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めもめも ...〆(。_。)

認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。

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Octaveは現在Windows機をサポートしていないというが、そうはいっても研究費が潤沢でない環境というのはままあるものである。
ましてや最近のMatlabは年単位でライセンス料が発生する。
かの西原理恵子女史も言った、「お金がないのは首がないのといっしょや」と。
しかし、なくてもまわさなきゃならんことだってある。

というわけで、非推奨環境であると承知の上で、新しいPC(ラップトップ)、Windows機にOctave入れてPsychtoolboxを入れることにした。
以前つかってたラップトップはグラボがOpenGL非対応だったのでそもそもPsychtoolboxが動かなかったのだが、今度のはラップトップながらちゃんとOpenGL対応なのだ。
だからまあ、原理的にはなんとかなるはず。

とりあえずインストールは、Psychtoolboxで有名なサイトのページを参照した。
インストール自体はとくに問題なく完了。

んではサイトに従って…と思ったらデモのMファイルが開けない。
Octave自体ではopenつかってもMファイル開けないらしい。

まあMファイルならメモ帳でも開けるし…と思ってたが、OctaveにはMファイル編集するためのNotepad++というテキストエディタがくっついているのであった。

せっかくだからこれを試そう。

…ところがこれ、コメントつけようとすると日本語がすべて文字化けしてしまうのである。
ということは、選択肢は3つ。

1)コメントなど不要。プログラムのみで驀進するのみ
2)英語でコメントかけばなんの問題もない
3)どうにか日本語対応させられないか?

……というわけですが。
ただでさえ記憶要領、いや容量がよろしくないわたしに1)の選択肢はつらい。
そもそも「プログラム書くときは、こまめにコメントをつけるのが当たり前」という教育を受けたわたしとしては採択したくない。
よって却下。
2)の選択肢も悪くない、悪くないんですが……まあわたしの英語ってぐだぐだだからなあ。
プログラム書くのに苦しんでるときに、英語にも苦しまないといけないのか…と思うと暗澹たる気持ちになったので、保留という名のスルー。
よって、3)の日本語対応の道を選んでみることにしたのです。

まずここを参考にして、文字コードを変更。
Unicode対応にしておく。

ここんとこを変更するとよい。

んで、ここを参考にして、つかうフォントを日本語対応のものに変更。

ここんところの、

こいつを変更。


これで日本語コメントが文字化けせず表示される。
日本語フォントがふつうにMSフォントじゃおもしろくないので、しねきゃぷしょんとかにしてみたり。
でもとくに表示に反映される気配はない。なんでだ。
まあテキストエディタがしねきゃぷしょんである必要もないのでいいか。

で、ちょっといらったMファイルをOctaveで実行してみると(よいこのみんなはその前にパスを通したりカレントディレクトリを変更したりしようね!そんなことで「あれ?エラー?」とか思うのはあほのすることだぞはいごめんなさいすいません)、なんか不思議なエラーがでる。

invalid character  ‵・ (ASCII 239) near line 1, column 1

とかなんかそんなん。

っても1行目1文字目とか別にへんなもん入ってないし…?
なんかファイルの冒頭にへんな全角文字があるっぽい判定されてる??


なんかいやな予感がして、Mファイルをメモ帳で開きなおして文字コードをANSIに変更して上書きして実行したら通った。

……これUnicodeにしてんのがだめなのか…??
でもNotepad++側でUnicodeにしないと日本語コメントがしんじゃう…
でも通らないプログラムに価値はないし…


結論:メモ帳最強。

もしくは、やっぱ英語でコメントかくようにしたほうがいいのかも。


このエラーにどれくらい再現性あるのかは不明。
ひょっとしたらNotepad++だけでなんとかなるのかも。
ならないのかも。
今後の検証を待つ。

いろいろあって、ちょっくら英語でCV書いてみることになった。
まあふらっふらしてる根無し草なもんで、次の漂着先を国内に限定する必要もないし、そういう経験だって将来役に立つだろう。
それにCVってようは英語の履歴書でしょ?そんな大変な作業でもないだろうし……

……なんて思ったわたしがあまかった。

…あたりまえだよな!世界のポスドクはCVでアピールしてどんどん世に進出していくんだもんな!
その「最初の一撃」たるCVがそんなにかんたんにできるわけないよな!!

