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めもめも ...〆(。_。)

認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。

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とりあえず吐き出す。

ゴミみたいな結果になりやがったあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ。

突貫で解析してこんなしょぼしょぼの結果かよ。


・・・いや、これは予想の範囲内だ。
一応次の手あるもんね!

その次の手だめだたあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ。

・・・いや、まだ別の方法用意してるもんね。
むしろこっちでうまくいけば行動データとの対応とりやすいもんね。
想定の範囲内だもんね。
まだだいじょうぶだもんね!!!

と、じぶんでじぶんをはげます。
いやこの方法こそうまくいくはずだし。さっきの失敗はこの方法のための布石だし。


というわけで、てきとーにかたづいたらまたおべんきょうとか悠長なこと考えてたけど延期。
いやまあそんなもんですよ。実験なんて。
べ、べつにへこんでなんかないんだからね!
もしこれがだめでもあともう2手ぐらいはなんとか想定できるもんね!

まあそんなもんだよな。うん。
とりあえず今やってるのがうまくいきますように。
おいのり。

さあかぐわしくもめんどくさい季節到来だぜ!
心理学を学ぼうという大学生たちがみっちりレポートにしごかれる時期だぜ!

・・・レポートの〆切前に慌てている貴君らに、「ここがオトされどころだ!」というポイントを紹介してあげよう!
だからせめてぐぐれ!
てゆか検索かける前に君ら担当者の話ちゃんと聞こうな、な?
「こことここは必ずレポートに書いてください」って担当者は必ず言ってるだろ?
そこを落とす=減点、なんだよ。
レポートに世にも珍しい奇説書いてくれなんて思ってないよ担当者は。
いやちょっとは思ってるけど。ちょっとは。
でもそれ以前に、レポートの形式にのっとったレポートをきちんと書いてくれることを期待しているんだよ。
スポーツだってそうだろう。ルールがあるだろう。エースはルールの上で輝くもんだろう。
サッカーにおいて、手を使ってハットトリック決めても誰もほめてくれないだろ。
そういうもんなんだ。だからちゃんとレポート形式守ろうな。

というわけで、レポートを書く上での注意まとめをここに貼ることにした。
もし迷える子羊がぐぐる先生のお導きでここに辿りついて、子羊の迷いが晴れたり、採点者の憂鬱が少しでも晴れたらいいなあ、と思って。
(ちなみにローカルルール含むので、そこらは適宜じぶんとこで修正するんだよ子羊たち。)
作成前の注意点として読んでくれてもいいし、提出前の最終チェックにしてくれてもよいと思う。
・・・それできみのレポートの点数はアップし、採点者の胃も痛まなくて済む。すばらしい話じゃないか。
そして以下がチェックポイントまとめ。

*    「目的」「方法」「結果」「考察」の項目は必ず書くこと。
*  口語・方言を文中で使わないこと。
*    表紙を必ずつけること。
*    研究の背景や目的を書くときは、講義のレジュメの丸写しではなく、自分の調べたことや考えたことを交えて自分の文章で書くこと。
*    文献の文章を「書き写す」ことは「引用」です。引用文献を明らかにしないとそれは「盗作」です。引用文献を引用しない書き写しについては大幅に減点します(わたしのローカルルール。でも研究者ってたいがいそんなもんかと)
*    ウェブサイトの無断コピー&ペーストは、レポートそのものが0点になる可能性がある(ローカルルールですが、快く思わない先生のが多数派のようです)。
*    先行研究を引用するときは必ず引用文献とする。
*    孫引き(引用文献が引用している文献を引用すること)はなるべくしない(手に入れることが不可能な文献である場合は仕方ないが、孫引きであることを明記すること)。元の文献を引用しないと、「文献引用ミス」とみなす(わたしのローカルルール。気にしないひともいる。ただし論文では許されないことだってのわかっといてね)。
*    仮説を立てるときは、どのような結果が出たらその仮説が支持されるのか考えよう。
*    「方法」の項目は「実験参加者」「実験材料(または器具)」「手続き」の項目をすべて含むこと。
*    「実験参加者(participants)」か「被験者(subjects)」のどちらかに表記を統一すること。英語圏ではsubjectsは差別的表現だとして使用が控えられているが、日本語の「被験者」にそのニュアンスはないとして「被験者」を使用する日本人研究者もいる。
*    「実験材料(器具)」の項目も文章で記述すること。
*    「手続き」は、実際に行った作業を詳細に記述すること(レジュメの記述では不十分な場合もあるので、レジュメの丸写しで安心していてはいけない)。
*    「結果」は図表だけにせず、どのような結果が得られたのか文章で書くこと。
*    図表には図表番号をつけること。本文中で言及するときは図表番号を明記すること。図の場合は図の下に、表の場合は表の上にそれぞれ図表番号をつけること。
*    グラフを描くときは、x軸、y軸ともにラベル(数値である場合は単位も)を書くこと
*    同じデータを、図と表にしないこと。図か表のどちらかだけで十分である。また、データを本文にすべて記述しないこと。
*    統計的検定をかけていない結果についてむやみに「有意である」「有意でない」を論じないこと(有意であることが言いたければ、統計的検定で有意差を確認すること)。
*    考察では、論拠(実験結果や先行研究からわかること)のある議論を行うこと
*    引用文献の形式は「日本心理学会 執筆・投稿の手びき」を参考にすることwww.psych.or.jp/publication/inst.html

