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めもめも ...〆(。_。)

認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。

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わー。
vikingさんとこでひどい話がー。
viking-neurosci.sakura.ne.jp/blog-wp/
N-backがテレビネタになる・・・だと・・・!?

いや、正直いってN-backっておもしろいか?苦痛じゃないか?
あれいちおーdual taskじゃなかったっけ?
基本的にdual taskって実験参加者さんにすげー評判わるいんですけど・・・。
「なにあれ!むずかしい!ぜんぜんわからない!」っていっつも言われるんですが・・・
いや、これを機にdual taskが人気出ればいいけどね!
まあそーゆー問題じゃないけどね!

ああそういえば、「あたまをよくしよう」的なこと言ってるまとめサイトで、「N-backがいいらしい」って言ってるのはあったなあ・・・
ちょっとさがしたらそれっぽいのあった
lifehack2ch.livedoor.biz/archives/51039043.html
まあ、妥当性はともかくとして(そこおくのかよ!というツッコミは・・・まあそのうちに)、世の中のひとがあまりにも漠然と「あたまをよくしたい」といってるのにちょっとびっくりした。
所詮ネットの片隅だから大多数ではない、といわれればそれまでだけれども。
いや、とあるスキルを磨きたいとかじゃなくて、「あたまをよくしたい」って漫然といわれても・・・ねえ。
自分は何を欲しがってるのか、ちゃんと考えたほうがよくね?と思ってしまった。
それでもいい!N-backに現れるようなスキルを磨きたい!というヒトが多いのだとしたら、極貧の現在、あくどいビジネスを始めたくなってしまうではないですか・・・
やんないけど。
んでも、認知機能訓練の研究を考えたら、おかねもらえたりするのかな?
極貧な今、「おかね積むからテレビに都合のいい結果出してよ」って言われたら・・・
・・・やっぱやんないかー。
心の錦を捨てるにはまだ早いぜ。

んで、テレビでNIRSをやるらしい、というのはもはやギャグじゃないかと思う。
MRIだと金属ダメ→ラメ化粧品ダメアクセサリー類も一部アウト→女性出演者涙目、となるからまあだめだろーなー、とは思う。
あと装置でかいし技師さん必要だし。
NIRSだと、べつに技師さんいらないし禁忌ものないからおてがるだものねー。
・・・だけど、あのしちめんどくさいNIRSでどうやって「結果」を出すんだろう?
わたしはNIRSでちゃんとBaselineとなるべき平坦なカーブみたことないぜ!
(熟練すればうまいことBaseline作れるのかな?)
あと髪の毛どーすんだ髪の毛。
ふわふわあたまだとかなりめんどくさいぞ。

・・・まあたぶん、Baselineもとらないで「前頭葉に波が出ています!」とか言うんだろーなー。
何もしなくても波は出るよ。

それに言ってしまえば、NIRSだろうがMRIだろうがMEGだろうが硬膜に電極貼ってようが、特定の脳部位が活動したからといって、それが「何をしているのか」なんてわかんないというのに。
ぶっちゃけ、クイズが簡単に思えてさっくり答えられちゃうひとはNIRSで前頭葉とか活動変化そんなにしないだろ。
それよりも、わからーんわからーん言うて考えてるひと、クイズなんかどうでもいいから次なに言うたらウケるかなーって真剣に考えてるひとのほうが前頭葉活動する可能性高いと思う。
いや、論文もなしにてきとー言ったけどさ。
そこらへんの勘違いは、一部の研究者でもやらかすことがあるのに、公共の放送でやらかしちゃうとかもはや嫌がらせみたいだ。

せめて、「IQは発達の度合いを示す指数なのでオトナにはつかわないのが普通だよ」というぐらいの心理学知識をもったひとが“脳科学”解説者に現れてくれんかね。
神経科学の実験パラダイムすら知らん”脳科学者”などもってのほか。
「こころ」のことを論じたり「こころ」の話題でぎゃーわー騒ぎたいなら、大学の一般教養レベルのことは勉強してくれよ、と思った。

それとも、こーやってじーわじーわ科学への信頼度をさげてじーわじーわ日本の科学予算を溶かしていく陰謀だったりして・・・とか、B級映画好きの血が騒いで勝手な陰謀論を妄想してみたりして。
あー。原作ものじゃなくて脱力爆笑系B級映画がみたいなあ。
もういっそこの番組の代わりに『死霊の盆踊り』でも流しておけばいいのに。

今日2かいめのtDCS実験受けてきた。
たぶん、TMSといっしょで、ターゲットとなる部位の刺激・ターゲットじゃない部位の刺激・シャム刺激(刺激してるふりだけで実際は刺激してない)の3条件が必要なんだと思う。
んでも、tDCSは、1回受けたら、次回は1週間以上後じゃないとあかんらしい。
TMSでもたぶんそーゆー制限があるんだろーけど、詳しくは知らない。

あ、あとやっぱりTMSと同様、(日本では)医師の立会いが必要っぽい。
ちょっと実験予定時刻より早めに実験場所に行って、実験者のひとに早めに準備してもらったんだけど、やっぱり医師の先生が来るまで待つことになったから。
外国ではどうなのかは知らない。
TMSで医師の立会いが必要ないイギリスだったら、tDCSも医師の立会いいらないのかもしれない。

