーンはどう違うのか?という話。
確かに気になる・・・けど操作してるのはオブジェクト同士の距離かよ。
いやまあそれも大事だけど。うん。
ちゃんと読んでから考える。
Oculomotor capture during real-world scene viewing depends on cognitive load
Matsukura, Brockmole, Boot & Henderson Vision Research 51 (2011) 546–552
めんどくさいことすると眼球運動もめんどくさいという話(ひどい超訳)
Ignoring the Elephant in the Room: A Neural Circuit to Down regulate Salience
Mevorach, Hodsoll, Allen, Shalev, and Humphreys The Journal of Neuroscience, 28,2010 30(17):6072–6079
Saliencyの高いものを抑制するときの神経基盤。
タイトルで笑った。
自分の部屋で想像したらそりゃうざいわ。
Creating false memories for visual scenes
Miller and Gazzaniga 1997 Neuropsychologia
き○ーピー3分間虚偽記憶の作り方。
今日はあのGazzaniga先生にお越しいただきました。
というノリで読んでみたい論文。
内容的にはDRMパラダイムを画像でやろうぜ!ってことっぽい気がする。
TMS to the Lateral Occipital Cortex Disrupts Object Processing but Facilitates Scene Processing
Mullin & Steeves Journal of Cognitive Neuroscience 2011
オブジェクトとシーンは何が違うんだ研究の流れか。
タイトルがまんま中身を表してくれててわかりやすいですね。
こんなにぱっきり方向性がわかれるTMSならたしかにおもしろい。
ERP evidence for context congruity effects during simultaneous object–scene processing.
Mudrik, Lamy & Deouell Neuropsychologia (2009)
へんな場面ってやつのERP
The effect of non-visual working memory load on top-down modulation of visual processing
Rissman, Gazzaleya, D'Esposito Neuropsychogia 2009
ワーキングメモリモデル的にはモダリティの違う情報処理ってそんなに負荷にならんって話やったけどそうでもないかもよということか。
What line drawings reveal about the visual brain.
Sayim and Cavanagh (2011) Front.Hum.Neurosci. 5:118.
線画研究まとめ。
Neural structures and mechanisms involved in scene recognition: A review and interpretation
Sewards Neuropsychologia 2011
scene recognitionのreview
Orienting Attention Based on Long-Term Memory Experience
Summerfield, Lepsien, Gitelman, Mesulam and Nobre 2006 Neuron 49,905–916
シーンにおける注意とLTM
Natural Scene Categories Revealed in Distributed Patterns of Activity in the Human Brain
Walther, Caddigan, Li Fei-Fei, and Beck The Journal of Neuroscience,26,2009 • 29(34):10573–10581
Rapid scene categorizationをPPAとかでデコーディングする話
Color aids late but not early stages of rapid natural scene recognition.
Yao & Einhäuser(2008). Journal of Vision, 8(16):12,1–13
Rapid scene categorizationで色情報がやくにたつのはわりとおそいらしい
Bayesian Reconstruction of Natural Images from Human Brain Activity
Naselaris, Prenger, Kay, Oliver and Gallant Neuron 2009
初期視覚野+視覚経路の前のほう+画像のもつ意味情報でデコーディング
前情報あるのってどうなん?
Simple line drawings suffice for functional MRI decoding of natural scene categories
Walther, Chai, Caddigan, Beck and LiFei-Fei 2011 PNAS
線画のデコーディング
で、ここまで探しても目当ての論文が見つからないという悲劇。
どこいったんだ?
てゆかどこで見たんだ自分?
まさか、夢で見たとかじゃないよな。
まさかな。
過去のろんぶんめもともしかぶりがあってもきにしない。
あと今忙しいのでPubMedリンクとか貼らない。
Quantitative modeling of the neural representation of objects: How semantic feature norms can account for fMRI activation
Chang, Mitchell & Just NeuroImage 56 (2011) 716–727
あれこれ前読んだ気がする。
Feature Normsをdecodingにかけたってやつ
Cue dynamics underlying rapid detection of animals in natural scenes
Elder & Velisavljević JournalofVision (2009)9(7):7,1–20
Rapid scene categorizationが形・テクスチャ・輝度・色のうちどれを手がかりにしてるか
どうぶつはやっぱ形じゃね?色とか輝度とかはイラネ
(色なしでCategorizationできるってのは他でも言われてたと思う)
What can saliency models predict about eye movements? Spatial and sequential aspects of fixations during encoding and recognition
Foulsham & Underwood Journal of Vision (2008)8(2):6,1–17
Saliencyは再認に影響するか?