そんなふうにうちひしがれながらCVの書き方について調べたことをめもしておく。

まず心得ておくべきこと。

「CVには決まったフォーマットが存在しない」

……どういうことだよ……
…もう心が折れそうだよ……

ある意味「何書いてもいい」し、「何を書くか」で人柄やら能力やらがアピールされてしまうようだ。
……そういうのがいちばん初心者にとってむつかしいんですけど…
初心者が「何を書くべきか」とか判断できるわけないじゃん…


そんなかんじでぶつくさいいながら、まずはいろいろ検索だ。
参考になったウェブサイトは以下。

まず日本語でこの記事
いくつかリンクが貼られているものの、切れているものもある。
上のリンクで有効&参考になったのはこのページ
CVの例をPDFでダウンロードできる。
これのacademic CVというのがわれわれのお手本になるCVですな。
それとこのページ
CV例は上記のものと共通している。Tipsが充実。
フッターにページ数とか自分の名前とかいれとくといいよ、というのはなるほどと思った。
(わたしはふだん講義資料にもページ数いれるのを忘れちゃうくらいうっかりだからな…)
上のサイトにも、アカデミックCVに特化したページがあった(ここ)。

も1こ日本語で参考になったのはこのブログ
追加情報も併せて参照。

あと英語だけどこれ
ここのCVサンプルは心理学のひとのなので参考になる。


参考にしたサイトはだいたいこんなもんか。

まず注意しておかないといけないのは、英語CVはどの項目も時系列が新しいものから古いものの順に記述すること。
日本の履歴書はたいてい古いものから新しいものの順で書くので、ちょうど逆になる。
めんどくさいけど注意。

これまでの情報をまとめて、だいたいの雛型をまとめてみよう。


1)Personal Data
まず名前。
日本の履歴書だと性別や顔写真が必要になるけど、英語圏だと不要。ってか、「ないほうがのぞましい」ものらしい。
性差別や人種差別を助長しないように、だそうで。
(そんなん、項目があっても気にしなければいいのに…と思うけど、そうもいかないのかねえ)
生年月日やらは書いたり書かなかったりみたいだけど、わたしは省略した。
Contact Addressを書かないといけないのだけど、ちゃんとしたポストもちでないわたしはUniversity AddressとHome Addressを書いた。
本籍地とかもいるのか?と一瞬思ったけど、どうやらそういうことではないっぽい。
場合によってはいるかも?
あと国籍とか?
今回は省略。

2)Education
なんかSchoolingとかQualificationsとかいう下位区分がある場合もあるっぽいのだが、よくわからなかったのでそういう区分は省略した。
で、ここでつまづいたのが「日本の大学でとった学位ってどう英語で表現したらいいの?」という点。
心理学の研究してとった学位なんだから、Ph.D. (Psychology)でいいじゃん…と思ってたんだけど、実際学位証明書とかは、博士(学部/研究科名)で書かれているわけで。
で、わたしが学位とった学部/研究科はざんねんながら「心理学部/研究科」ではない。
となると、Ph.D. (Psychology)だと証明書の表記と矛盾してしまう。
なので仕方ないから、Ph.D. (学部/研究科名の英語表記)と書くしかない。
ただ、この表記だとDoctor of ~の~部分とかぶってしまうので、一瞬びっくりする。
Doctor of ~は、なんか名誉博士的なものらしい(参考ウィキペディア)?
Ph.D. はもともとDoctor of Philosophyの略だから、Doctor of ~の一種であったけど、今の形になっていっぱいつかわれるようになったんだな。
というわけで歴史的にはPh.D. of~という表記はおかしい。
前置詞をつかう場合にはPh.D. in (学部/研究科名の英語表記)at (大学名)が妥当か?
まあわたしはPh.D. in (学部/研究科名の英語表記), (大学名), (取得年)とした。
んでその下に
Consentrations: Psychology, Cognitive Psychology
Dissertation: (博論のタイトル英訳)
とした。
これであってるのかどうかはわからんけど、まあ証明書の表記と矛盾せずなおかつ心理学で学位をとったんですよ、という情報を出せるからとりあえずこれにしておく。
「これあかんで」とつっこまれた場合はあとで追記する。
Ph.D.のつぎはM.A. in (研究科名),(大学名),(取得年)で同様に
Consentrations: Psychology, Cognitive Psychology
Thesis: (修論のタイトル英訳)
にした。
正直DissertationとThesisの違いがよくわかっていないのだけど、サンプルCVに書いてあったからなんも考えずにそのままつかった。
これもあとで問題が判明したら追記する。
んでM.A.のあとにB.A. in (学部名),(大学名),(取得年)をいれる。
こっちはタイトルとかなくてもいいみたい。
ぶっちゃけ卒論のタイトルとかおぼつかなくなってるから助かった。

