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めもめも ...〆(。_。)

認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。

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まだ学部生で、興味が長期記憶にのみ向けられていた頃、記憶表象そのものが失われる「忘却」と、表象へのアクセスに失敗する「検索の失敗」は果たして行動上で(あるいは何かしらの神経科学的手段で?)区別ができるのだろうかと悩んで結論が出せないことがあった。

今おなじような悩みに直面している。
実行機能なんかを想定して、情報の操作を考えたときに、必要がなくなった情報を「消去」することと、情報を「抑制」することは果たしておなじことなのか、それとも違う現象をさすのか。
そしてそれは行動上で区別可能なのか。

そもそも、10年前から悩んでいることだけど、「抑制」ってなんだ?
「抑制」という単語はもはや専門用語ではなく一般名詞なのでは、と思うくらい、分野によってどころか人によって意味するところが違うようだ。
じゃあそのそれぞれの「抑制」には何かリンクがあるのか、それともただの同音異義語でしかないのか。

さっぱりわからない。
さっぱりわからないが、まあこれがさっぱりきっぱり答えられるならなんかの学会でシンポジウムなりキーノートなりやるよな。
もうしばらく考える必要がありそうだ。
もう2017年とかもはやドン引きしかない…
だとしてももがいていきます。もはや他にどうすることもできないのです。当分の間時空間には混乱がみられます。
それでも見守っていただけるのでしたら幸いです。
また/まだ、よろしく。
え?クリスマスをなかよし夫婦がどんなふうに過ごすかだって?
さぞやロマンチックに違いない?
そうだね…

今年のクリスマスはまあAVGN風にいえばクソスマスでした。
なぜかって?
配偶者の要望だよ!
わーおロマンチックだね!!

というわけでクリスマス休暇に見た映画の紹介がこのめもだ。
クソまみれがいやな人は逃げるように。
(注:今回の「クソ」という単語はすべて日本語でいうところの「愛すべき」という意味です。おげひんな単語がお嫌いな人は、全部置き換えてお読みください)。

1)Claws
某所で「殺人カニ映画」って話してたやつ。
日本で公開されてるのか…?と辛抱強く検索した結果

あったわ…

日本Amazonのほうがあらすじ思い切っていていいですね。
Horrorpediaなるところの解説によると、これはSFなんですが(こらそこ頭をかかえない!)、はっきりいってSF的ディティールはどうでもいいです。
わたしも正直覚えてないです。
そんなことより、

カニが!巨大化して!ひとをころす!!!

このインパクトだけで十分です。
ネタバレにならないようにストーリーに言及すると(まあネタがばれたところでどうということもないのですが)、この手のモンスターものではちょっと意外(そうでもない?)なハッピーエンドを迎えます。
なのでおこさまにもあんしんしてみせられるね!なわけあるか!!!!
ていうか産卵のシーンなんかあったっけ。全然記憶にない。
ターキーかじりながら死んだマグロの目になるという貴重な体験でした。

2)Merry Christmas Mr.Bean
せっかくだからクリスマスものも見ようよ!というありがたい配慮によって混ぜられたShit Com…じゃなくてSit Comです。

Mr.Beanものですが、Beanさん以外にもわりと登場人物がいるしBeanさんとくまだけの世界というわけではないですね。
あとまあ有名エンタテイナーだけあって、ちゃんと製作者の手のひらの上で楽しめます。
個人的には、イエス誕生人形で遊ぶシーンが好きですね。
教会の前とかに似たような人形があるので、勝手に自分たちのなかでそのシーンを再生できてしまって楽しかったです。

3)Dad's Army
BBCのTVドラマを映画化したもののようです。
わたしはBBCに限らず、連続ドラマを継続的におっかけるという作業が苦手なのと、笑い声外挿するタイプの番組が苦手なのとあって全然知りませんでした。

なので、これ単体で見る分にはそこまでひどいとは思わなかったのですが、イギリスではめっちゃ不評の嵐だったみたいですね。
あとでドラマが再放送してたのをちらりと見てみましたが、古びてはいるもののドタバタコメディとしては楽しそうなかんじでした。
そういうドタバタものを、へんにシリアスっぽい仕立てにしたのが不評の一因なのかもしれない。
別タイトル、別キャラクターでこのシナリオでもよかったんじゃないかなあ。
まあそういうのって日本の実写化映画とかでもありそうな…。
いやーどこにでもある問題なんですねー。
わたしは個人的にBill Nighyが人をいらいらさせるじじい(誉め言葉)を演じるのが好きなので、その点で満足度が高かったんですけどね。

4)ミュータント・ニンジャ・タートルズ
言わずと知れた名作のCG化ですね。

まあでもアメコミの素養が足りないので、背後関係とかぜんぜんわかってないんですが。
CGの動きはぬるぬるしてんなー、カメたちなんかきもく描かれてんなー、と思いましたが、「バケモノ」の悲哀とかを考えるならこういう描き方のが正解なのかもしれない。
ティーンエイジャーだ、ということをあんまし知らなかったので、そうなのか…と最初は戸惑いましたが、そのうち「青いな青臭いなこいつら!!」と思うようになりました。
まあ有名どころは安定するよなあ。

