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めもめも ...〆(。_。)

認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。

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ついうっかり川上弘美さんの『なんとなくな日々』文庫版を買ってしまう。
わたしは「蔵書スペース増殖軽減のためになるべく本は文庫本で買う」という誓いを立てているがために、最新文芸を読むということはかなわないのです。
まあ文芸評論で口に糊する身でもないので困りませんが。
でも文庫にならないかもしれない本は買ってしまう。
あと当然のように研究関連のものはほとんど文庫サイズのものはない。
老眼になっても現役な研究者も多いからしかたないのかもしれない。
でもわたしのように非力でびんぼな研究者たまごのために、研究系の本もかるくやすくしてもらえませんかねえ。

それで今つらつら通学中に読んでるわけですが。
とても気になる話があったのでちょっと書いてみる。
まだ読み終わってないけど。

常連さんの中には「おいこのあいだのレ・コスミコミケはどうした」とつっこめる鋭い方もいらっさるかもしれません。
実はあれまだ読破してない。
だって読みきってしまうのがなんだかもったいなくて。
だから最後の一篇だけ残してある。
そう、わたしはすきなものを最後に食べたいタイプのヒトなのです。
読みきってしまうと、未読時のわくわくどきどきが終わってしまう。
それがさみしくてもったいなくて、だいすきな作家の短編集のときには、ときどきそういうことをやらかしてしまうのです。
(主にブラッドベリで多い。まあ短編が多いひとだからってのもあるけど)
『ぼくんち』の美味しいおかしを少し残すかのこおねーちゃんみたいですな。
まあでも幸いにして、本はおかしよりも長い時間おいていても、こべこべになりにくいのです。
そうやってじっくりじんわり時間をかけてことばを味わうのです。

長編だと続きが気になるのでいっぺんに読んでしまうけどな!
だから続き物とかきらいなんだよ!まとめ読みしたいんだよ!
上下巻とかしね!刊行遅れてもいいからいっぺんに出せよ!
ってもだえてしまうのです。

閑話休題。
気になったのは、「まざるまざらない」というタイトルのエッセイ。
感想はつづきで。


「まざるまざらない」は、こんなふうにはじまる。

―そういえば、ずいぶんと長い間、よその男性と会話を交わしていないな、とある日思った―

当時幼児二人を抱えた専業主婦だった川上さんは、夫以外の男のヒトとほとんど会話していないことに気づいて、夫以外の男性との会話を記録してみるのである。
それが、買い物とか宅配便とかの用で、2、3言。
そういうできごとがなければ、いっさい「なし」なのである。

川上さんはそのことに気づいてげらげら笑い、考え込む。

―世の中は、うまくまざっているようで、案外まざっていないのだな、というのがその時の感慨である。―

「同質」な集団を形成してしまうものだ、と。
そしてそれだけではなく、

―まざらないまま、自分のいる場所こそが世界の中心なんだと思い込むことのこわさを、思う。―

と、「同質が当然」だとみなしてしまうこわさに言及する。
そのことばに、象牙の塔の一員であるわたしも、すこしはっとなる。

―「まざる」ことばかりがいいこととは思わないが、自分がその「まざっていない人間」の一人である、ということにさえ、あの時の私は気づいていなかった。―

ということばで、このエッセイは締めくくられる。
この最後のことばの鋭さは、たしかにわたしのどこかなにかをちくりと刺した。

別に専業主婦だけの話じゃない。
ご時世にのっかるのなら、世のえらいひとに「議員/役人以外のヒトと会話をしましたか」と聞けばいい。
それより何より、この象牙の塔で、「研究者/大学関係者(事務のヒトとか)以外のヒトと会話をしましたか」と聞くべきだろう。

・・・わたしも、してない。
弟とか?身内じゃん。身内だけど、研究についてほとんど何も知らないからアリか。
おんなじ大学だけど全然違う分野のともだちは、ぎりぎりアリ?
違う研究室のともだちは・・・ぎりぎりどころかばっちり関係者だな。
あとは居酒屋の店員さんだのおさけの勢いで乗ったタクシーの運転手さんだのコンビニや本屋の店員さんだの。
川上さんとたいしてかわらん、「まざっていない」生活をしている。
だからなんだと言われればそれまでの話なんだけど、そのまざってなさをちゃんとわかってないと、誰かに自分をわかってもらおうという努力を忘れそうで、こわい。
そしてその無理解ってのが、やっぱりいま大学で起こってるさまざまな問題の遠因のひとつなのではないかなあ、と思う。

まあ大学人が「まざっていない」なんてことはもう言い古されたことだけども、「会話の記録をとる」とか、まざってなさを明確に目の前につきだされると動揺する。
自分がいかに「異質」にふれていないかを反省するのには、よい指標かもしれない。
異質なヒトと、どのくらい会話したのかを思い返すという方法は。

あなたは、「異質」なヒトと、会話していますか?

頸椎骨軟骨症演習RKFZ
こんにちは人!私はむしろ太った女性と、私は自分の体重で戦う全部私の人生です。 azcog.blog.shinobi.jp 初めて変性円板疾患とASTREYAのユニークなシステムを用いて脊椎のいくつかの疾患の治癒に関する本を出版する。rnあなたがお持ちの場合:背中の痛みや首の痛みの感覚が現れたり、そしてあなただけの腰痛、背骨や腰の痛みで痛みを感じていたし、私たちのウェブサイトにあなたを助けます<a href=http://astreyasystem.narod.ru>頚椎骨軟骨症</a>
との講義がありますrnテクニックのASTREYAを使用して退行性椎間板疾患(および他)の治癒。 <a href=http://astreya.org.ua>仙骨骨軟骨症</a>
さようならnounバイ"]]],"enさようならByeByeさようなら不戦勝バイ
by lowlaffes URL 2011/11/14(Mon)10:45:33 編集
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