めもめも ...〆(。_。)
認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。
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もう秋だなって思ったらテンプレート変えたくなった。
前のねこに戻そうかとも思ったけど、どうしよっかなーと思ってたらうさぎと風船のがあったのでこれにしてみる。
ねことうさぎ、どっちがいいかねえ。
まあそんなことはともかく学会まとめですよ。
ぶっちゃけAttentionとかMotionとかはあんまり知らんし好みでもないので外しました。
そっち系のひとごめんなさい。
「Brightness, lightness, and colour」というテーマのトークセッションを聞きました。
それのまとめ。
前のねこに戻そうかとも思ったけど、どうしよっかなーと思ってたらうさぎと風船のがあったのでこれにしてみる。
ねことうさぎ、どっちがいいかねえ。
まあそんなことはともかく学会まとめですよ。
ぶっちゃけAttentionとかMotionとかはあんまり知らんし好みでもないので外しました。
そっち系のひとごめんなさい。
「Brightness, lightness, and colour」というテーマのトークセッションを聞きました。
それのまとめ。
さらにぶっちゃけるとこのセッションも途中入室。
ナンテコッタイ/(^o^)\
まああれです、「気にしたら負け」というやつです。
そんなわけで気を取り直して。
Contrast suppression regulates perceived transpancyというタイトル、Peromaaさんの発表。
コントラストがきついほうが透明に見えるっぽい。
suppressionはコントラスト弱いほうがつよい?
めも、以上。
何がどうとか書いてない。
ひでえ。
主に自分の脳がかわいそうだ。
これだけではあんまりなので、ちょっとアブスト集読んでみる。
透明具合を統制的に研究する、と。
2こ円をおいて、中心と周辺をつくる(◎ってことだろうか。さっぱり思い出せない)。
んで透明インデックスみたいなん調べる(なんか輝度とか重なり具合とかで。たぶん)
んで中心のコントラストと周辺のコントラストを調べる(あれ?)
んでめものような結果が得られた、と。
うん。よくわからん。
まあ聞けなかった自分が悪い。つぎつぎ。
Focal colours attract visual attentionというタイトル。
発表者はHansenさん、共同発表者にWeisさん、Gegenfurtner大先生。
大先生は色知覚・色記憶とかの大御所だからなー。
んで内容。
典型色(青らしい青、いかにも赤ってかんじの赤、みたいなー)そのものはたいてい普遍的(文化差そんなにない)とRegier, Kay & Cook (2005) PNASで言ってた。
↓
典型色はsaliencyが高い。
↓
じゃあ眼球運動測ろうぜ!←今ここ
というはなし。
注視点から等距離の円周上に、4つの色つき円を提示して、free viewingの眼球運動測ったそうな。
4つのうち2つは典型色、残り2つは非典型色。
168ってことは42組。
ってめもがあるからまあ42試行やったんですねきっと。
きいろめっちゃfixation多。ちゃいろすくないな。
(この文章めも原文ママ。わたしの驚きが伝わるだろうか)
まあ典型色のがfixation多かったんですね。
non-unique 典型色(典型色と感じられる色にばらつきがあるもの)のぴんくとかむらさきは疑問符。
輝度の問題ちゃうん、とめもにも走り書いたんだが、それはしっかり発表内でフォローされていて、輝度とfixationに相関はあるけど、輝度だけでは典型色・非典型色に差なかったらしい。
saturationはちょと典型色のが高かった。
んでも輝度やsaturationから予測される以上にfixationがあった、と。
だから典型色は注意をひきつけるんだぜ!って結論なのね。
きれいにまとまったおはなしだなー。
じゃあつぎ。
…あれめもがセッション2こ分抜けてる。
ああそうだ、途中でちょっと抜けたんだった。
まあいいや。
Categorical reaction times for equally discriminable coloursというタイトルで、Witzelさん発表。
共同発表者↑におなじ。
色カテゴリが違うもの(青と緑)はかんたんに色パッチ識別できるけど、同じ色カテゴリのもの(青と色味の違う青)は識別難しい。
↓
じゃあおんなじぐらい識別できるようにするにはどうしたらいいのか?