そして、実験者のひとが準備するときに、目撃してしまった。
実験者のひとが「ちょっと待ってて」と言って、マグとはかたの塩の小瓶をもって部屋を出て行くのを・・・!
・・・やっぱ生理食塩水、はかたの塩で作ってたんだ。
最先端の神経科学を支える調味料、はかたの塩。
ちなみに焼き塩でした。

今回も、特にへんな副作用とかはなかったです。
あいかわらず、まち針かなにかでつっつかれているような感触。
痛みも痒みもとくに生じなかった。
よかったよかった。


研究室戻って、おやつにグミを食べてたら、めずらしいといわれる星型グミがなんと2こも出たぜ!
PICT0205_s.JPG
なんだかついてる。
この調子で、自分の研究もうまくいくとよいのですが。


最近うちの研究室周辺で、わたしが年寄り説急浮上。
どうも、わたしの語彙が古臭い、というか関西のじさまばさま的だとか。

例えば、「ひっしのぱっちで作業して・・・」なんて言うと怪訝な顔をされる。
あげく「ひっしのぱっち」についてぐぐられる。
「50代以上のひとが使う死語のようですよ」とか言われる。
okwave.jp/qa/q622332.html
なんじゃそりゃあ。
ひどい場合には真顔で「パッチってなんですか」とか聞かれる。
パッチはパッチやろー。
「ああ、まとめて処理するときにあてると便利ですよね、バッチ」
ってそれはちがうー!
まったく。
きみんとこのおじいちゃんは、冬のさっぶい時期にパッチをはかないで生き延びてられるというのかね。

他にも、こないだの講義について「どうでした?」と聞かれたので、「にぎやかなお子たちやったねえ」と言ったら怪訝な顔された。
「お子たち」というのが珍しいらしい。
「それ昔地下鉄のったときにおじいちゃんが言ってるのを聞いたことあります」とか言われた。
また年寄り話かよ。

そいや、お菓子をそれぞれで食べてるときに「それへつらしてー」とねだっても通じなかったりする。
晩ご飯なんかを食べに行って、出入り口付近の席に案内されて、「なんやせつろしーなー」とかいってもきょとんとされる。
あげくに「そんな単語聞いたことないです」とか言われる。
古語か。古語扱いか。もはや古語なのか。
なんか知らない土地にいるみたいな気分だよ!

そんなかんじで、最近うちの研究室ではやたらと方言ブームです。
みんな自分の出身地の珍しい方言探したりして。
究極には、自分の家族だけで通じることばとか言い出したりして。
まあそれはそれでおもしろいんですけど。


でも、「ひっしのぱっち」はふつーに使うよねえ?

先に受験した友人がTOEFLのオフィシャルガイドを貸してくれた。
なんだこの包囲網的逃げられなさは。

ということで観念して、もう受験日登録してきた。
あーもう。

スコア送付先、ちまちま選択して選んでいくのだが、その選択が謎すぎる。
まずGraduateかUndergraduateかを選ぶのはいいのだが、DepartmentがHumanitiesかSocial SciencesかBiological SciencesかPhysical Sciencesかしかないってどういうことだ。
うちの大学そんな体制じゃないぞ。
これどの大学選ぼうがこんなかんじになってんのかな。

しょうがないからSocial SciencesにしてPsychology, Experimental/Developmentalにする。
そんな学部ないのにPsychology, Experimental/Developmental学部に送付します、といわれる。
そんなことで迷宮のようなうちの学内便をくぐりぬけられるのだろうか。
かえってwktkしてきたのでめもっておく。
これでテスト後ちゃんとスコアが送られてきたらTOEFLすごいな。
いやこれで迷子になったらうちの学内便がある意味すごいのか。

乞うご期待。



こんなヒキではなんなので、きょうのおまけ。

最近気温が高いので、水出し紅茶をよくやります。
これは先日購入したピュグリ。
葉っぱが若い。
DSC_0466_s.JPG

美味しいんだけど、せっかくの香りがあんまし楽しめないから、この茶葉はお湯で淹れたほうが好きかな。
でもこのすきとおった水色は、きれい。
DSC_0467_s.JPG

あー。
腹を括って英語の勉強しなきゃな・・・

いきなり予告なく終電を30分ほど早めてしまうとかやめてほしいわー。
駅で茫然としたわー。
とぼとぼ歩いて帰ったわー。
そしてこのていたらく。

これ気力が回復したら読もう
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20497032
FFAと顔じゃないものに関する話っぽい。
昔は顔研究とかめんどくさくて敬遠してたけどここにきて多少勉強せねばならんありぢごく。

あとこれあとでおとす。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20498352
なんか最近電子ジャーナル調子悪いなー。

そいや家から駅に向かう道の途中に、セイボウっぽいむしが飛んでるポイントがある。
つかまえてやろうかと思うけども、虫もって研究室に入ったらたぶん女性陣からものっそいひんしゅくをかうと予想できたのであきらめた。
おっとなー!
いや、キャッチアンドリリースでその場ですぐ放して研究室にむしを持ち込まなければOKか?
せめてセイボウかどうかを確認しないと。
あーでもセイボウだったら写真撮りたい。あのメタリックブルー。
どうして昆虫や節足動物って無駄にメタリックなんだろう。

あ、hrsさんらへん向けに情報もらすと、うちのぼすはすっごいということが昨日発表されたもよう。
わたしはたぶんほとんど恩恵にあずかれなさそうなのですが、まあぼすにとってはよかったよかった。
しかしまあ、すっごいものですねえ。

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