5)Pixels
レトロゲーのアレですね。

わたしは一足先に吹き替えを見ていたので、配偶者の人が不満たらたら見ていました。
まあクソ映画は誰かといっしょに見るのが楽しいものだからね…
わたしとしてはSF的味付けも好きだし、レトロゲーを生身でやるというコンセプトにやっぱりわくわくしちゃったので、そんなに悪印象がありません。
街中でおばけサイドになってパックマンを追い詰めたりパワーエサくってるのみてあわてて逃げたりなんて、そりゃあ見るだけで楽しいよ。
公開当初「ゲームしらんやつは楽しくない!」みたいに吹き上がってたひともいたそうですが、レトロゲーなんて、そんな難しく説明いるようなもんじゃないから、「ゲームがリアルと融合してる感」部分以外のB級要素は十分楽しめるんじゃないかと。
それにここまで徹底してエンタメ系(一般の意味でなく一部でしか通じない言い回しのほうで)な映画を作るのであれば、ご都合主義だって歓迎すべきでしょう。
日本で公開する際には、吹き替えで過度な日本ローカライズ&声優ネタに走ったことが非難されていたりもしたようですが、わたしとしては「んなこと言ったってアメリカ人ならわかるネタをそのまんま聞かされてもわかんないんだし解釈のしかたとしてはありじゃね?」派です。
まあそれでもそのローカライズネタがわかんないこともありうるだろうけど、えてしてB級ってそういうハイコンテクストなもんだし…。
だったらもういっそマーサ・スチュアートとセリーナ・ウィリアムスも日本の人物に置き換えちゃえよ!と思ったのですが本人登場してるから無理だった。
日本だったら誰だろう、平野レミさんと吉田沙保里さんあたりかなー。どちらもすごくチャーミングな女性ですが、その両方が選べないくらい好き!ってなったらそりゃ「どういう趣味カテゴリだよ」というネタになるかなあ、と。
まあそんな一言では言えない趣味カテゴリをしている人物を、いわゆる「小人」にあたる人が演じているのがアメリカだなあ、と思ったり。
そういう個人の特徴を前面に出してエンタメとして認められるほうが、「なかったこと」にされてしまうよりか好ましいと思う。
過度に「清潔」ぶるとろくなことないよね。いつの世も。


あとパシフィックリムがTVで再放送してたけど、なんか変形してるの見ながら寝落ちしたのでよくわからない。


その他にも、油断してたら「シャーケンシュタイン」とかいうサメの合成怪人ものを見させられる危険性があった。
いやーあぶなかったー(ニューロンから黒煙噴きながら)


神戸の南京町にいったついでにジャスミン茶を買った。
ちょっとこってりめの中華を食べるときに、ジャスミン茶あるといいよね。

透明なパックに入っているので、葉っぱのようすが見て取れる。


淹れてみるとこんなかんじ。

味はまさしく中華料理屋さんのジャスミン茶。
ふわっとジャスミンの香りがして、口の中がさっぱりする。
それなりに渋みががっつりあるので、のんびり飲む人はさし湯推奨かな。
こういう王道なジャスミン茶で、まったり飲茶とかできたらいいよねえ。
いらすとやさんがイラストレーターの仕事を奪う!って言いだしたひとがいるらしいね。
(今回のネタ元はとげった多め)

まあネットの言説によくあるパターンで、これも対象が大きすぎる
いらすとやさんが奪うパイは、Microsoft Officeでクリップアートとか描いてたイラストレーターの仕事だろう。
要するに、無料あるいはごくわずかなリソースで、小さな絵をちょっとだけ添えたい連中の要望を満たすパイだ。
Officeが2013になるまでは、クリップアートでよかった。Officeを買えばクリップアートが利用できた。
でもOfficeが2013になってからは、クリップアートはなくなってしまって、クリップアートをつかえたはずのツールボタンからはネットから画像を探すようになってしまった。
ネットの画像なんて、ちゃんとつかえるかウラをとってからじゃないとそもそもつかえない。
だったら、こちらの利用条件にあった画像素材サイトを見つけてそこを利用したほうが早い。
そういう目的に、いらすとやさんはものすごくぴったりフィットしてしまった。
そりゃあ利用されるよ。
てかしてるよ。

