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めもめも ...〆(。_。)

認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。

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ここ数日、行列になってるデータを統計にかける方法について調べているんだがどれをつかえばいいのかいまいちわからん。
行列状態になってるデータを統計にかけるんじゃなくて、行列Aと行列Bの差を検定とかそんなの。

例のメシマズ帝国ぼすは「カイ2乗でなんとかなるんじゃね?」と言っていたけど、さっとみたかんじでは複数行複数列のデータに適用してる例がみつからない。
とりあえずはこんなところだろうか?
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Cross/differenceofdist.html
あとカイ2乗の「適合度の検定」というのもそれっぽいか(上の先生のサイトでは名義尺度のみで紹介されてるけど。ちょっと文献にあたらねば)。

あるいはこれ。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Wilks/wilks2.html
あれ、でも「平均ベクトル」ってなんかやりたいことと違うんでないか・・・?
あとこれも留意点。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/exact/docs/When2Use.html
ここで指摘されてるデータのタイプにもろあてはまるので。

統計にかけることを考えなければ、「バタチャリア距離」とか「ハミング距離」というものをとるのがよいらしい。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/2148212.html
統計にかける必要があるのかどうか、から考えねばならんのか。
うーむ。

なにが一番問題って、データのどこがどうなってどういう結果が出てほしいのかを自分がイメージできてないことだ、と気づいた。
学部生か自分。
まあでも、今までさわったことのない分野のことしてるから多少はしかたないんだが。
効率悪くてしかたがない。
しかたがないが、そうやって行きつ戻りつするしかないのであろ。
本当にしかたがない。

なんかMendeleyでもうちょっと効率よく論文をシェアする必要が出てきたっぽい。
以前やったやりかた(http://azcog.blog.shinobi.jp/Entry/208/)は、まあ1人ちょっと論文ぺろっと見せればそれで用がすむというものだったのだけど、複数人相手にやらかすのであればいちいちContactを作るよりかはGroupをつくったほうがべんりっぽい。

なのでGroupつくってみた。

1)まずWebのほうのMendeleyにログインする。
2)左上の Dashboard/My Library/Papers/Groups/People タブからGroupsを選ぶ。
3)右に Create a new group というみどりの四角いぼたんがあるのでそれをぽちり
4)図のような画面で公開設定を決める。
mendeley_group1.PNG
→Anyone can join this group (承認なしで参加できる)
→Anyone can ask to join this group (承認つきで参加できる)
→Private Group (こっちから呼びかけない限り参加できない)
5)グループ名などをてきとーにでっちあげる

これでグループは作られた。

んで、Mendeley Desktop呼び出して、Groupsのところに自分がつくったグループあるかを確認。
このグループを選択した状態で、シェアしたい論文をてけとーにドラッグアンドドロップしてSync Libraryをぽちっておけば大丈夫っぽい。

まあこのままだと自分1人のぼっちグループになってしまってわびしいので、他のひとをこのグループに呼びつけることにします。

1)ログインしたWebのMendeleyに戻る。
2)左上の Dashboard/My Library/Papers/Groups/People タブからGroupsを選ぶ。
3)My groupsのところにさっき作ったグループがあるからそれをぽちっとくりっく。
4)左に Overview/Papers/Members/Settings というタブが出るからSettingsを選ぶ。
5)下のほうにMembersの項目があって、AddとInviteというボタンがある。
mendeley_group2.PNG
 呼びつける相手がMendeleyアカウントを持っているのなら、Addボタンを押して現れるウィンドウにアカウント名を入れるだけでよし。相手がアカウントとかなさげだったら、Inviteボタンでメーラーが出るのでメールしましょう。
 今回はアカウントもち相手だったので楽でした。
6)相手のひまなときにGroup参加を承認してもらう。(こっちが送ったのは「招待」なのでAnyone can join this groupだろうと招待が承認されんことにはどうしようもない)

まあこんなかんじです。かんたんですね。
いちおうの追記ってことで。
こんなとこに書くネタじゃないけど、身内(非大学人)の勤める会社が終了のおしらせ・・・
しかも現在PC壊れててつかえないんだって。

んで失業保険(雇用保険)というものについて調べてみたらけっこう情報が分散してたのでまとめたのをめもっておく。
いつかまた参照することがあるかもしれないしね。
ないほうがいいけど。
自分の身には・・・降りかかるまでが長いな。
保険なんてない立場ばっかりだよ!

あらためて思ったけど、今の大学院って質がどうというよりも「おかねに苦労したことのないぼんぼん&お嬢様」か「おかねの苦労とか今更なので別に苦しくもない底辺層」の2極化してるよーな気がする。
まあわたくしめは後者なわけですが。
いわゆる「中流層」っていうのが学部に比べて壊滅的に少ない。
まあこのご時勢、中流層ならちゃんと就職するよな!
親の援助があてにできる富裕層なら大学院いってアカデミアめざしてもそんなに苦しくないもんな。
そして逆に、苦しいことに慣れっこになってる底辺にとっては一般ワープアになるのも高学歴ワープアになるのもたいして変わりがないっていう発想の転換。
どーせワープアなら生きがいのあるワープアのほうが楽しいよね!
奨学金というでかい借金を背負うリスクと運がよければプアじゃなくなるかもしれないというメリットでほぼ博打だけどな!

