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めもめも ...〆(。_。)

認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。

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自分だけが得をするシリーズ、配列編。
コマンドプロンプトでは基本的に配列っぽいのは扱ってないらしいので省略。

まずは基本の長さ取得から。

Pythonの場合は配列っぽいものが3種類あるので注意。
リスト:厳密には配列ではないらしい、いろいろなものが入る、[ ]で書く
タプル:リストと似ているが生成後は変更できない(このことを「イミュータブル」というらしい)、( )で書く
array:同じ型の変数のみ、import numpyが必要、([ ])で書く
ndarrayというやつにしたら多次元配列がつかえる


で、配列の長さを取得するには
Pythonで
len(配列)

MATLABで
length(配列)

Rも
length(配列)

VBA
UBound(配列)

手が空いたときに結合とか追加とかやる。
たぶん。
なんかプログラムつくろうとするたんびに「こいつカレントディレクトリの確認どうするんやっけ」ってなる。ほぼ毎回。
ぐぐらずてきとうするとたいがいエラーをはく。だいたいRのやり方をMATLABでやろうとするとかそういうパターンで失敗する。
なので次回また忘れている自分のためにめも。
いちいち言語ごとにぐぐるのしゃくなので、自分がつかう言語でまとめ。
あとパスの囲み方・区切り方も混乱するから書いておくね。
\と¥は環境によって表示がかわるので、本来なら半角だけどめもぶろぐ上で両方を表示させるために全角で書くので注意。
実際に書くときは半角でね。あたりまえだけど。


***
PsychopyはPythonベースなのでPythonのやりかたがひつよう。
Psychopy/Pythonでは
まず
import os
を書いたうえで
os.getcwd()
でカレントディレクトリのパスを取得できるのでそれをprint
os.chdir('パス')
で移動
(区切りは / でも¥でもいける。すげえ)

***
MATLABで
cd
でコマンドにカレントディレクトリのパス表示
pwd
でansにパスを入れて返す
cd '絶対パス'
cd \相対パス
で移動
(区切りは\ ¥)

***
Rで
getwd()
で表示
setwd("絶対パス")
で移動
(区切りは / )
***
コマンドプロンプトで
cd
だけで表示
cd /D E:
でドライブ変更
cd パス
で移動
(区切りは \ ¥)
***
VBAで
CurDir()
で現在のを取得
CurDir "パス"
(区切りは \ ¥)



自分だけにすごいべんり。
まあこのめもぶろぐはそういう主旨のものだからね。
結局Psychopyを書くことになる。
もはやVBはWin7ですら動作がおぼつかないような気がする。
Runtimeのせいかもしれない。
Win8ではやや厳しい。
まだVBで生き延びてる同期マジすげえ。

BuilderとCoderとあるけど、Builderはちょっと条件分岐いろいろつけようとおもうとめんどくさいしGlobalに変数に入った値を持ち運ぶやりかたがよくわからなかったので、メインはCoderになる予定。
なんかを見てぽちっとボタン押すだけならBuilderでもいいっぽい。
あと結局は十河さ…十河先生を頼るのが一番よい。
なのでちゃんと勉強したい人は十河先生の本を買って読もう!

実際独学でCoder書こうとしてもなんかよくわからんかったところ、本を読んだらあっさりかけたので、Coderなら本最強。

このめもぶろぐでPsychopyのネタを扱うときは、本に載ってないことや最近出てきた問題を書くことにする。
Cognitive Neuroscience系で有名なジャーナルのひとつに、Cortexというのがあります。
https://www.journals.elsevier.com/cortex

ジャーナルの話をするときってだいたいIFとか掲載内容とか掲載基準とかそういうトピックになると思いますが、今回はもっとゆるゆるな楽しみ方をご紹介したいと思います。

……Cortexね、たまに表紙絵がすごいんですよ。
特に2016年は豊作。
電子ジャーナルだと表紙絵がごく小さくしか表示されないのがもどかしい。
どっかででかでかと見られないかなぁ。
とりあえず、ジャーナル公式の左上に表紙絵があるので、目を凝らして見てみてくださいよ。

とりあえず2016年の豊作っぷりをご紹介しましょう。

ガスマスクをつけた脳!
持ち運ばれる脳!
脳っぽい石庭!
脳メインディッシュ!

特に最後の脳ディッシュは衝撃的。なんでこんなの作ったの…

2017年はなりを潜めますが、2018年はやや復調します。
脳マッピン…グ…??
脳の中にこどもの顔?
顔になった脳…?