という設定。
色の円のペアを2つ提示して、「どっちがペアと違うでしょーか?」ってやった。
そもそも色カテゴリってのはひとによって異なるので、ひとりひとりでカテゴリ同定してからやった。
ぴんくとおれんじときいろとみどりとあおとむらさき。
(あれ赤はないんだー。なんでだろ、と今思った)
みどりの典型色らへんがいちばん反応時間長かった。
あおとかおれんじとかきいろは反応時間のピークが典型色のとこにこなかった。
実験参加者内でカテゴリを平均化してみて反応時間調べてみたけど、それでもあおだけピークが典型色のとこにこなかった。
あおっぽいみどりに近いほうが反応時間短かった。
ちょwwwなんか目的と結論ずれてね?
と思ってアブストみたけど、「おなじぐらい識別できるか」の話書いてねえwwwww
あれー?
まあいいや。つぎ。
Enhanced colour discrimination at a category boundaryというタイトルで、Danilovaさん発表、共同研究者Mollonさん。
周辺視野では、くっついてるオブジェクトの色の違いはわかりやすいけど、離れてるオブジェクトの色の違いはわかりにくい。
抽象的な色コードで処理されるからか?
めも、以上。
さっきよりひでえwwwwwww
よしアブスト援用。
……と思ったけど、↑がさっぱりくっきりまとめているということがわかっただけだった。
あとは実験の細かい状況とか。
あーじゃあもういいや。
さてつぎはこのセッションでわたしが一番おもしろかったやつ。
The role of chromatic texture in object classification: pocked yellow equals lemon yellowというタイトル、Piettaさん発表、Lingさん共同発表。
Object RecognitionへのShape影響…Biedermanの一連の研究(geonとかか)
Colour影響はGoffaux et al. 2005とか。
んでTexture影響だったらCant & Goodale, 2007; Cant, 2008; Addoson, 2001; Sharon, 2008
(このへんあとで文献探してみよう)
で、じゃあColourとTextureのからみぐあいを調べようぜ!というのがこの研究のテーマ。
ColourとTextureでどの程度fast recognitionできるのかを調べました、とさ
(要するに色ついてるテクスチャパッチ見て「これな~んだ」ってやるわけです)
つかったのは、ばななときゅーりとにんじんときういとれもんとずっきーにといちご。たしか。
(後ろ2つはちょっと自信ない。うろおぼえ)
まあ要するに7種類。
そいつらの写真とったり画像加工したりしてパッチを作った、とさ。
一致パッチ(日本語にするとなんだかひっしのぱっちですね)は、本来の色とテクスチャの組み合わせ(きいろいばなな、みどりのきゅーりなど)。
不一致パッチは、本来ない組み合わせ(あかいばなな、むらさききゅーりなど)。
んでパッチを見せて3択で分類させました、とさ。
提示時間は40msと250msの2種類。
(やっぱrapid categorizationなのね)
んで比較として白黒のテクスチャパッチと、色だけのパッチと、オブジェクト全体が写ってる写真とでもおんなじように分類さしてみた、とさ。
不一致パッチは、はたしてテクスチャに基づいて分類されるのか、それとも色に基づいて分類されるのか???
反応時間は、 一致パッチ<不一致で色に基づく判断<不一致テクスチャに基づく判断 という結果。
ただ、不一致パッチ、割合としてはテクスチャに基づく判断のほうが多い。
テクスチャが似てくると(にんじんとずっきーにとか?)色に基づく判断が増えてくるようす。
結論。
不一致パッチ、基本はテクスチャ優位で分類されるけど、色に基づく判断のほうが早い。
んで他のやつがどうなったかというと。
反応時間は、 オブジェクト全体写真≒色だけパッチ<白黒テクスチャ<色&テクスチャ
となったそーな。
やっぱ全体イメージは早い。ちょーはやい。
そして色だけのも早い。色とテクスチャ両方あるほうが遅い。
(オブジェクトの?)formは判断を早くさせない。
特徴のサイズが似ている(テクスチャの1パターンの大きさのことか)と色に基づく判断に移行するようだ。
と、まあだいたいこんなかんじのはなし。
ネタとして、質疑応答のときに
「色とテクスチャが不一致っていったって、くさってるくだものとかはそのオブジェクトの典型色してないんだし、テクスチャ優位で判断されるのって、あ~これくさってるやつだ~とか思われてんじゃないの?」
みたいなツッコミがあったのがおもろかった。
発表者も発表者で
「あ~そーゆーこともありそうですねー」
だし。
ちょwwwwwwくさってる扱いかよwwwwwwww
とうけてた。
まあこのセッションはこんなかんじ。
そしてその3につづく。
ナンテコッタイ/(^o^)\
まああれです、「気にしたら負け」というやつです。
そんなわけで気を取り直して。
Contrast suppression regulates perceived transpancyというタイトル、Peromaaさんの発表。
コントラストがきついほうが透明に見えるっぽい。
suppressionはコントラスト弱いほうがつよい?