日本人の場合はだいたいこの学位に関する事項だけでいいっぽい。
なんかよその国出身だともうちょいなんかあるっぽいのだけど、よくわかってないので省略。

3)Employment and Academic History
いわゆる職歴。
非常勤などの単発仕事をしてるせいで、たいそう冗長になるけど辛抱強く書く。
講義関係の仕事は、なるべく講義名を書いたほうがいいっぽい。
仕事について書いた下の行に
Courses: (講義名を英訳したもの)
で書いたけどこれがあってるかは(ry。

こまったのが、「実習」の英訳。
心理学やってりゃあどこの大学でも「心理学実習」的な名前の講義があると思うんですけど、この実習って英語表記どうしたもんだろう?
和英辞書サイトに放り込んでもいまいちピンとこない。
あげくにこんなネタも出てくる始末。
なんじゃこりゃー。いみない。
とりあえず「Practice」と解釈したんだけど、なんかそれでもしっくりこない気がする。
ぴったりな英訳は鋭意検索中。

4)Awards
ふつうは学会賞などを書く。
ここにいれていいかわからんのだけど、日本学生支援機構の返還免除も一応「優秀な学生」に対するものだからここに書いた。
どっこい、学生支援機構のHPは例の貸付型「奨学金」については日本語ページしか存在せず、英語ページには留学生用奨学金の情報しかない。
つまり日本人学生が受けた「奨学金」の公式英語名称は不明。
これ適当に英訳するしかないんか…と思っていたら、阪大の学生向けニュースで学生支援機構返還免除のニュースを英訳したものを発見(ここ)。
阪大さまさまである。

5)Research Skills
プログラミングとかそのへんの経験を書く。
かつては「Officeがつかえる」とかも書いていたみたいだが、このご時世そんなもんは当たり前なのでもう書けない。
だいたいは実験用とか解析用のプログラミング経験を書くものだと思う。
ひょっとしたら画像加工とかもいれていいのかな?でもStatisticにやってないよ…手作業だよ…
手作業でもないよりはましとして、イラレ・フォトショ経験ありくらいは書いてもいいかもしれない。

6)Grants
今までもらったことのある研究資金について、Completed(もう完了したもの)とActive(現在継続しているもの)についてわけて書く。
お金くれた団体,その実施している企画?名,自分の申請した研究計画名,得た金額,その期間を書く。
なんか、落ちたグラントについても書くべき!という意見もあるらしいが、周囲でそんなひとがいないので通ったやつだけ書いた。
実際さびしい…アッハイ。

7)Publications
PapersとかBook Chaptersとか分けて書くのがふつうっぽい。
著者んところの自分の名前はアンダーラインつけたりして目立たせておくものらしい。
まあこのへんは文献の書き方と同じなので楽。

8)Conferences
学会発表。
Publicationsと似たようなかんじ。


基本はだいたいこんなもんらしい。
んで、ポスドク公募とかに送る場合は、最初のほうにResearch Interestsコーナーをつくって研究への意欲をアピールするようだ。
あと、Employment & Academic HistoryのところをResearch ExperiencesとTeachingに分けて、それぞれどんなことをしたのか詳しく書く場合もあるみたい。
詳しく書くといえば、Publicationsについてもどんな論文かちょっと説明したりする場合もあるっぽい…

なにそれ肉付けしようと思えばいくらでも肉付けできるやん…
無限CV地獄やん…

まあこんなんをいっぺんにぜんぶやろうとすると本当に地獄を見るので、できるひとはちょっとずつ情報を追加していって重厚なCVをつくるものらしい。
……できるひとマジすげー…


今度もっと精神が平静なときに自分のCVなおす。
たぶん。

さて、前回予告したように、Mendeleyとファイル同期の方法についてめもしておこう。
(ちょっと修正しました)

