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めもめも ...〆(。_。)

認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。

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ここ数日、行列になってるデータを統計にかける方法について調べているんだがどれをつかえばいいのかいまいちわからん。
行列状態になってるデータを統計にかけるんじゃなくて、行列Aと行列Bの差を検定とかそんなの。

例のメシマズ帝国ぼすは「カイ2乗でなんとかなるんじゃね?」と言っていたけど、さっとみたかんじでは複数行複数列のデータに適用してる例がみつからない。
とりあえずはこんなところだろうか?
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Cross/differenceofdist.html
あとカイ2乗の「適合度の検定」というのもそれっぽいか(上の先生のサイトでは名義尺度のみで紹介されてるけど。ちょっと文献にあたらねば)。

あるいはこれ。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Wilks/wilks2.html
あれ、でも「平均ベクトル」ってなんかやりたいことと違うんでないか・・・?
あとこれも留意点。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/exact/docs/When2Use.html
ここで指摘されてるデータのタイプにもろあてはまるので。

統計にかけることを考えなければ、「バタチャリア距離」とか「ハミング距離」というものをとるのがよいらしい。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/2148212.html
統計にかける必要があるのかどうか、から考えねばならんのか。
うーむ。

なにが一番問題って、データのどこがどうなってどういう結果が出てほしいのかを自分がイメージできてないことだ、と気づいた。
学部生か自分。
まあでも、今までさわったことのない分野のことしてるから多少はしかたないんだが。
効率悪くてしかたがない。
しかたがないが、そうやって行きつ戻りつするしかないのであろ。
本当にしかたがない。

こんなとこに書くネタじゃないけど、身内(非大学人)の勤める会社が終了のおしらせ・・・
しかも現在PC壊れててつかえないんだって。

んで失業保険(雇用保険)というものについて調べてみたらけっこう情報が分散してたのでまとめたのをめもっておく。
いつかまた参照することがあるかもしれないしね。
ないほうがいいけど。
自分の身には・・・降りかかるまでが長いな。
保険なんてない立場ばっかりだよ!

あらためて思ったけど、今の大学院って質がどうというよりも「おかねに苦労したことのないぼんぼん&お嬢様」か「おかねの苦労とか今更なので別に苦しくもない底辺層」の2極化してるよーな気がする。
まあわたくしめは後者なわけですが。
いわゆる「中流層」っていうのが学部に比べて壊滅的に少ない。
まあこのご時勢、中流層ならちゃんと就職するよな!
親の援助があてにできる富裕層なら大学院いってアカデミアめざしてもそんなに苦しくないもんな。
そして逆に、苦しいことに慣れっこになってる底辺にとっては一般ワープアになるのも高学歴ワープアになるのもたいして変わりがないっていう発想の転換。
どーせワープアなら生きがいのあるワープアのほうが楽しいよね!
奨学金というでかい借金を背負うリスクと運がよければプアじゃなくなるかもしれないというメリットでほぼ博打だけどな!

まあそんな自虐ネタはともかくとして保険の話だよ。
長くなるので「つづき」のところにしまっておく。

ちなみに、参考にしたサイトは
https://www.hellowork.go.jp/index.html
http://www.situgyou.com/
http://nojob.gozaru.jp/
です。
わたしのまとめ見るよりこれらのサイトを熟読したほうがいいかもしれんね。