眼球運動とってる
Scrambled eyes? Disrupting scene structure impedes focal processing and increases bottom-up guidance
Foulsham, Alan & Kingstone 2011 Atten Percept Psychophys
シーン画像をスクランブルしたら視覚探索も記憶もパフォーマンス低下するというのを眼球運動とってじっくり
Ultra-Rapid Categorization of Fourier-Spectrum Equalized Natural Images: Macaques and Humans Perform Similarly.
Girard Koenig-Robert (2011) PLoS ONE 6(2):e16453. doi:10.1371/journal.pone.0016453
サルもRapid Categorizationする
Where Do Objects Become Scenes?
Kim & Biederman 2011 Cerbral Cortex
あのBiedermanが著者に入ってる!
オブジェクトとシーンはどう違うのか?という話。
確かに気になる・・・けど操作してるのはオブジェクト同士の距離かよ。
いやまあそれも大事だけど。うん。
ちゃんと読んでから考える。
Oculomotor capture during real-world scene viewing depends on cognitive load
Matsukura, Brockmole, Boot & Henderson Vision Research 51 (2011) 546–552
めんどくさいことすると眼球運動もめんどくさいという話(ひどい超訳)
Ignoring the Elephant in the Room: A Neural Circuit to Down regulate Salience
Mevorach, Hodsoll, Allen, Shalev, and Humphreys The Journal of Neuroscience, 28,2010 30(17):6072–6079
Saliencyの高いものを抑制するときの神経基盤。
タイトルで笑った。
自分の部屋で想像したらそりゃうざいわ。
Creating false memories for visual scenes
Miller and Gazzaniga 1997 Neuropsychologia
き○ーピー3分間虚偽記憶の作り方。
今日はあのGazzaniga先生にお越しいただきました。
というノリで読んでみたい論文。
内容的にはDRMパラダイムを画像でやろうぜ!ってことっぽい気がする。
TMS to the Lateral Occipital Cortex Disrupts Object Processing but Facilitates Scene Processing
Mullin & Steeves Journal of Cognitive Neuroscience 2011
オブジェクトとシーンは何が違うんだ研究の流れか。
タイトルがまんま中身を表してくれててわかりやすいですね。
こんなにぱっきり方向性がわかれるTMSならたしかにおもしろい。
ERP evidence for context congruity effects during simultaneous object–scene processing.
Mudrik, Lamy & Deouell Neuropsychologia (2009)
へんな場面ってやつのERP
The effect of non-visual working memory load on top-down modulation of visual processing
Rissman, Gazzaleya, D'Esposito Neuropsychogia 2009
ワーキングメモリモデル的にはモダリティの違う情報処理ってそんなに負荷にならんって話やったけどそうでもないかもよということか。
What line drawings reveal about the visual brain.
Sayim and Cavanagh (2011) Front.Hum.Neurosci. 5:118.
線画研究まとめ。
Neural structures and mechanisms involved in scene recognition: A review and interpretation
Sewards Neuropsychologia 2011
scene recognitionのreview
Orienting Attention Based on Long-Term Memory Experience
Summerfield, Lepsien, Gitelman, Mesulam and Nobre 2006 Neuron 49,905–916
シーンにおける注意とLTM
Natural Scene Categories Revealed in Distributed Patterns of Activity in the Human Brain
Walther, Caddigan, Li Fei-Fei, and Beck The Journal of Neuroscience,26,2009 • 29(34):10573–10581
Rapid scene categorizationをPPAとかでデコーディングする話
Color aids late but not early stages of rapid natural scene recognition.
Yao & Einhäuser(2008). Journal of Vision, 8(16):12,1–13
Rapid scene categorizationで色情報がやくにたつのはわりとおそいらしい
Bayesian Reconstruction of Natural Images from Human Brain Activity
Naselaris, Prenger, Kay, Oliver and Gallant Neuron 2009
初期視覚野+視覚経路の前のほう+画像のもつ意味情報でデコーディング
前情報あるのってどうなん?
Simple line drawings suffice for functional MRI decoding of natural scene categories
Walther, Chai, Caddigan, Beck and LiFei-Fei 2011 PNAS
線画のデコーディング
で、ここまで探しても目当ての論文が見つからないという悲劇。
どこいったんだ?
てゆかどこで見たんだ自分?