著作権的にあぶない橋を渡りたくなくて、でもつかえるお金やリソースがものすごく少ないところってようするに公的機関ですよ。
だからお役所はいらすとやさんにとびついたんだよ。
んでもって、法人ではあるものの公的機関っぽい性格をもつ大学でも、いらすとやさんに世話になることはあるわけよ。てーかわたしが世話になってるよ。
授業用にパワポのスライドつくるじゃないですか。
ふっつーに授業内容つっこんだだけのスライドつくると、クレームがくるわけよ。
「文章ばっかりで見づらい。絵を入れてほしい」って。
いやマジで。
そらー挿絵のあるラノベ流行るわ。いやラノベもおもしろいやつはおもしろいけどさあ。スタージョンの法則はすべてに適用されるね
それはともかく、一部の学生は、絵があることに安心するんですよ
文章だけだと理解しようという試みを拒んでしまうけど、絵があれば少なくとも理解しようという試みの入り口には立ってくれるわけですよ。
そこから先、ちゃんと進んでくれるかどうかは、わたしの力量と彼らの実力にかかっているわけですけども、とりあえず入り口に立ってもらえるんだったらそりゃ絵くらいつけますよ。
んでも、絵はあくまで促進剤であって、本業じゃないんですよ。
時間が無限にあったら、自前で絵かいたりもしますけど(実際どうしてもいい画像素材がない場合は自分で作る)、できれば絵よりも授業のなかみに注力したいわけですよ。
だからぱぱっと絵をつけられるクリップアートめっちゃ重宝してたのに、「利用数が少ない」とかいう意味の分からん理由でクリップアート削りよってからにちきせう。ほんとかー?ほんとに利用者少なかったんかー?そもそも利用者どうやってカウントしてたんよー?
そんなところに、すげー豊富な例で寛容な利用条件のいらすとやさんが現れたんですよ。
そりゃあ利用しますよしまくりますよ。もちろん利用条件の範囲内でね。
んでクリップアートつかってた勢が、いらすとやさんに至るまで何つかってたかって、それはやっぱり無料素材なわけで、イラストレーターのお給料を減らすようなこたぁないわけよ。
だって授業資料の準備なんて、よっぽどかっちりしてるとこならいざしらず、基本は自前なのに、イラストレーターさんにお給料払うような余裕ないもの。大学でいえば、運営費どんどん削られてるし、公的機関だって人件費削減がすげーいいことのように語られてるでしょ?そんななかでイラストレーターさんに発注なんてかけられないですわ。つーか不正使用を疑われますわ。
授業とか実際の業務につかうんだから不正もなにもないと思うんだけど、「不要もしくは無料でできるはずのこと」扱いされるだろうからね。いや「授業をわかりやすくするためにイラスト予算をつけましょう」って提案したことないから、本当に拒否られるかはわかんないけど、まあ今のご時世なるべく自粛緊縮でいきましょうってなってる空気あるからね。結局空気かよわけわかんねーな。

まあでも、世の中おかねはあるところにはあるそうで、プロジェクトの宣伝のためにホームページ開設費用とかがきっちり組み込まれているようなところもあるそうなので、そういうおかねをつかえるようなご身分になった暁には、大型予算でいらすとやさんに発注かけて、めちゃくちゃかわいくてシュールでわかりやすいページとか作れたらいいな、って夢想はする。
あくまで夢想。
んでも、そんなふうに、トライアル/お試し素材で「あ、これいいやつだわ」って思ったお客さんが将来発注かけてくれますようにってビジネスモデルなんでしょ。
いらすとやさんの素材の使い勝手のよさを知ってる人間が、いざそういう素材にお金かけられるようになったら有料利用する可能性ってわりとあるよね。
んでもって、ちょっと前に話題になってたけど、公的機関って「ポンチ絵」を要求する/されるもんなんですよ。
まあ基本はパワポとかで四角形に文字いれたり矢印つけたりして自作するけど、イラスト部分はなんか素材が必要になるよね。
なんせ「ポンチ絵」はキャッチーで親しみやすいものであればあるほどいいって言われているからね。
となるとここにもいらすとやさんの需要があるわけだ。
んで大型予算のポンチ絵って、図作成に予算つくんじゃなかったっけ?(くわしくしらない)
これをふまえると、来年か再来年あたりには、いらすとやさんの作った「ポンチ絵」をどこかの省庁のページで拝める日がくるんじゃないかな…
そう考えると、無料でいらすとやさんにポンチ絵をつくってもらっ例の「スーパー日本人」プロジェクトめっちゃおいしいな。自慢できる。

じゃあいらすとやさんのパイを奪いたいイラストレーターはどうすべきか。
技術を磨く云々はもうわかりきってることだからすっとばすとして(「ポンチ絵」に対応できるようにする技術ってなんだろう…)、やはり営業の道をつけるしかないんじゃないかな。
いらすとやさんは「無料で利用できる素材を豊富に用意する」ことで営業かけたともいえる。
おんなじような道を選んでもいいし、ポンチ絵ギャラリーつくってポンチ絵能力をアピールしてもいいし、大型予算を動かしそうな個人に直接売り込むっていう手ももちろんある。
なんにせよ、「なぜいらすとやさんは便利だと思われているのか」をふまえないと、そのパイを奪うのは難しいんじゃないかな。
まあ別のパイを狙うイラストレーターには関係のない話だとおもうけど。

個人的には、大学でするようなアクティビティをしてる人物のイラストがすげー豊富にあることに助けられてます。
そういうのを授業のつかみとしめに1、2点いれとくだけでも、学生の反応がちがうんだよなあ。
そういう「絵があること」で入り口に立てるような学生が長じて労働者になることで、「ポンチ絵」を求める空気(また空気だよ)が醸成されていくんじゃないかなーという気がしてる。
そう考えると絵ってすげーな。

なんかていねいに言おうと思ったらとちゅうですます調になっちゃった。まあいいか。
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