めもめも ...〆(。_。)
認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。
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まあ前述のとおりの状況なので,研究ネタでのめもぶろぐ更新は滞る可能性があります.
とりあえず今のところは,研究以外のネタを消費しておきます.
住み慣れた土地を離れると,まず気になるのは植生の違いですよね!
今回の滞在で目に留まったのは,buttercupと呼ばれる雑草.
そう,雑草扱いなんですよねこの花.
もうそこらへんに生えてくる.
今はもうだいぶ数も少なくなって来ましたが,1ヶ月前はもうそこらじゅうに生えてました.
今滞在しているところには庭があって,数週間に一度芝刈りされて手入れされているのですが,
芝刈り直後はこんなふうに縞模様つくってならされていても,
2週間後はこんなかんじにbuttercupが生えています(黄色い点がみんなそう).
生命力&繁殖力つよいなー.
これは日本でいうところの「キンポウゲ」に相当する種なのですが,わたしのふたしかな記憶ではキンポウゲとbuttercupは違う種だったと思われます.
buttercupは花弁の表面がクチクラ層か何かで覆われているので,てらてらぴかぴか光ります.そのようすがバター(溶けたやつ?)を湛えているようだ,というのでbuttercupと呼ばれるようになった,という話を聞いたことがあります.
実際ぴかぴかしています.
ちょっと露出あげ気味に撮っただけでもこんなふうになっちゃいます.
実際の花の内部はこんなかんじですが.
んでも日本のキンポウゲはそんなふうにぴかぴかした花弁ではないみたい.
そもそも日本でキンポウゲって自生しているのだろうか.
むしろ園芸品種のがいっぱいありそう.
園芸品種といえば,実はキンポウゲやbuttercupって同じ「Ranunculus」という属なのですね(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%82%B9).これ,名前が示すとおりお花屋さんで親しまれているラナンキュラスも同じ属.
ということはラナンキュラスはキンポウゲかbuttercupを八重にした園芸品種ということか.
んでもってバイカモもこの仲間らしい.
そっちのがびっくり.
バイカモはこどもの頃住んでいたところの近所の川にもはえていました.
「藻でも花がさくんだー」とぽけーっと思っていたのですが,長じてからバイカモってえっらい希少(きれいな川でしか育たない)と知って衝撃を受けた記憶があります.
まああの川蛍とかも大量にいたし・・・
もう1つキンポウゲに関する記憶を挙げると,小林秀雄の『おふぃりや遺文』でオフィーリアがキンポウゲの花冠について話すくだりがあったと思うのですが,舞台がデンマークなことを考えるとあれってキンポウゲというよりbuttercupなんじゃなかろうか.
あれ『ハムレット』原文にbuttercup出てきてたっけ?
というのを確認しようとして,昔大学図書館が18世紀文書無料公開したときにダウンロードしていたハムレット台本を読もうと思ったのですが,それもHDDの藻屑と消えました.
残念.
まあ確認する手段が見つかればそのときに確認してみよう.
こういう日本で見られない種が身近なかわりに,日本でよく見るワスレナグサっぽい雑草とかオオイヌノフグリとかはまったく見られません.
共通している種はというと,タンポポやシロツメクサなどですね.
あれ,シロツメクサってもともとは外来種じゃん・・・
あ,朝顔は庭に植えているひともたまにいます.
あとツユクサっぽいのを1回だけ見かけたことがある.
いやー植生の違いって本当に面白いなあ.
とりあえず今のところは,研究以外のネタを消費しておきます.
住み慣れた土地を離れると,まず気になるのは植生の違いですよね!
今回の滞在で目に留まったのは,buttercupと呼ばれる雑草.
そう,雑草扱いなんですよねこの花.
もうそこらへんに生えてくる.
今はもうだいぶ数も少なくなって来ましたが,1ヶ月前はもうそこらじゅうに生えてました.
今滞在しているところには庭があって,数週間に一度芝刈りされて手入れされているのですが,
芝刈り直後はこんなふうに縞模様つくってならされていても,
2週間後はこんなかんじにbuttercupが生えています(黄色い点がみんなそう).
生命力&繁殖力つよいなー.
これは日本でいうところの「キンポウゲ」に相当する種なのですが,わたしのふたしかな記憶ではキンポウゲとbuttercupは違う種だったと思われます.
buttercupは花弁の表面がクチクラ層か何かで覆われているので,てらてらぴかぴか光ります.そのようすがバター(溶けたやつ?)を湛えているようだ,というのでbuttercupと呼ばれるようになった,という話を聞いたことがあります.
実際ぴかぴかしています.
ちょっと露出あげ気味に撮っただけでもこんなふうになっちゃいます.
実際の花の内部はこんなかんじですが.
んでも日本のキンポウゲはそんなふうにぴかぴかした花弁ではないみたい.
そもそも日本でキンポウゲって自生しているのだろうか.
むしろ園芸品種のがいっぱいありそう.
園芸品種といえば,実はキンポウゲやbuttercupって同じ「Ranunculus」という属なのですね(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%82%B9).これ,名前が示すとおりお花屋さんで親しまれているラナンキュラスも同じ属.
ということはラナンキュラスはキンポウゲかbuttercupを八重にした園芸品種ということか.
んでもってバイカモもこの仲間らしい.
そっちのがびっくり.
バイカモはこどもの頃住んでいたところの近所の川にもはえていました.
「藻でも花がさくんだー」とぽけーっと思っていたのですが,長じてからバイカモってえっらい希少(きれいな川でしか育たない)と知って衝撃を受けた記憶があります.
まああの川蛍とかも大量にいたし・・・
もう1つキンポウゲに関する記憶を挙げると,小林秀雄の『おふぃりや遺文』でオフィーリアがキンポウゲの花冠について話すくだりがあったと思うのですが,舞台がデンマークなことを考えるとあれってキンポウゲというよりbuttercupなんじゃなかろうか.
あれ『ハムレット』原文にbuttercup出てきてたっけ?
というのを確認しようとして,昔大学図書館が18世紀文書無料公開したときにダウンロードしていたハムレット台本を読もうと思ったのですが,それもHDDの藻屑と消えました.
残念.
まあ確認する手段が見つかればそのときに確認してみよう.
こういう日本で見られない種が身近なかわりに,日本でよく見るワスレナグサっぽい雑草とかオオイヌノフグリとかはまったく見られません.
共通している種はというと,タンポポやシロツメクサなどですね.
あれ,シロツメクサってもともとは外来種じゃん・・・
あ,朝顔は庭に植えているひともたまにいます.
あとツユクサっぽいのを1回だけ見かけたことがある.
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カテゴリ説明
もっさり:日々の雑感をもっさり。
がっつり:論文や研究関連をがっつり。
びっくり:科学ニュースでびっくり。
まったり:空想科学などでまったり。
ばっかり:デザイン系自己満足ばっかり。
ほっこり:お茶を嗜んでほっこり。
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分野は視覚認知。視知覚にがて。
あと記憶全般。
カテゴリ (semanticsか?) とかも。
最近デコーディングが気になる。
でも基本なんでもこい。
好奇心は悪食。
好きな作家(敬称略)
川上弘美
小林秀雄
津原泰水
森茉莉
レイ・ブラッドベリ
イタロ・カルヴィーノ
グレッグ・イーガン
シオドア・スタージョン
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最近デコーディングが気になる。
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