考えてたらなんかもやもやっとしてわからんくなってきたのでめもっておく。

こんな話を見かけた。
http://www.yukawanet.com/archives/4070559.html
元記事?
http://www.null-hypothesis.co.uk/science/strange-but-true/colour_spectrum_magenta_complimentary_bizarre
「ピンクという色は存在しない」というような話っぽかったので、「ピンクっつったら薄紅色だし赤薄めたら作れるんだからおかしくね?」と思って釣られたらマゼンタのことだったでおじゃる。
いやまあマゼンタでもいいんだけど、存在しないってどういうことよ?と思って日本語のほう読んだけどどうも釈然としない。
引用されてる元記事っぽいのを併せて読んで、ようするに「マゼンタ固有の波長はないから」ということっぽい。
わたしは物理に疎いのでちょっと表現が変になるかもしらんがざっとまとめてみる。
原色の色(光の三原色か)は固有の波長があって、それを網膜が受け取って「色」と感じる。つまり色というのはそもそも脳内にしか存在しない。
原色以外は、複数の原色の波長を受け取ることでその“平均”として感じる。
赤と緑の波長を受けたらその間の「黄色」と感じる。
(でも緑の光は自然界には存在しないらしい。物理に疎いのでそのへんはよくわからない。
ただそいやー光合成するための葉緑素が緑なのはなんか光の性質からいって光の吸収高率が一番高いからって話があったなーと思い出す生物っこ)
で、赤と紫の波長があると、その間としてマゼンタを感じるのだそうな。
ただスペクトラムの中にはマゼンタはない。

それだけなら「ピンク(マゼンタ)という色が存在しない」じゃなくて「色というものは存在しない」か「マゼンタという色の波長は存在しない」でいんじゃね?まあ興味をひくためのoverstateか・・・とも思うが、日本語のほうの「マゼンタが存在すると、補色と補色が打ち消しあって色が消えてしまうから、自然界にはマゼンタが存在しない」というロジックが元記事のほうにはないっぽい件。
いや、厳密にはないんじゃなくって、錯視画像をもってきてるところに「Well, now we've got that sorted out, explain this」って書いてあるんだけど、直前の段落は「赤と紫からマゼンタを合成してしまう」話だし。
なんか、翻訳ミス?
そいや補色の説明でも「orange is complementary to blue, and yellow to violet」って言ってるところを「青なら、『黄色』、クロなら『白
」とか言ってるしなあ。
なんというか、腑に落ちない。
そもそも、マゼンタ色の花ってあるよね?オシロイバナとか。
オシロイバナは園芸品種で自然のものじゃない、といわれたらアウトかもしれんけど、じゃあ「自然界」って何よ?という話になるしなあ。(オシロイバナに原種があるのかどうかは知らない)
釈然としない。

と、思ったらこれ2008年の話の焼き直しかよ!しかも進歩なしの!!
ふつーにつっこんでるひといた。
http://d.hatena.ne.jp/deathno/20080828
・・・あれか、釣られたのか自分は。
やれやれ。


あともいっこ別のネタ。
こっちはソースのない完全脳内ネタですが。
「たとえてみよう」シリーズ。
「心理学者だったら心が読めるんですよね?」という質問がどれくらいばかばかしいか他の分野のひとにわかってもらおう比喩。


「工学部のひとならどらえもんが作れるんですよね?」
「医学部のひとなら人造人間が作れるんですよね?」
現実になりそうな可能性の高さでいえばこのへんが妥当か。

「文学部のひとなら売れっ子小説家になれますよね?」
「経済学部のひとなら世界の長者番付にのりますよね?」
「法学部のひとなら法律作れますよね?」
このへんは今でも不可能なわけじゃない事象を出してるからあんましよくはないな。
「そこをイコールでつなぐんじゃねーよ」というもやもや感はわかってもらえるかもしれない。

あ。
「日本人だったら水蜘蛛の術がつかえますよね?」
が、一番近いかもしれないな。
大学関係者以外にもわかってもらえそうだ。
日本人以外には通用しないだろうけど。

というわけで、心理学に関わる日本全国のみなさん、
「心理学やってるならひとの心が読めますよね?」
って言われたら
「それは『日本人だったら水蜘蛛の術が使えますよね?』と同じくらい現実味のない質問ですよ」と教えてあげるといいよ!

