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めもめも ...〆(。_。)

認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。

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JNSの昔の論文見ようとしてうっかりNepal journal of neuroscienceに飛んでしまった。
え?ネパールそんなすごいの?
しかもオープンアクセス。
見たかんじ原理的神経科学っぽくって心理出身なんかとりつく島もなさげですが、ネパール始まってるなあ、とちょっと思ったり。
もっと詳細見ようとしたらフルテキストはエラーで見られず。
ここでフルテキスト見れてたらネパールかなりすごいことになってる。
ネパールがんばれ。超がんばれ。


ちょっといろいろあってひとつの論文をじっくり読んでる余裕がない。
なのでまとめる前の流し読みめも作るのでそれの垂れ流し。
お題は「文脈情報の連合あるいは結合」

ソースメモリ(個々の項目記憶>文脈記憶)は海馬・海馬傍回
・無意味オブジェクト提示されたときの位置を思い出せるか(Ross & Slotnick, 2008 JCN)
・色つきオブジェクト提示→白黒再認で何色で提示されたか(Yonelinas et al. 2001 NR)

Duzel et al. 2003 JNS
(本当はuがウムラウトつきだがうまく出せない)
オブジェクトと顔の組み合わせが既知→海馬傍回&未知→海馬

Bar & Aminoff 2003 NeuronとかAminoff et al. 2008 JCN
意味的な文脈との連合は脳梁膨大後部で、海馬傍回は空間配置バインディングじゃね?
Aminoff et al. 2007 Cer Cor
海馬傍回の後ろのほうは空間配置バインディング、前のほうは非空間(テクスチャとか)バインディングか

Ranganath et al. 2004 JNS
スキャン前に家画像と顔画像の「組み合わせ」を学習
Delayed Paired Associate:組み合わせのもう片方を思い出せ
Delayed Matching to Sample:画像が一致してるか判断
DPAだと家表示してもFFAが活性化する&顔表示してもPPA活性化する
あと連合学習にからんで前頭前野とか海馬とか

海馬の機能についてコンセンサス得られるのだろうかこれ。
まあ海馬っていろんなことしてますよね、というか。
そもそも海馬傍回と場所を結びつけるのもだいぶびみょくなってきた→Epstein一連の流れ復習

とりあえず今日はここまで。

例の論文はまだ読んでる途中なんやけど、オブジェクトのカテゴリ話をするにあたっての導入編というか自分の復習をも一度しとこうかと思った。
というわけで昔論文講読に使ったオブジェクト認知のレビュー論文の発表パワポを再利用。
パワポ画像貼るのもあれなんで、文章だけこぴぺして、図に関しては捕捉つけた。
これを読んでもらえれば、論文れびゅるときにちょいちょい出てくるカテゴリ用語(Basic levelとかexemplarとか)がわかる、はず。
まあわかりにくかったらどしどしつっこんでください。
再利用だしてきとーすぎるかもしらん。

タイトルは↓
VISUAL OBJECT UNDERSTANDING
Palmeri & Gauthier (2004)
Nature Reviews Neuroscience, 5, 291-303

というわけで。

小さいトラブルといろいろせっぱつまったのでのんきに論文読んでられない。
学会まとめ放置しっぱなしだし。
まあぼちぼちやります。

今更というかやっとこさ、画像を分割してランダムにシャッフルするプログラム完成。
おそろしいことに、これに着手したの4月。
どんだけ放置してたんだって話。

せっかくなのでどこからでも使えるようここにうp。
実行ファイルなんで、もし使いたいという奇特なひとがいたらどーぞすきなだけおとしてください。
ダウンロード(exe)

使い方
1)実行ファイルを実行。
2)左にでてくるフォルダ選ぶとこで、画像が入ってるフォルダを探して選択。
3)そのとなりで、フォルダ内のファイルが表示されるから、しゃっふるしたい画像を選ぶ。
4)そのしたのテキストボックス(Reconstructってボタンの左側)に、分割したい数を入力。
ちなみにこれは1辺分の数なので、4っていれたら4×4の16分割画像になります。
5)右側のフォルダ選ぶとこで、シャッフルした画像を保存するフォルダを選ぶ。
6)その右側、NewFileNameって書いてるテキストボックスに、シャッフルした画像を保存するときのファイル名を入力。
7)準備ができたら、Reconstructってボタンをクリック。
左に元画像、右にシャッフルされた画像が表示されます。
シャッフル画像が気に入らなければ、もう一度Reconstrutをクリック。
8)シャッフル画像が気に入れば、Saveボタンをクリックすると画像が保存されます。
VBで作ってるんで、形式は.bmpです。
.bmpがきらいなひとにはおすすめできない。

