めもめも ...〆(。_。)
認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。
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忙しくてめもぶろぐが更新できないと予想していた。
だが事実は明後日の方向だった。
外付けHDDがしんだ。
なんかもうカフカばりの不条理さでしんだ。
このへんが太陽いっぱいな海辺だったら事件に巻き込まれるレベルでしんだ。
あまりの不条理に現実から全力逃走しちゃうぐらいに。
なんでって、この外付けHDDにはわたしの研究に関するほぼすべてが入っている。
わたしの好みに合わせて集めに集めた文献アーカイブ。
実験刺激につかえそうな画像データベース。
現在検討中の実験計画。
書きかけの論文。
実験の分析結果。
…今月行く予定の学会のポスター…
もうね、泣くとかのレベルじゃなかった。
魂が抜けるとかそういうレベル。
しかも、しんだタイミングが、こっちのぼすとミーティングする日の朝。
「今朝HDDがしんだ。」
ってぼすに伝える間抜けさといったらもう。
そりゃあもう砂浜で乱射したくなるわ。
おかげでミーティングはたいそうぐだぐだになってひどいありさま。
こんな状態でのほほんとやってられるわけがない。
まあもちろんそのままあきらめたわけではありません。
あらゆる手を尽くしました。
というわけで、以下このような悲劇が起きたときの対処をめもしておきます。
ちなみに参考にしたのはこのサイト
あと、外付けHDDがうまく認識されなかったらまず電源供給を疑え、というのが昔は定番だったらしいですが、現在は電力不足を起こすHDDがほとんどないのでそのへんはもうスルーで。
症状:マイコンピュータに接続したHDDが表示されない
1)USB接続コードを変えてみる
これでどうにかなる場合はコードが故障しているだけなので新しくコードを買おう。
2)ほかのUSBポートにつないでみる
これで認識されたら、HDD認識しないUSBポートがしんでるということです。
現にわたしのノートPCのUSBポートは1こしんでます。
3)ほかのPCにつないでみる
これで認識される場合は、HDDを認識しないPC側に問題があるのでPCをいじる(4以降)だけで済む
4)USB接続のドライバを再インストール
「コンピュータの管理」のデバイスマネージャを起動
↓
USBコントローラのところにある外付けHDD相当のデバイス(USB大容量記憶装置デバイスとかそういうやつ)を右クリックして削除
↓
HDDひっこぬいてもういちど接続しなおす
↓
ドライバが再インストールされる
でOK。
と、いわれているけど個人的にはこの方法でUSB接続機器のトラブルが解決したことがない。
実際のところこれでなおる例ってどんなもんなのかしら。
5)ドライブレター割振りなおす
「コンピュータの管理」の「ディスクの管理」をひらく
↓
「ボリューム」のところにHDDに相当するやつがあるか確認する
↓
あったらそいつを右クリックで「ドライブ文字とパスの変更」
↓
「変更」でてきとうな文字をいれる
でOK。
まあわたしの場合は、この段階でもうっわー認識されてねえ!ってなったんですけどね!
6)パーティションの復元
5で開いた「ディスクの管理」のディスクで、「正常(不明なパーティション)」と表示される場合はドライブレターが変更できないそうな。
そういうときはTestDiskというツールをつかえばいいらしい。
今回はもうパーティションとかそういうレベルじゃなかったので参考リンクはるだけにする
参照すべきリンク
それとこのTestDiskというやつは、HDDが認識されるんだけど「ディスクがフォーマットされていません」って表示が出る場合の復旧にもつかえるらしい→またリンク
まあここまでで解決するならわりといいほう。
問題はここからだ。
ここからは、いわゆる「物理障害」への対処となる。
7)ハードディスクを取り出してPCに直接つなぐ
精密ドライバを用意する。
↓
なるべく埃の少ないところで、慎重にHDDの外装をはずす。
↓
ハードディスクを取り出す。
デスクトップPCがあるならばマザーボードにハードディスクを接続して(こういうサイト参考)データを移せばよろしい。
んが、何分今回は出先ゆえにノートPCしかありませぬ。
そういう場合はIDE/SATA-USB変換ケーブルを買ってきて、ハードディスクをUSB接続でつないでみればよろしい。
これで認識できれば、USB変換ブリッジかどこかの故障だったというわけです。
かつてわたしは電源部分が故障したPCのハードディスクのデータをこれで吸い出したことがありますし、USB変換ブリッジの故障というのも結構よくあるものらしいので、変換ケーブルは手元に置いておいて損はないアイテムですね。
PCに詳しいひとにおすすめされたのはこんなの↓
8)ハードディスクを開く
7でもアウトの場合は、もうハードディスクの中にエラーがあるとしか考えられないわけです。
データを記録するプラッタに傷がついているとかじゃなければ、一応データはまだ残っているはず…!