なんなんだCortexの表紙。
なんかセンスがすごいぞCorttexの表紙。
これからも、Cortexは表紙を楽しみながら論文を読みたい。
いろいろため込んでいたHDDがお亡くなりになりました。
ここのブログ関連でいえば、お茶ネタ用の画像が虚空に消えました。
いやカメラからの分はあるはずなんですけどね。整理とかしてない分がね。
あとブログ下書きとかね。


サルベージできた下書きで、そこそこ重要そうなものを書いておく。
前所属でやったNIRS実験のしかためも。

************

血流動態なので、イベントよりブロックが得意。
できればブロックの長さは20秒以上がいいといううわさ。
MRIのほうが力技(=すごい信号処理)でもうちょい短くてもなんとかする方法がツールとして配布されてたような気がするが、NIRSのほうはやってみる人口だいぶ少ないし、わたし自身が信号処理とかだめだめなのでとりあえずそのへんに関しては保留。

頭皮になんか設置するかんじは脳波測定に似ている。
脳波測定でつかう電極に相当するものはoptodeという。日本語でなんて訳すのかはしらないが、わたしはとりあえずプローブと呼ばれていたのを聞いたのでプローブと呼ぶ。
プローブは送光(T)と受光(R)があり、この2つの組み合わせで血流動態を測定する。
なので、送光プローブと受光プローブの間が測定できる場所(チャネル)になる。
チャネルがうまく自分の測定したい位置にくるようにプローブを置かなくてはならない。
とはいえ、脳波とおなじ置き方をするくらいなので空間解像度はお察し、「だいたいこんなかんじ」でもだいたいいいんじゃないかなーと思う。まあ脳波のひともあんまり部位についてとやかく言うイメージないし。
まあそうはいってもてきとうに置いててきとうに撮りました、では妥当性も信頼性もぐっだぐたなので、基本的に脳波の電極の置き方に準じる。
とはいってもわたしは脳波の実験したことないので最初はえらいとまどった。
脳波の本何冊か読んでみたり。
まあさくっとだいたいのところをつかむには
http://guides.lib.kyushu-u.ac.jp/content.php?pid=686338&sid=5708879
のサイトがわかりやすかった。
いわゆる10-20法というやつで電極をおく位置を決めるやりかたです。
ざっと解説しておく。

nasion:鼻根(鼻の付け根の一番へこんでいるところ)
inion:後頭部結節(うしろあたまのなんかぽこってなっているところ。最初は???だったが、5,6人分ほどうしろあたまをさわっているとだいたいぱっとわかるようになる)
の間の長さをはかり。
左右の耳介前点(耳の穴の斜め上前くらいにあるぽこっとしたとこ)の間の長さをはかり。
この両方のちょうど真ん中がCz。

で、そこからFpzとかOzとかを算出。
Fpzは、鼻根からCzにむかって鼻根ー後頭部結節の長さの10分の1のぼったところ。Czからなら0.4かけた長さ。
Ozはその10分の1を後頭部結節からCzにむかってのぼったところ。
T3・C3・C4・T4は左右の耳介前点間の長さを分割。
T3:Czから左に左右の耳介前点間の長さに0.4かけた長さ分おりる。
C3:Czから左に0.2かけた長さ分おりる。
C4:Czから右に0.2かけた長さ分おりる。
T4:Czから右に0.4かけた長さ分おりる。

その後左側のFpz-T3-Ozを通る外周の長さを測定。分割してFp1・F7・T5・O1とする。
Fp1:Fpzから外周0.1分の長さで後ろ
F7:Fpzから外周0.3分の長さで後ろ
O1:Ozから外周0.1分の長さで前
T5:Ozから外周0.3分の長さで前
また右側のFpz-T4-Ozを通る外周の長さを測定。分割してFp2・F8・T6・O2とする。
Fp2:Fpzから外周0.1分の長さで後ろ
F8:Fpzから外周0.3分の長さで後ろ
O2:Ozから外周0.1分の長さで前
T6:Ozから外周0.3分の長さで前

あとはだいたい、前にある部位と後ろにある部位の中間地点に置くことになる。
こまかいので省略。

拡張10-20法というのも最近はつかわれているようで、こっちも場所決めはまあふつうの10-20法とほぼ同じだが、新しく名前がついた位置があったり古いほうと位置の名称が違うので注意が必要。
まあ新しいのはいいとして名称がかわったのは
T3→T7
T4→T8
T5→P7
T6→P8
なのでとりあえずそこだけは注意。
参考にした本は「心理学のための事象関連電位ガイドブック


で、狙った位置にチャネルがくるよう祈りながらプローブの帽子なりバンドなりを装着。
髪の毛をわさわさかき分けてプローブをセット。
あとはNIRSの測定装置のほうで、ちゃんと測定できるか確認してから測定開始だ。
このへんはNIRSの機械によっていろいろあるだろうから省略。

あ、測定開始前にしておくことがあった。まあ測定後でもいいと思うけど。
MRI構造画像とか、なんかMNI座標を特定してくれるすごい機械とかが用意できない場合は、各実験参加者のプローブの装着状態を写真に撮っておくとよいそうな。
あとNIRS-SPMにかけようとおもうと、だいたいの頭の大きさからプローブの座標を推定する必要があるので、頭の縦横の大きさをはかっておいたほうがいい。
そんで楕円として近似して、基準となるところからプローブまでの距離を推定して座標を推定しないとNIRS-SPMにかけられないから注意。

測定が終わったら、測定装置である程度分析もできるらしいけど、いろいろいじることを考えたらデータをいらえる形に出力して解析用PCでこねくり回したほうがよいだろう。
とりあえずデータをもっていこう。


※このあとNIRS-SPMに挑むがやや挫折したため、てきとうなGLMでお茶を濁した。
いつか(いつ?)リベンジしたい。
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