注意点
・このファイルをダウンロード・使用して何が起こっても、わたしは責任取りませんよ。
・選択や入力をすませないでボタンクリックするとエラーします。慎重に。
・きたないコードなのでコード見ようとがんばったりしないでね。
・トラブルの責任はとれないけど、ご意見・ご感想・ご指導歓迎。どうぞコメントくだせえ。
・VB6で書いたから、ひょっとしたらVBのあれやこれやが必要な場合もあるかも。
・まあまったりいきやしょう。

そんなかんじで、もし興味あるひとがいたらまあよしなに。


追記:最初にアップしたのこの日の8時頃?でしたが、11時半頃に不具合2点を改善したものにさしかえました。
改善点は
・保存フォルダの変更が反映されなかった→反映されるようにした
・続けて画像処理する場合用に画像りふれっしゅ

また不具合見つかったらファイルの内容変わるかもしれません。あしからず。

学会まとめと思わせといて論文れびゅ。
まあなんでかっていうと、その3には視覚情報デコーディングの会がくる予定だからですね。
かみのおみちびき的偶然で、れびゅ書きかけだったり読みかけだったりの論文著者がめじろおし。
(そりゃそんなせまい話題だったらそうなるだろ、ともいえる)
せっかくなので論文れびゅしてから学会まとめしたら、わたしのへっぽこリスニングも多少は補えるか

なーという次第。

というわけで。
デコーディングものの論文をじっくり読んでみようと思います。
思うだけなら自由です。思うだけなら。
工学的なことにはもうさっぱり素養が無いのですげーへっぴりごし。

というわけで、知り合いのえらいひとがなんか言ってたり某神経系有名ブログでもちょこっと紹介され

てたりする論文を読みたいと思います。
なにこの逃げ腰。

読みますのは、
Timing, timing, timing: fast decoding of object information from intracranial field

potentials in human visual cortex.
 Liu H, Agam Y, Madsen JR, Kreiman G.
  Neuron. 2009 Apr 30;62(2):281-90.
というものです。
これにSupplementaryが30枚とかあってたいへんです。
あとWebで見られるSupplementaryとかある。
klab.tch.harvard.edu/resources/timing_timing_timing/index.htm
図が24個。
もうめげそうです。
でもできる限りのことはしてみようと思います。

さっくりばっさり言っちゃうと、「ヒトんあたまん中に電極刺して、そのデータからどんなものを見ているのか予測してみたよ!」という。
な、なんて野蛮な!と驚くひともいるかな?
これは、重症のてんかん患者さんが、もーどーしよーもない、このまんまじゃ生活していけない、ってなった場合に、じゃあある程度差しさわりがないようにてんかん病巣のとこののうみそ削っちゃいましょうか、という手術をすることになって、「どこを削るとヤバイ(重篤な障害が出そう)か」あらかじめ調べて、あんましヤバくなさそうな病巣を切除しましょう、って手続きが必要になるから、その調べる手続きに関連して行われる実験なのです。
ちなみに日本ではやらないんだっけ?(うろおぼえ)
このての研究はたいがいアメリカでされます。
今回もアメリカ。

まあ国が違うと倫理規定が違う、っていうのはヒトを対象にした研究をしてるとちょくちょく直面することで、たとえばTMS(あたまに磁気をあててのうみその活動を一時的に抑えたりするもの)は日本では医師の監督の下でしか使えませんが、イギリスとかだとそーでもなかったりする。
それの善し悪しは勿論あるだろーけど、今回それは議題ではないんでひとまずおいておきます。

では論文のなかみの方をば見ていきませう。

もう秋だなって思ったらテンプレート変えたくなった。
前のねこに戻そうかとも思ったけど、どうしよっかなーと思ってたらうさぎと風船のがあったのでこれにしてみる。
ねことうさぎ、どっちがいいかねえ。

まあそんなことはともかく学会まとめですよ。
ぶっちゃけAttentionとかMotionとかはあんまり知らんし好みでもないので外しました。
そっち系のひとごめんなさい。

「Brightness, lightness, and colour」というテーマのトークセッションを聞きました。
それのまとめ。

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