…んなのシロートができるわけないじゃんね…
というわけで今回はリカバリ業者に依頼しました。
まあ業者に依頼するなら7はしないほうがいいです。業者はたいていクリーンルーム持ってるので。
親切な業者で、HDD持ちこんだ日にどうも7相当まではぱっと無料で診断してくれました。
んで案の定ハードディスクの中に原因があることが確定しました。
なんか、HDDがしんでからはモーターがまわりかけて止まるような音がしてたんだよね…
今回、業者に依頼することを決心したのは、そこの業者が「データがリカバリできない場合は料金が発生しない」ことを掲げていたからです。
リカバリ業者って診断だけでお金かかることも多いし、データ復旧しなくても料金発生することが多々あるんですが、こういう業者もいるんですね。
ただ、そこはすっごい個人営業だったので、日本でも同様の業者がいるのかどうかは不明。
…なんにせよ、データが復旧することを祈り続けるしかない。
それと、腹をくくって学会ポスターだけは1から新しく作っといたほうがよさそうです。
今回デザインちょっと凝ってたのにな…(そこかよ)
結論:常にバックアップができるくらいの(おかねと空き容量の)余裕ないと研究はしんどい
…つらい。
だが事実は明後日の方向だった。
外付けHDDがしんだ。
なんかもうカフカばりの不条理さでしんだ。
このへんが太陽いっぱいな海辺だったら事件に巻き込まれるレベルでしんだ。
あまりの不条理に現実から全力逃走しちゃうぐらいに。
なんでって、この外付けHDDにはわたしの研究に関するほぼすべてが入っている。
わたしの好みに合わせて集めに集めた文献アーカイブ。
実験刺激につかえそうな画像データベース。
現在検討中の実験計画。
書きかけの論文。
実験の分析結果。
…今月行く予定の学会のポスター…
もうね、泣くとかのレベルじゃなかった。
魂が抜けるとかそういうレベル。
しかも、しんだタイミングが、こっちのぼすとミーティングする日の朝。
「今朝HDDがしんだ。」
ってぼすに伝える間抜けさといったらもう。
そりゃあもう砂浜で乱射したくなるわ。
おかげでミーティングはたいそうぐだぐだになってひどいありさま。
こんな状態でのほほんとやってられるわけがない。
まあもちろんそのままあきらめたわけではありません。
あらゆる手を尽くしました。
というわけで、以下このような悲劇が起きたときの対処をめもしておきます。
ちなみに参考にしたのはこのサイト
あと、外付けHDDがうまく認識されなかったらまず電源供給を疑え、というのが昔は定番だったらしいですが、現在は電力不足を起こすHDDがほとんどないのでそのへんはもうスルーで。
症状:マイコンピュータに接続したHDDが表示されない
1)USB接続コードを変えてみる
これでどうにかなる場合はコードが故障しているだけなので新しくコードを買おう。
2)ほかのUSBポートにつないでみる
これで認識されたら、HDD認識しないUSBポートがしんでるということです。
現にわたしのノートPCのUSBポートは1こしんでます。
3)ほかのPCにつないでみる
これで認識される場合は、HDDを認識しないPC側に問題があるのでPCをいじる(4以降)だけで済む
4)USB接続のドライバを再インストール
「コンピュータの管理」のデバイスマネージャを起動
↓
USBコントローラのところにある外付けHDD相当のデバイス(USB大容量記憶装置デバイスとかそういうやつ)を右クリックして削除
↓
HDDひっこぬいてもういちど接続しなおす
↓
ドライバが再インストールされる
でOK。
と、いわれているけど個人的にはこの方法でUSB接続機器のトラブルが解決したことがない。
実際のところこれでなおる例ってどんなもんなのかしら。
5)ドライブレター割振りなおす
「コンピュータの管理」の「ディスクの管理」をひらく
↓
「ボリューム」のところにHDDに相当するやつがあるか確認する
↓
あったらそいつを右クリックで「ドライブ文字とパスの変更」
↓
「変更」でてきとうな文字をいれる
でOK。
まあわたしの場合は、この段階でもうっわー認識されてねえ!ってなったんですけどね!