まさか、夢で見たとかじゃないよな。
まさかな。
というわけでやじうまその2です。
その2は、ミラーニューロンで有名なRizzolattiで。
ミラーニューロンの鏑矢となった論文が1992年出版だそうで、この20年をざっとふりかえったりふりかえらなかったりします。
ウィキペディアみるとウクライナ生まれだったんですね。
http://en.wikipedia.org/wiki/Giacomo_Rizzolatti
見たかんじでは「お茶ノ水博士(アトムの博士)みたい」とわたしは思いました。
会場では「ジャムおじさんみたい」って言ってるひとがいました。
まあそういうことです。
ミラーニューロンにたどりつく前に、1981年の論文があって、
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/7248054
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/7248055
まあ視覚と体性感覚と両方に反応するニューロンがあるよねーという話。
あとFree viewingでの話がたぶんこれ
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/3416965
まあこういうのがあってミラーニューロンに至るわけですね。
で、問題のミラーニューロン事始な論文は
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/1301372
だろうか?
頭頂やpremotorのあたりでviewing graspingとgraspingに共通して発火するニューロンがあったよ、的な話。
で、いろんな方向にミラーニューロン研究が展開していくわけですが、ターゲットとなる領域は基本的にマカクのF5(ときどきF1)のようです。
んでいろんな研究を紹介していく。
○ペンチ的な道具をつかう話
論文はhttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/7571012か?
サルがペンチっぽい道具でえさをつまんで食べるときのニューロン発火記録の話。
ペンチってふつう握り締めると開くよね。だから「手握ってペンチ開く→手を開いてペンチ閉める」という動作でえさをつまむ。
これと逆のペンチ的道具、つまり握り締めると閉まる道具を与えると、「手開いてペンチ開く→手握ってペンチ閉める」という動作でえさをつまむことになる。
だけど両方で似たような発火が見られた。
こまい動作じゃなくて、「えさをつかんで食べる」というgeneral (?) な動作を表象しているのではないかな。という話。
○'motor schema'みたいなもんがあるのではという話
サルに動作を見せてミラーニューロン発火記録。
見せるのは、りんごをつかむ動作/空をつかむ動作(つかむオブジェクトが存在しないけどりんごをつかむのと同様の動作をする)/りんごを途中で隠しながらりんごつかむ動作/空を途中で隠しながら空をつかむ動作、の4種類。
隠してると実際りんごつかんでるかどうかは見えないのだけど、それでもりんごをつかむ動作と隠されたりんごをつかむ動作のときにミラーニューロンは発火し、空をつかむ動作では発火しなかった。
単なる手の動きを表象しているのではなく、「物をつかむ」というスキーマみたいなものを表象しているんじゃね?という話。
他に、動作のようす・音・ようす+音・対象を隠した動作で共通して発火がみられるという研究も。
例)紙をびりびりするようすとか音とか
モダリティ普遍的なスキーマを表象してるのでは。
○「近くのものをつかむ」と「遠くのものをつかむ」話
なんか該当論文がどれだったかわからんくなった。
(さる)(ものA) (ものB) (ひと)
みたいな配置したとき、「さるがAをつかむ」と「ひとがBをつかむ」がおんなじような発火で、「さるがAをつかむ」と「ひとがAをつかむ」っていうのは違った、というような話だったような(よくわからなかった)。
絶対的な「Aをつかむ」っていう表象じゃなくて、「自分に近いものをつかむ」という表象なんじゃね、ということだろう。
○動作の「目的」も表象されてるという話
りんごとかを「食べるためにつかむ」のと、「動かすためにつかむ」のとで違う発火パタンだったよと。
動作はいっしょなんだけど、口にもってくor肩かなんかに置く、で動作の目標が違うとパタンが異なったという話。
あと、顔とかtactile mapみたいなんあるけど、直接くっつけなくても反応するしimagenary tactile mapみたいなんがあるねーとかそんなん
○http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22647599
の話
感情(話にあがったのはdisgust)のミラーニューロンもあるよー。ってさ。
感情のミラーニューロンはinsulaで見出されたそうな。
○ヒトEEGで、ポットを「動かすためにつかむ」のと「お茶とか注ぐためにつかむ」刺激をapparent motionで提示したら(どこのかはめもしそこねた)320~340msくらいにピークきた。動きない画像だけなら140~160msにピークあったのにとかそんなん
○ミラーニューロン系fMRIのメタ分析もしたらしい
○自閉症と動作模倣
とかも最近のトピックにはある
ちょっといろいろあって最後のほうぐだりぐだり。
ミラーニューロンとかそういう話はヒト研究のほうで盛り上がってしまってたけど、Rizzolatti本人はあくまでサルでの研究がメインなんだなーというか、サル研究の話はがっつりしてたけどヒト研究の話はそこまで力点ないっぽいかんじだった。
まあなんにせよやじうまできたのでまんぞく。
その2は、ミラーニューロンで有名なRizzolattiで。
ミラーニューロンの鏑矢となった論文が1992年出版だそうで、この20年をざっとふりかえったりふりかえらなかったりします。
ウィキペディアみるとウクライナ生まれだったんですね。
http://en.wikipedia.org/wiki/Giacomo_Rizzolatti
見たかんじでは「お茶ノ水博士(アトムの博士)みたい」とわたしは思いました。
会場では「ジャムおじさんみたい」って言ってるひとがいました。
まあそういうことです。
ミラーニューロンにたどりつく前に、1981年の論文があって、
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/7248054
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/7248055
まあ視覚と体性感覚と両方に反応するニューロンがあるよねーという話。
あとFree viewingでの話がたぶんこれ
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/3416965
まあこういうのがあってミラーニューロンに至るわけですね。
で、問題のミラーニューロン事始な論文は
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/1301372
だろうか?