わかったかな?
たくさん項目があるけれど、どれもレポートを書いていく上では避けられない(場合が多い)よ。
じゃあ、来週もがんばってなるべくよいレポートを書こうね。

今日、衝撃的かつ「現場」じゃないとわからない話を聞いたのでめも。

・・・MRI装置に「入らない」ヒトは、存在した。


いやー本人が自虐ネタへいきなひとでよかった。
某機関でfMRI実験の参加者になろうとしたとき、中にはいるときにえらい目にあったらしい。
腕をからだの上にのっけても、外側ががりがり装置のガワにひっかかったとか。
あえなく実験は中止。

・・・やっぱあるのね、そういうこと。
ちなみにそのヒトの見立てだと、どうも100kgあたりが「ボーダー」らしい。

・・・うーん。
こんな知識、どんな論文読んでも手に入らないわ。

あとからおとすろんぶんめも。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20423702
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20423706
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20004252
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20026223
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20139457
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20436203


なんじゃくなぐち。
春秋に履いてるくつが破れそうな勢いなので、くつの安いお店に行って新しいくつを買ったらさっそくくつずれできた。
あたらしいくつってなぜにくつずれ必須か。
ちょっと大きいサイズにすればよかったかな。

さいきんやたらめったら虚弱体質です。
どうしたらいいだろう、と研究室の友人たちに相談すると
1.ビタミン剤のむ
2.養○酒のむ
3.食べ物記録つけて毎日しっかりごはんたべる
4.走る
という案が出ました。
まあ4.ができてたら虚弱体質してないから4.の実現可能性はどうかと思いますが。
果たしてどれが効果的なんだろう。

先週たまたまひさしぶりに探偵ナイトスクープ見てたらすごい依頼があった。
なんかダイビングショップ(うろおぼえ)してる依頼者が、変わった魚見つけたから何なのか調べてほしいっていう依頼。
まあこの手のナマモノ話はよくある。

でも、それを研究所に持ち込んだら、新種ではないものの、未発見の深海魚の稚魚だということが判明したのだよ。
今までわかっていなかった幼生の姿があきらかに・・・!!
しかも応対した若い研究者は、その深海魚の稚魚を探し求めていたらしい。
その研究者は、「ぜひ論文を書かせてください!」って興奮しながら依頼者に頼んでいたよ。
あまりの展開にテレビの前でうおおおおおおおって叫んでしまったよ。

まあテレビなんだから、事前に調査してそういう研究者を用意したんかもしれんけどさ。
でも思い描いていた論文のネタが、思いがけないかたちで飛び込んでくるなんて、研究者のたまごとしてはwktk展開と言わざるを得ない。
すごいなあナイトスクープ。

そいや有名どころではアホバカ分布は日本語学にけっこう貢献したと聞いたような気がするし(ソースなし。うろおぼえ)、ナイトスクープってへんな番組より学術向きなんじゃね?
たいがいのことは検証するし。
片方の目から流れ出た涙を、顔の上を回転させてもう片方の目に入れられるかどうか検証する依頼とかひどかったしなー。
検証にかける情熱はすごいと思う。

・・・これは、心理か神経科学でようやらんよーなことをナイトスクープに依頼するべきだ・・・!

と思ったんですけどネタが思いつきませんでした。
こないだの認知機能訓練ならありか?
でもおもしろみがないから採用してくれんよな。

いや、マスコミは科学のおもしろさすばらしさを伝えてくれない、みたいな悲観的他力すがり系の話も多い中、ナイトスクープは十分科学のおもしろさを伝えてくれるんじゃないかなあと。
・・・ばくはつたまごとか。

ああでも検証するばっかで理論がないな。
いや理論部分は研究者側で持つから体をはった検証をやってもらえばいんじゃね?

マスコミとのすてきな関係について夢想できたぞー!

(・・・このネタ関西人にしか通用しないんじゃないかしら)


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