めも、以上。
何がどうとか書いてない。
ひでえ。
主に自分の脳がかわいそうだ。
これだけではあんまりなので、ちょっとアブスト集読んでみる。
透明具合を統制的に研究する、と。
2こ円をおいて、中心と周辺をつくる(◎ってことだろうか。さっぱり思い出せない)。
んで透明インデックスみたいなん調べる(なんか輝度とか重なり具合とかで。たぶん)
んで中心のコントラストと周辺のコントラストを調べる(あれ?)
んでめものような結果が得られた、と。
うん。よくわからん。
まあ聞けなかった自分が悪い。つぎつぎ。
Focal colours attract visual attentionというタイトル。
発表者はHansenさん、共同発表者にWeisさん、Gegenfurtner大先生。
大先生は色知覚・色記憶とかの大御所だからなー。
んで内容。
典型色(青らしい青、いかにも赤ってかんじの赤、みたいなー)そのものはたいてい普遍的(文化差そんなにない)とRegier, Kay & Cook (2005) PNASで言ってた。
↓
典型色はsaliencyが高い。
↓
じゃあ眼球運動測ろうぜ!←今ここ
というはなし。
注視点から等距離の円周上に、4つの色つき円を提示して、free viewingの眼球運動測ったそうな。
4つのうち2つは典型色、残り2つは非典型色。
168ってことは42組。
ってめもがあるからまあ42試行やったんですねきっと。
きいろめっちゃfixation多。ちゃいろすくないな。
(この文章めも原文ママ。わたしの驚きが伝わるだろうか)
まあ典型色のがfixation多かったんですね。
non-unique 典型色(典型色と感じられる色にばらつきがあるもの)のぴんくとかむらさきは疑問符。
輝度の問題ちゃうん、とめもにも走り書いたんだが、それはしっかり発表内でフォローされていて、輝度とfixationに相関はあるけど、輝度だけでは典型色・非典型色に差なかったらしい。
saturationはちょと典型色のが高かった。
んでも輝度やsaturationから予測される以上にfixationがあった、と。
だから典型色は注意をひきつけるんだぜ!って結論なのね。
きれいにまとまったおはなしだなー。
じゃあつぎ。
…あれめもがセッション2こ分抜けてる。
ああそうだ、途中でちょっと抜けたんだった。
まあいいや。
Categorical reaction times for equally discriminable coloursというタイトルで、Witzelさん発表。
共同発表者↑におなじ。
色カテゴリが違うもの(青と緑)はかんたんに色パッチ識別できるけど、同じ色カテゴリのもの(青と色味の違う青)は識別難しい。
↓
じゃあおんなじぐらい識別できるようにするにはどうしたらいいのか?
という設定。
色の円のペアを2つ提示して、「どっちがペアと違うでしょーか?」ってやった。
そもそも色カテゴリってのはひとによって異なるので、ひとりひとりでカテゴリ同定してからやった。
ぴんくとおれんじときいろとみどりとあおとむらさき。
(あれ赤はないんだー。なんでだろ、と今思った)
みどりの典型色らへんがいちばん反応時間長かった。
あおとかおれんじとかきいろは反応時間のピークが典型色のとこにこなかった。
実験参加者内でカテゴリを平均化してみて反応時間調べてみたけど、それでもあおだけピークが典型色のとこにこなかった。
あおっぽいみどりに近いほうが反応時間短かった。
ちょwwwなんか目的と結論ずれてね?
と思ってアブストみたけど、「おなじぐらい識別できるか」の話書いてねえwwwww
あれー?
まあいいや。つぎ。
Enhanced colour discrimination at a category boundaryというタイトルで、Danilovaさん発表、共同研究者Mollonさん。
周辺視野では、くっついてるオブジェクトの色の違いはわかりやすいけど、離れてるオブジェクトの色の違いはわかりにくい。
抽象的な色コードで処理されるからか?