頭頂やpremotorのあたりでviewing graspingとgraspingに共通して発火するニューロンがあったよ、的な話。
で、いろんな方向にミラーニューロン研究が展開していくわけですが、ターゲットとなる領域は基本的にマカクのF5(ときどきF1)のようです。
んでいろんな研究を紹介していく。
○ペンチ的な道具をつかう話
論文はhttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/7571012か?
サルがペンチっぽい道具でえさをつまんで食べるときのニューロン発火記録の話。
ペンチってふつう握り締めると開くよね。だから「手握ってペンチ開く→手を開いてペンチ閉める」という動作でえさをつまむ。
これと逆のペンチ的道具、つまり握り締めると閉まる道具を与えると、「手開いてペンチ開く→手握ってペンチ閉める」という動作でえさをつまむことになる。
だけど両方で似たような発火が見られた。
こまい動作じゃなくて、「えさをつかんで食べる」というgeneral (?) な動作を表象しているのではないかな。という話。
○'motor schema'みたいなもんがあるのではという話
サルに動作を見せてミラーニューロン発火記録。
見せるのは、りんごをつかむ動作/空をつかむ動作(つかむオブジェクトが存在しないけどりんごをつかむのと同様の動作をする)/りんごを途中で隠しながらりんごつかむ動作/空を途中で隠しながら空をつかむ動作、の4種類。
隠してると実際りんごつかんでるかどうかは見えないのだけど、それでもりんごをつかむ動作と隠されたりんごをつかむ動作のときにミラーニューロンは発火し、空をつかむ動作では発火しなかった。
単なる手の動きを表象しているのではなく、「物をつかむ」というスキーマみたいなものを表象しているんじゃね?という話。
他に、動作のようす・音・ようす+音・対象を隠した動作で共通して発火がみられるという研究も。
例)紙をびりびりするようすとか音とか
モダリティ普遍的なスキーマを表象してるのでは。
○「近くのものをつかむ」と「遠くのものをつかむ」話
なんか該当論文がどれだったかわからんくなった。
(さる)(ものA) (ものB) (ひと)
みたいな配置したとき、「さるがAをつかむ」と「ひとがBをつかむ」がおんなじような発火で、「さるがAをつかむ」と「ひとがAをつかむ」っていうのは違った、というような話だったような(よくわからなかった)。
絶対的な「Aをつかむ」っていう表象じゃなくて、「自分に近いものをつかむ」という表象なんじゃね、ということだろう。
○動作の「目的」も表象されてるという話
りんごとかを「食べるためにつかむ」のと、「動かすためにつかむ」のとで違う発火パタンだったよと。
動作はいっしょなんだけど、口にもってくor肩かなんかに置く、で動作の目標が違うとパタンが異なったという話。
あと、顔とかtactile mapみたいなんあるけど、直接くっつけなくても反応するしimagenary tactile mapみたいなんがあるねーとかそんなん
○http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22647599
の話
感情(話にあがったのはdisgust)のミラーニューロンもあるよー。ってさ。
感情のミラーニューロンはinsulaで見出されたそうな。
○ヒトEEGで、ポットを「動かすためにつかむ」のと「お茶とか注ぐためにつかむ」刺激をapparent motionで提示したら(どこのかはめもしそこねた)320~340msくらいにピークきた。動きない画像だけなら140~160msにピークあったのにとかそんなん
○ミラーニューロン系fMRIのメタ分析もしたらしい
○自閉症と動作模倣
とかも最近のトピックにはある
ちょっといろいろあって最後のほうぐだりぐだり。
ミラーニューロンとかそういう話はヒト研究のほうで盛り上がってしまってたけど、Rizzolatti本人はあくまでサルでの研究がメインなんだなーというか、サル研究の話はがっつりしてたけどヒト研究の話はそこまで力点ないっぽいかんじだった。
まあなんにせよやじうまできたのでまんぞく。
今年の学会は有名人が複数きててすごかったなー。
とはいえ自分の今までの仕事をざっくり紹介するだけだったので、若干物足りなさがあったのも事実。
というわけで今年やじうましてきたのまとめ。
まずはPascual-Leoneから。
心理屋さんにとってはTMS大御所のイメージがある(というか不勉強なのでそれしかない)。
英語ウィキペディアもあるのね。
http://en.wikipedia.org/wiki/Alvaro_Pascual-Leone
学会では自分の仕事をいくつかざーと紹介されました。
わたしのしょぼ耳&不勉強っぷりで間違って聞いてることもあるかもしれないが、わたしなりに整理してめもっておく。
○http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/7500130の話
ピアノの練習したら(1週間くらいって言ってたけど、今アブストみたら5日って書いてあった)指の運動に対応してる脳の領域がでかくなるそうな。
(ちなみにこの効果はイメージの中だけで練習しても見られるそうな)
でもピアニストはそんなにでかい領域になってないらしい。
んで、ピアノ練習やめたら対応領域縮んで、練習再開したらまた領域ひろくなって・・・を繰り返すと、練習再開したときのでかくなり方がだんだん小さくなる(つまりそんなにでかくならなくなってく)そうな。