6)パーティションの復元
5で開いた「ディスクの管理」のディスクで、「正常(不明なパーティション)」と表示される場合はドライブレターが変更できないそうな。
そういうときはTestDiskというツールをつかえばいいらしい。
今回はもうパーティションとかそういうレベルじゃなかったので参考リンクはるだけにする
参照すべきリンク
それとこのTestDiskというやつは、HDDが認識されるんだけど「ディスクがフォーマットされていません」って表示が出る場合の復旧にもつかえるらしい→またリンク
まあここまでで解決するならわりといいほう。
問題はここからだ。
ここからは、いわゆる「物理障害」への対処となる。
7)ハードディスクを取り出してPCに直接つなぐ
精密ドライバを用意する。
↓
なるべく埃の少ないところで、慎重にHDDの外装をはずす。
↓
ハードディスクを取り出す。
デスクトップPCがあるならばマザーボードにハードディスクを接続して(こういうサイト参考)データを移せばよろしい。
んが、何分今回は出先ゆえにノートPCしかありませぬ。
そういう場合はIDE/SATA-USB変換ケーブルを買ってきて、ハードディスクをUSB接続でつないでみればよろしい。
これで認識できれば、USB変換ブリッジかどこかの故障だったというわけです。
かつてわたしは電源部分が故障したPCのハードディスクのデータをこれで吸い出したことがありますし、USB変換ブリッジの故障というのも結構よくあるものらしいので、変換ケーブルは手元に置いておいて損はないアイテムですね。
PCに詳しいひとにおすすめされたのはこんなの↓
8)ハードディスクを開く
7でもアウトの場合は、もうハードディスクの中にエラーがあるとしか考えられないわけです。
データを記録するプラッタに傷がついているとかじゃなければ、一応データはまだ残っているはず…!
…んなのシロートができるわけないじゃんね…
というわけで今回はリカバリ業者に依頼しました。
まあ業者に依頼するなら7はしないほうがいいです。業者はたいていクリーンルーム持ってるので。
親切な業者で、HDD持ちこんだ日にどうも7相当まではぱっと無料で診断してくれました。
んで案の定ハードディスクの中に原因があることが確定しました。
なんか、HDDがしんでからはモーターがまわりかけて止まるような音がしてたんだよね…
今回、業者に依頼することを決心したのは、そこの業者が「データがリカバリできない場合は料金が発生しない」ことを掲げていたからです。
リカバリ業者って診断だけでお金かかることも多いし、データ復旧しなくても料金発生することが多々あるんですが、こういう業者もいるんですね。
ただ、そこはすっごい個人営業だったので、日本でも同様の業者がいるのかどうかは不明。
…なんにせよ、データが復旧することを祈り続けるしかない。
それと、腹をくくって学会ポスターだけは1から新しく作っといたほうがよさそうです。
今回デザインちょっと凝ってたのにな…(そこかよ)
結論:常にバックアップができるくらいの(おかねと空き容量の)余裕ないと研究はしんどい
…つらい。
無題
エジプトの呪いだ~
by
K
2013/08/02(Fri)13:34:44
編集
Re:無題
エジプトの呪いハイテクすぎですよ。って言うとなんか超古代文明ネタっぽいですね。
2013/08/02 23:03
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もっさり:日々の雑感をもっさり。
がっつり:論文や研究関連をがっつり。
びっくり:科学ニュースでびっくり。
まったり:空想科学などでまったり。
ばっかり:デザイン系自己満足ばっかり。
ほっこり:お茶を嗜んでほっこり。
がっつり:論文や研究関連をがっつり。
びっくり:科学ニュースでびっくり。
まったり:空想科学などでまったり。
ばっかり:デザイン系自己満足ばっかり。
ほっこり:お茶を嗜んでほっこり。
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分野は視覚認知。視知覚にがて。
あと記憶全般。
カテゴリ (semanticsか?) とかも。
最近デコーディングが気になる。
でも基本なんでもこい。
好奇心は悪食。
好きな作家(敬称略)
川上弘美
小林秀雄
津原泰水
森茉莉
レイ・ブラッドベリ
イタロ・カルヴィーノ
グレッグ・イーガン
シオドア・スタージョン
分野は視覚認知。視知覚にがて。
あと記憶全般。
カテゴリ (semanticsか?) とかも。
最近デコーディングが気になる。
でも基本なんでもこい。
好奇心は悪食。
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