Mendeley自体はたいそうべんりソフトなのですが、Mendeleyに用意されている同期用のファイル容量はあんまり多くなくて(100MB)、たくさん論文ためこんでにやにやしたいわたしのようなタイプにはちょとつらいものがあるのでした。

んで、SugarSyncのようなファイル同期ソフトと併用し、Mendeleyは文献管理に、論文ファイルの同期はファイル同期ソフトに任せるという分担制をとっておくと、研究室でもおうちでも論文参照し放題という環境が構築できるというのです。

が。

SugarSyncは無料アカウントサービスを終了してしまいました。
まあそれでなくても、なんかファイル同期がうまくいってなくて重複ファイルだらけで容量がいっぱいいっぱいになりかけてたし…
これはもうMendeley有料版(同期ファイル容量の上限が上がる)を購入するしかないか……
と思っていたそのとき。

なんと別の解決方法が見つかってしまいました。
(参照元:ここ

Copyというファイル同期ソフトなら、無料で15GB分のファイルを同期できるらしい!
Mendeleyの同期をこのCopyに任せれば、おかねのないわたしでもらくらく論文ファイルの同期ができるぜ!

しかも、すでにアカウント持ってる人の紹介でアカウントをつくれば、5GBのボーナスがつくらしい。
つまりしょっぱなから20GBつかえる。
こいつぁ豪儀ですぜ!

というわけでわたしも紹介用URLをつくりました。→ここ
ここからアカウントつくればボーナスがつくよ!

やるべきことをざっと書き出してみると、

1)Copyをインストール、アカウント作成
2)Copy専用フォルダ「Copy」誕生
3)「Copy」フォルダ内に同期させたい論文ファイル用フォルダを作成。
4)論文ファイルを決断的につっこむ。
5)Mendeley Desktopを起動
6)Mendeley DesktopのWatch Folder...でCopyフォルダ内の論文フォルダを指定
7)Mendeley DesktopのTools下のOptionsのFile Organizerのチェックを外しておく
8)Edit SettingボタンをおしてSynchronize attached filesのチェックも外しておく

9)同期させたい別のPCにもさっきつくったCopyアカウントでCopyのサイトにログインしてから、Copyをインストール。なんか・・・って書いてあるとこクリックしたらでる。

10)Mendeley Desktopもインストール
11)6でやったようにWatch FolderでCopyのフォルダを指定
12)7と8でやったFile OrganizerとSynchronize attached filesのチェック外すのをやっておく

といったところか。

Copyのすばらしいところは、PCのCopyフォルダ内で行った編集がちゃんとWebにも反映されているところ。
たとえばCopy内でファイルを削除すると、Web上のCopyでもちゃんと削除されてる。
Mendeleyとかはこれがうまくいってなくて、ファイルがいつまでも残ったりしてたんだよなあ。
シンプルな操作でちゃんと結果が得られるのはすばらしい。

この方法について、またなんか気づいたことがあったら追記します。
Siemens社のMRI装置の操作方法を習ったので一応めぼしいところをめもっておく。
まあ文系っこが直接操作をする機会なんぞあんまりないと思うが、いつかなんかの役に立つかもしれないので。

  • 被験者がねっころがるところは「ベッド」じゃなくて「テーブル」(そこからかよ!)
  • テーブルの上げ下げ、出入りのスピードは装置についてるボタンで調節可能
  • 装置のボタンで、地図記号の工場みたいなマークのボタンをおすと位置合わせ用のレーザーがでるので、レーザーの十字がはかりたいところの真ん中にくるよう位置あわせ
  • 位置合わせがうまくいったら、→||←みたいなマークのボタンをおすとあわせた位置をスキャンするところまでテーブル送りができる
  • 位置合わせは記憶される
  • 手動でスピード調節してテーブル出し切ったら記憶した位置キャンセル(だったと思う、うろおぼえ)
  • 検査部位によってコイルかえてる(当たり前か…)
  • 頭部コイルは12チャンネルコイルと32チャンネルコイルがある
  • 違いは論文などを見よう(検索で出た例:これ
  • コンセントとプラグみたいなやつでコイルをつなぐ(名称を忘れてしまった)。コンセント的なやつの数・場所が限られているので、つなげるコイルには制限がある(首用とかいろいろあるけど、ぜんぶがぜんぶ一度につなげるわけではない)
  • 装置を制御するコンピュータのソフトウェアのほうはだいたいユーザフェイス見たまんまっぽい?
  • デフォルトでは1スライスは1つの細長い長方形で表現されてるっぽい
  • 長方形の線上の、アンカーポイントみたいなテンをドラッグしたら位置調整ができる
  • ポイントない線上ドラッグなら角度調整
  • やたらと警告が出るけど、必ずしもエラーを意味しない(確認のための警告があるということだろう)
  • 撮像プロトコルをコピーするときはコピーするパラメタを選べる(実験中を通して変わらんパラメタ、個人ごとに変わるパラメタを事前にチェックしとけということか、当たり前だが)
  • コイル表示すると、「このコイルは撮像に使用しない」とかコンピュータ側で選べる(場合によっては装置側でつけはずしをしなくてもいいかもってことか)
  • Siemensフォルダのプロトコルはデフォルトで入ってるけどそっちは変更不可
  • ユーザフォルダにプロトコルコピーしてカスタマイズしてつかうみたい
  • 基本的にプロトコルは上書き保存なので古いVer残したかったらあらかじめコピーすること