ピアニストだって対応領域でかくないし、これは「熟達していってる」ということなのだろう。
○http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16022601の話
「可塑性」というのは、「dynamic change of connection」と「establishment of new connection」である、という話。
日本語にするとどうなるんだろう?「神経結合の動的(変化の余地を残した)変化」と「新しい結合の確立」???
なんか違和感ありまくり。にほんごむずかしいな
○グラスゴーでrTMS&EEG開発したという話
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18533272
とか
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22429242
の話らしい。
さっきの話みたいな練習による変化を調べる研究で、練習前後にTMS&EEGしたら、練習後にLTDみたいなかんじの波がみられたそうな。
(この研究についての論文はめもりそこねた)
また、memantineというNMDAレセプターを阻害する薬をつかうと可塑性が低くなるそうな。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17573373
○自閉症では'hyper-plasticity'的という話
なんかめもった論文情報と検索して出てくる論文情報とが食い違うんだがたぶんこれ↓
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21248685
または
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21423512
なんかtheta-burst stimulationとか言ってたし。
TMSでtheta-burst stimulationというやつをすると、健常者でも可塑性高い状態になるのだけども、自閉症(論文ではX染色体の異常と絡められてるみたいだけど学会でそんな話してたっけ?聞き逃しただけかもしらんが記憶にない)ではさらに可塑性高い状態になるらしい。
学習は速く成立するんだけど、忘れるのもさらに速くなるそうな。
同様に、統合失調症でも'hyper-plasticity'がみられるそうな。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21571254
あと高齢化では可塑性下がる。
食事とか運動とかいろんな要因でさらに下がる。
前頭とか頭頂らへんで顕著っぽい。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21519394
や
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21842407
○resting-state MRIとTMSの話
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22160708
TMSうつ前後にresting-state MRIとって比較。
20Hzうっても1Hzうっても似たようなネットワークが見られたそうな。
IPLとmPFC (medialだったかmiddleだったかめもしていない自分はあほだと思う)に抑制的な結合があったらしい。
1Hzだと抑制か促進かはわりと個人差っぽかったけど、20Hzだとだいたい抑制か変化なしだったそうな。
○http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21676037の話
自閉症(論文タイトルみたらアスペルガーって書いてるがな)の成人にPicture naming課題で
左BA45(三角部)にTMS→RT短くなる
左BA44(弁蓋部)にTMS→RT長くなる
○アルツハイマー症患者にtheta-burstした話
めもがぐだぐだすぎて解読不能。
○うつ病患者にTMSうつ話
まだ効果的な領域探し続けてるみたいね。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22658708
のresting-state MRIでターゲットにする領域をさがすというのはほうほうと思いました。
だいたいこんなかんじ。
Pascual-Leone本人は颯爽としてて思ったより若かったです(大御所=お年寄りという思い込みがある)。
しょうもない質問にもていねいに答えていらっしゃったようだ。
やじうまやじうま。
とはいえ自分の今までの仕事をざっくり紹介するだけだったので、若干物足りなさがあったのも事実。
というわけで今年やじうましてきたのまとめ。
まずはPascual-Leoneから。
心理屋さんにとってはTMS大御所のイメージがある(というか不勉強なのでそれしかない)。
英語ウィキペディアもあるのね。
http://en.wikipedia.org/wiki/Alvaro_Pascual-Leone
学会では自分の仕事をいくつかざーと紹介されました。
わたしのしょぼ耳&不勉強っぷりで間違って聞いてることもあるかもしれないが、わたしなりに整理してめもっておく。
○http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/7500130の話