めも、以上。
さっきよりひでえwwwwwww
よしアブスト援用。
……と思ったけど、↑がさっぱりくっきりまとめているということがわかっただけだった。
あとは実験の細かい状況とか。
あーじゃあもういいや。
さてつぎはこのセッションでわたしが一番おもしろかったやつ。
The role of chromatic texture in object classification: pocked yellow equals lemon yellowというタイトル、Piettaさん発表、Lingさん共同発表。
Object RecognitionへのShape影響…Biedermanの一連の研究(geonとかか)
Colour影響はGoffaux et al. 2005とか。
んでTexture影響だったらCant & Goodale, 2007; Cant, 2008; Addoson, 2001; Sharon, 2008
(このへんあとで文献探してみよう)
で、じゃあColourとTextureのからみぐあいを調べようぜ!というのがこの研究のテーマ。
ColourとTextureでどの程度fast recognitionできるのかを調べました、とさ
(要するに色ついてるテクスチャパッチ見て「これな~んだ」ってやるわけです)
つかったのは、ばななときゅーりとにんじんときういとれもんとずっきーにといちご。たしか。
(後ろ2つはちょっと自信ない。うろおぼえ)
まあ要するに7種類。
そいつらの写真とったり画像加工したりしてパッチを作った、とさ。
一致パッチ(日本語にするとなんだかひっしのぱっちですね)は、本来の色とテクスチャの組み合わせ(きいろいばなな、みどりのきゅーりなど)。
不一致パッチは、本来ない組み合わせ(あかいばなな、むらさききゅーりなど)。
んでパッチを見せて3択で分類させました、とさ。
提示時間は40msと250msの2種類。
(やっぱrapid categorizationなのね)
んで比較として白黒のテクスチャパッチと、色だけのパッチと、オブジェクト全体が写ってる写真とでもおんなじように分類さしてみた、とさ。
不一致パッチは、はたしてテクスチャに基づいて分類されるのか、それとも色に基づいて分類されるのか???
反応時間は、 一致パッチ<不一致で色に基づく判断<不一致テクスチャに基づく判断 という結果。
ただ、不一致パッチ、割合としてはテクスチャに基づく判断のほうが多い。
テクスチャが似てくると(にんじんとずっきーにとか?)色に基づく判断が増えてくるようす。
結論。
不一致パッチ、基本はテクスチャ優位で分類されるけど、色に基づく判断のほうが早い。
んで他のやつがどうなったかというと。
反応時間は、 オブジェクト全体写真≒色だけパッチ<白黒テクスチャ<色&テクスチャ
となったそーな。
やっぱ全体イメージは早い。ちょーはやい。
そして色だけのも早い。色とテクスチャ両方あるほうが遅い。
(オブジェクトの?)formは判断を早くさせない。
特徴のサイズが似ている(テクスチャの1パターンの大きさのことか)と色に基づく判断に移行するようだ。
と、まあだいたいこんなかんじのはなし。
ネタとして、質疑応答のときに
「色とテクスチャが不一致っていったって、くさってるくだものとかはそのオブジェクトの典型色してないんだし、テクスチャ優位で判断されるのって、あ~これくさってるやつだ~とか思われてんじゃないの?」
みたいなツッコミがあったのがおもろかった。
発表者も発表者で
「あ~そーゆーこともありそうですねー」
だし。
ちょwwwwwwくさってる扱いかよwwwwwwww
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もっさり:日々の雑感をもっさり。
がっつり:論文や研究関連をがっつり。
びっくり:科学ニュースでびっくり。
まったり:空想科学などでまったり。
ばっかり:デザイン系自己満足ばっかり。
ほっこり:お茶を嗜んでほっこり。
がっつり:論文や研究関連をがっつり。
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まったり:空想科学などでまったり。
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分野は視覚認知。視知覚にがて。
あと記憶全般。
カテゴリ (semanticsか?) とかも。
最近デコーディングが気になる。
でも基本なんでもこい。
好奇心は悪食。
好きな作家(敬称略)
川上弘美
小林秀雄
津原泰水
森茉莉
レイ・ブラッドベリ
イタロ・カルヴィーノ
グレッグ・イーガン
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