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めもめも ...〆(。_。)

認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。

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よーやく待ち望んでいた交互作用が出た。
「交互作用」というものには卒論時代からふられっぱなしで、「どーせ交互作用なんかあてにするよーな仮説を出すわたしが悪いんですよーだ」みたいな拗ね方をしてたんですが、この時期になって交互作用が出た。
あ、いや、前の実験でもそいや交互作用は出たけど、そんときは交互作用あてにしてたわけじゃなかったし。

それに交互作用ネタで検索してここにたどり着くひと結構いるっぽいからねー。
今回は交互作用のきほんのきをおさらいするぜー。

というわけで、分散分析のフローチャートから確認。
ちなみに元ネタは狩野先生の教科書なんで、教科書持ってるひとはここを見るだけ時間の無駄です。

とりあえず今日は2要因の場合。

1.交互作用は有意か?
非有意→ふつーに有意な主効果をみましょう→主効果の多重比較(今回は略)
有意→単純主効果をみましょう

2.単純主効果は有意か?
非有意→ほかの効果をみよう(分析としては何もできない)
有意→有意な単純主効果をみよう→単純主効果の多重比較

3.単純主効果の多重比較
水準が2こ→単純主効果が有意だったらそこに有意差ある
水準が3こ以上→多重比較ですね

例えば2要因3水準でA(1・2・3)、B(1・2・3)と表記するとして、例えば水準A1におけるBの単純主効果が有意ってことになったら、A1におけるB1・B2・B3のどこに違いがあるかを検討するわけですね。
んで多重比較のしかたは過去記事を参考にしてねーazcog.blog.shinobi.jp/Entry/36/、と。

んで、たとえばB1とB2に有意差、B1とB3に有意差があってB2とB3に有意差がなければ、考察としては、A1の条件において、B1が有意に高いとか低いとかそういうことを書くわけですな。
まあそこらへんは結果と仮説でよきにはからうしかないわけですが。
つーかこのフローチャートを先にうpしてから多重比較のやりかた書けばよかったな。
まあ自分用めもだから流れが前後してもしかたない、ってことでごかんべんを。

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