ピアノの練習したら(1週間くらいって言ってたけど、今アブストみたら5日って書いてあった)指の運動に対応してる脳の領域がでかくなるそうな。
(ちなみにこの効果はイメージの中だけで練習しても見られるそうな)
でもピアニストはそんなにでかい領域になってないらしい。
んで、ピアノ練習やめたら対応領域縮んで、練習再開したらまた領域ひろくなって・・・を繰り返すと、練習再開したときのでかくなり方がだんだん小さくなる(つまりそんなにでかくならなくなってく)そうな。
ピアニストだって対応領域でかくないし、これは「熟達していってる」ということなのだろう。
○http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16022601の話
「可塑性」というのは、「dynamic change of connection」と「establishment of new connection」である、という話。
日本語にするとどうなるんだろう?「神経結合の動的(変化の余地を残した)変化」と「新しい結合の確立」???
なんか違和感ありまくり。にほんごむずかしいな
○グラスゴーでrTMS&EEG開発したという話
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18533272
とか
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22429242
の話らしい。
さっきの話みたいな練習による変化を調べる研究で、練習前後にTMS&EEGしたら、練習後にLTDみたいなかんじの波がみられたそうな。
(この研究についての論文はめもりそこねた)
また、memantineというNMDAレセプターを阻害する薬をつかうと可塑性が低くなるそうな。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17573373
○自閉症では'hyper-plasticity'的という話
なんかめもった論文情報と検索して出てくる論文情報とが食い違うんだがたぶんこれ↓
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21248685
または
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21423512
なんかtheta-burst stimulationとか言ってたし。
TMSでtheta-burst stimulationというやつをすると、健常者でも可塑性高い状態になるのだけども、自閉症(論文ではX染色体の異常と絡められてるみたいだけど学会でそんな話してたっけ?聞き逃しただけかもしらんが記憶にない)ではさらに可塑性高い状態になるらしい。
学習は速く成立するんだけど、忘れるのもさらに速くなるそうな。
同様に、統合失調症でも'hyper-plasticity'がみられるそうな。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21571254
あと高齢化では可塑性下がる。
食事とか運動とかいろんな要因でさらに下がる。
前頭とか頭頂らへんで顕著っぽい。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21519394
や
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21842407
○resting-state MRIとTMSの話
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22160708
TMSうつ前後にresting-state MRIとって比較。
20Hzうっても1Hzうっても似たようなネットワークが見られたそうな。
IPLとmPFC (medialだったかmiddleだったかめもしていない自分はあほだと思う)に抑制的な結合があったらしい。
1Hzだと抑制か促進かはわりと個人差っぽかったけど、20Hzだとだいたい抑制か変化なしだったそうな。
○http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21676037の話
自閉症(論文タイトルみたらアスペルガーって書いてるがな)の成人にPicture naming課題で
左BA45(三角部)にTMS→RT短くなる
左BA44(弁蓋部)にTMS→RT長くなる
○アルツハイマー症患者にtheta-burstした話
めもがぐだぐだすぎて解読不能。
○うつ病患者にTMSうつ話
まだ効果的な領域探し続けてるみたいね。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22658708
のresting-state MRIでターゲットにする領域をさがすというのはほうほうと思いました。
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がっつり:論文や研究関連をがっつり。
びっくり:科学ニュースでびっくり。
まったり:空想科学などでまったり。
ばっかり:デザイン系自己満足ばっかり。
ほっこり:お茶を嗜んでほっこり。
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小林秀雄
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