まあそんな自虐ネタはともかくとして保険の話だよ。
長くなるので「つづき」のところにしまっておく。

ちなみに、参考にしたサイトは
https://www.hellowork.go.jp/index.html
http://www.situgyou.com/
http://nojob.gozaru.jp/
です。
わたしのまとめ見るよりこれらのサイトを熟読したほうがいいかもしれんね。

考えてたらなんかもやもやっとしてわからんくなってきたのでめもっておく。

こんな話を見かけた。
http://www.yukawanet.com/archives/4070559.html
元記事?
http://www.null-hypothesis.co.uk/science/strange-but-true/colour_spectrum_magenta_complimentary_bizarre
「ピンクという色は存在しない」というような話っぽかったので、「ピンクっつったら薄紅色だし赤薄めたら作れるんだからおかしくね?」と思って釣られたらマゼンタのことだったでおじゃる。
いやまあマゼンタでもいいんだけど、存在しないってどういうことよ?と思って日本語のほう読んだけどどうも釈然としない。
引用されてる元記事っぽいのを併せて読んで、ようするに「マゼンタ固有の波長はないから」ということっぽい。
わたしは物理に疎いのでちょっと表現が変になるかもしらんがざっとまとめてみる。
原色の色(光の三原色か)は固有の波長があって、それを網膜が受け取って「色」と感じる。つまり色というのはそもそも脳内にしか存在しない。
原色以外は、複数の原色の波長を受け取ることでその“平均”として感じる。
赤と緑の波長を受けたらその間の「黄色」と感じる。
(でも緑の光は自然界には存在しないらしい。物理に疎いのでそのへんはよくわからない。
ただそいやー光合成するための葉緑素が緑なのはなんか光の性質からいって光の吸収高率が一番高いからって話があったなーと思い出す生物っこ)
で、赤と紫の波長があると、その間としてマゼンタを感じるのだそうな。
ただスペクトラムの中にはマゼンタはない。

それだけなら「ピンク(マゼンタ)という色が存在しない」じゃなくて「色というものは存在しない」か「マゼンタという色の波長は存在しない」でいんじゃね?まあ興味をひくためのoverstateか・・・とも思うが、日本語のほうの「マゼンタが存在すると、補色と補色が打ち消しあって色が消えてしまうから、自然界にはマゼンタが存在しない」というロジックが元記事のほうにはないっぽい件。
いや、厳密にはないんじゃなくって、錯視画像をもってきてるところに「Well, now we've got that sorted out, explain this」って書いてあるんだけど、直前の段落は「赤と紫からマゼンタを合成してしまう」話だし。
なんか、翻訳ミス?
そいや補色の説明でも「orange is complementary to blue, and yellow to violet」って言ってるところを「青なら、『黄色』、クロなら『白
」とか言ってるしなあ。
なんというか、腑に落ちない。
そもそも、マゼンタ色の花ってあるよね?オシロイバナとか。
オシロイバナは園芸品種で自然のものじゃない、といわれたらアウトかもしれんけど、じゃあ「自然界」って何よ?という話になるしなあ。(オシロイバナに原種があるのかどうかは知らない)
釈然としない。

と、思ったらこれ2008年の話の焼き直しかよ!しかも進歩なしの!!
ふつーにつっこんでるひといた。
http://d.hatena.ne.jp/deathno/20080828
・・・あれか、釣られたのか自分は。
やれやれ。


あともいっこ別のネタ。
こっちはソースのない完全脳内ネタですが。
「たとえてみよう」シリーズ。
「心理学者だったら心が読めるんですよね?」という質問がどれくらいばかばかしいか他の分野のひとにわかってもらおう比喩。


「工学部のひとならどらえもんが作れるんですよね?」
「医学部のひとなら人造人間が作れるんですよね?」
現実になりそうな可能性の高さでいえばこのへんが妥当か。

「文学部のひとなら売れっ子小説家になれますよね?」
「経済学部のひとなら世界の長者番付にのりますよね?」
「法学部のひとなら法律作れますよね?」
このへんは今でも不可能なわけじゃない事象を出してるからあんましよくはないな。
「そこをイコールでつなぐんじゃねーよ」というもやもや感はわかってもらえるかもしれない。

あ。
「日本人だったら水蜘蛛の術がつかえますよね?」
が、一番近いかもしれないな。
大学関係者以外にもわかってもらえそうだ。
日本人以外には通用しないだろうけど。

というわけで、心理学に関わる日本全国のみなさん、
「心理学やってるならひとの心が読めますよね?」
って言われたら
「それは『日本人だったら水蜘蛛の術が使えますよね?』と同じくらい現実味のない質問ですよ」と教えてあげるといいよ!

・・・水蜘蛛の術って、つかえるひといないよね?
もしいたらごめんなさい。

同期がみんなそれぞれ行き先を見つけていくのに自分はもはやニートになりかかっている現実。
http://viking-neurosci.sakura.ne.jp/blog-wp/?p=6730
なんかを読んで、あれー入学当初は意欲も(自惚れだけど当初は)能力もそこそこあったはずなのに、どうしてこうなった。感がたっぷり襲ってくる。
まあ原因はいくつか自分でわかっているのだけども、今更それを口にしたところで何も解決しないしただの愚痴にしかならない。
ありていに言うと「運が悪かった」としか。
しにたくなるね。

もうこのままニートまっしぐらになるかサイエンスライターあたりをめざす路線に切り替えるか真剣に考えねばならん、なぞ思いながら
http://d.hatena.ne.jp/tictac/20120110/p1
を読んだ。

・・・うん、まあ手持ちのものがかたづくぐらいまではがんばってみようと思った。
まだ吊るような時間じゃない。たぶん。

絶望のほうはとくに共有したいとは思わないけども、この希望は誰かと共有するのも悪くないと思ってとりあえず。

とりあえず、もうすこしだけここにいる。
もうすこしだけ、やれることをやる。
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