だいたいこんなところか。
やっぱ書き出しただけではよくわからんな。実物ないと意味ない。
よくわかってないところも多いけど、まあ次にMRIさわれる機会がいつくるかわからんので、今すぐ特にどうこうはしない。
願わくば、機会は早くきますように。
ここ数年でReferenceの後ろについてくるようになった「doi」なるものをなるべく見ないようにして過ごしていたのですが、論文誌によっては「Referenceにはdoiつけてね」って投稿ガイドラインに書いてあるものもけっこうあるのね……
これはもう見ないふりを続けるわけにはいかないかな…

とりあえず、「doiとは何か」を検索してみた。
まずはウィキペディアの記事を読み(これ)。
検索して上の方に出てくるブログを読む(ここ)。
まあURLに依存しないで文献にアクセスできるようにした番号ってことらしい。

MendeleyをちゃんとWebにつないでると、Mendeleyがネットからdoiを拾ってくれたりするんですが、今ちょっとわたしのPCのMendeleyぶっこわれてまして、過去に取得した分はまだしも、新しく情報を取得できない状態なんですよね(はようなおせ)。
まあMendeley修復はあとまわしにして(有料版に移行するかどうかも検討しないといけないし)、とりあえずdoiだけさくっと取得したい。
そんなときに便利なツールが公開されてるのを発見した。
このサイトからリンクが貼ってある。このページに使い方も書いてあるので、ツールつかうまえに読んでおくべし。

実際つかってみたんだけど、タイトルが長いときはタイトルで検索かけたほうが早い。
ただちょっと昔の心理系論文で、「うまいこと言う」かんじで短め・ほかとかぶるタイトルだとうまく狙ったやつが出ないこともある。
なんか正確度がスコアとして算出される(3以上だとだいたい確定らしい)ようですが、体感的にはスコアはあんましあてにならないかなあ。
タイトルがだめなタイプは筆者とか出版年とか論文誌名とかで検索していくしかないね。
あと、ツールからリンクされているdoiをhtmlつけて検索するやつは、わたしが調べた論文では軒並みだめでした。なんでなのかはよくわからない。
まあdoi検索したいって目的が、Referenceにdoiつけたい(=手元にある論文のdoiがわかればそれでいい)ということなのでとくに不自由は感じなかったけど。

しかし、けっこう古い論文や、へたしたら本にもdoiってついてるみたい。
そこらへんは出版社ががんばってぽちぽち番号つけたのだろうか。
そいや電子ジャーナルも、古い論文は対応してないって時代がちょっとだけあったしなあ。古い論文もがんばって電子化した出版社のひとはすごいと思う。
あの…すごいんですけど…画像PDFはぶっちゃけちょっとつらいです…
まあしかたないよね。


こうやってなんでもかんでも電子化していくというのはわりとSFっぽいなあ。
でもときどき「電子化した情報はサーバがなくなればおわり」「電子的記録媒体は読み出し機械がなくなればおわり」みたいなことがふっと頭を掠めるのもSF嗜好者だよねー。
……今年の夏に電子的記録媒体のもろさを実感させられたしな!!!
かといって読みかけの論文を石に刻印したいとは思わないけど。

今年の後半は、ほぼ失ったものを取り戻す作業に追われてしまったなあ……
来年はもうちょっと前向きに、できれば前進したいです。
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