・・・水蜘蛛の術って、つかえるひといないよね?
もしいたらごめんなさい。

同期がみんなそれぞれ行き先を見つけていくのに自分はもはやニートになりかかっている現実。
http://viking-neurosci.sakura.ne.jp/blog-wp/?p=6730
なんかを読んで、あれー入学当初は意欲も(自惚れだけど当初は)能力もそこそこあったはずなのに、どうしてこうなった。感がたっぷり襲ってくる。
まあ原因はいくつか自分でわかっているのだけども、今更それを口にしたところで何も解決しないしただの愚痴にしかならない。
ありていに言うと「運が悪かった」としか。
しにたくなるね。

もうこのままニートまっしぐらになるかサイエンスライターあたりをめざす路線に切り替えるか真剣に考えねばならん、なぞ思いながら
http://d.hatena.ne.jp/tictac/20120110/p1
を読んだ。

・・・うん、まあ手持ちのものがかたづくぐらいまではがんばってみようと思った。
まだ吊るような時間じゃない。たぶん。

絶望のほうはとくに共有したいとは思わないけども、この希望は誰かと共有するのも悪くないと思ってとりあえず。

とりあえず、もうすこしだけここにいる。
もうすこしだけ、やれることをやる。
しばらくネットのない辺境に行っててすっかり新年になってしまいました。
今更ながらあけましておめでとうございます。
未熟者ではありますが今年もよろしくお願い致します。

しかしもう新年か・・・
ううぅ。
自分の歩みののろさにしにそうです。
とりあえずろんぶんめもをしておく。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21936296
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0006899311014740
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0006899311021482
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0006899311022876
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1053811911014613


年末年始はどたばたしていたのであまりじっくりとものを考えたり論文を読んだりする時間がとれなかったのですが、その中でふと思いついたことを書き留めておきます。


今更ながら、「科学者がエセ科学者を嫌う」感覚を喩えてみよう、と思った。
それは単に「間違っているから」だけでもいいんだけど、もっと科学者側に共感してもらうための喩え。

とりあえず思いついたのは、スポーツ実況・解説の喩え。
アナウンサーが野球なりサッカーなりマラソンなりクリケットの実況・解説をするにあたっての肩書きはあくまで「アナウンサー」。
ところが、アナウンサーがいきなり「わたしは選手です」と言い出したらどう思うか。
「わたしは選手なので、このチームが勝つことがわかります」とか言い出したら。
そして実際、勝負が引き分けだったとしたら。
「こいつ何言ってんだ」という反感を持つだろう。現役選手や、選手を経て解説者や監督になったひとは。
(この場合のアナウンサーには選手経験はないものとする)
単純に、「アナウンサーです。解説者といっしょに実況をします」と言えば反感もたれるようなことはないのに、選手経験ないのにいきなり選手を騙って解説を始め、それが的ハズレな内容だったら、「こいつに野球/サッカー/マラソン/クリケット/その他なんでも/の何がわかるのか」という反感をもたれるのは自然なことではないか。

このアナウンサーがエセ科学者、スポーツ界が実際のアカデミアの喩えね。

もしくは、野球選手出身の解説者が、なぜかマラソンの解説を始めちゃうとか。
スポーツで喩えるとへんな気がするけど、科学・技術の解説に関しては、結構お門違いのひとにお門違いのコメントを求めるのが常習化しているんじゃないかと思う。
ソースはないけど。

もっとPopulationの多い現象を喩えにすれば、「脳科学者」を標榜するひとたちに対する反感を他のヒトにわかってもらいやすいような気がした。

むしろ、「脳科学者」と名乗ってるひとたちは、今からでも「神経科学コミュニケーター」や「サイエンスコミュニケーター」や「サイエンスライター」を標榜すべきではないだろうか。
そしたら神経科学者たちも事実のデフォルメに少し寛容になれるかもしれないし、なにより「研究をちゃんとしてないやつが研究者を名乗るな」とか「自分がよくわかってないことをしたり顔で騙るな」といった反感も薄らぐんじゃないだろうか。


まあでもあれだ。
そんな他人のことにかまっていられる余裕がないね。
いろいろと余裕がない。
今年こそは、いろいろとなんとかしたいです。
ずいぶんとなさけない今年の抱負だな・・・

まあそんなかんじで不定期めもですが、重ね重ね今年もよろしくお願いします。
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