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めもめも ...〆(。_。)

認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。

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英文校正かえってきたー。
さっそく原稿修正だー。

・・・しかし校正ん中で一文中の単数形と複数形で統一とれてないってどういうことだ。
ネイティブが校正する会社ってことになってるのに。

わたしが複数形で言いたいから複数形で書いてるのに対し、なぜか途中から校正で単数形を薦め出すからちゅーとはんぱになっているのか。
ちゅーとはんぱなしごとしてー。

・・・いやある意味そのちゅーとはんぱさがネイティブっぽい。
やつらけっこー途中でてけとーするもんな。

あげく、校正にそって書き直したらWordの文章校正にひっかかった。
・・・グラマーエラーおこしとる。
・・・・・・ちゅーとはんぱなしごとしやがってー。


まああれだ、「英文校正は所詮他人のざっと読み」ということですな。
初めて英文校正に出したときは、矛盾してたり文意が変わってしまったりする校正に従わねばならんのかと苦悩したなあ。
自分の論文なんだから自分の意に従うべし、なんだよなー。
・・・まあ、英文校正が必要ないようになるのが一番なんだけども。


そういや都市伝説として、英文校正にだしたらその原稿をまるまるぱくられて投稿されてしまう世にも怖ろしい校正会社があるという話を聞いたことがあるけど、やっぱ都市伝説だよね・・・?
幸いにして身近なところでそんな話を聞かないので都市伝説だと思いたい。
文法がぐだぐだだったとか論文の主張にけちつけてきたとかは聞くけど。
完璧にすばらしい校正業者なんてやっぱ存在しないのかなー。
完璧な業者探すよりも英文校正必要なくなるように努力するほうが早い気もする。

今日の結論:もっとがんばりましょう

すこしだけひどいことを書く。
本当なら、自分の容量の少ない胸にしまっておくべきなんだけど、容量が少ないせいで、ひどいことの占有率が高くてくるしいから書く。
ひどいのでなかみはしまう。

あ、それと、これは現在のわたしとは無関係な話なので、わたしのまわりのひとはへんに心配しないでください。
わたしはだいじょうぶです。

「あまりにも説明できすぎる説明は“科学”にならない。
なぜなら検証も反証すら不可能だから。」

Aという結果も対立するA'という結果も飲み込める説明やモデルは、最初言い出したときこそドヤ顔できるのかもしれんが、それは「その先はない」ということだ。
検証可能性を放棄するのなら、それはもう文学の領域として論文ではなく随筆を書いてもらわねばなるまい。
いや随筆もうつくしいものはたいそう読み応えがあって社会的に価値があるし。

むしろこのご時世では論文より随筆のがありがたがられる。
反証できる可能性を残した仮説よりも、すべてくるんで断言する説明のがありがたがられる。
このへんがかんたんに似非科学に「転ぶ」原因になる。
「わかってもらう」には随筆の体を成すのがてっとり早い。
しかしそこにはもう「転ばせる」影が忍び寄っている。

本来随筆が及ぶべき範囲でないところまで及んでしまった場合をわたしは憎悪する。
もちろんこれは個人的感情だ。
しかし、随筆でなく論文を、できすぎる説明でなく検証可能な仮説を必要とする場が確かにあるというのに、そこに座り込んで動かん随筆がいるのだよ。
わたしはそれを憎悪するあまりに、自分がべたべたな「文系」であるにも関わらずこんな道に踏み込んだのだった。
思えばなんて文系的な動機。
まあ動機なんてしょせんそんなものか。

いやまあ個人的な憎悪なんかどうでもよくて、問題は「説明できすぎる説明」だ。
モデルを立てるにしろ仮説を立てるにしろ、If...Then...ElseIf...Then...を作りこみすぎてそれを1つのものとしてしまった場合、反証の手からするりと逃げて結局何をも言わないことになってしまうのではないか。

と、いうのを、えらいひとたちの仕事を眺めながら思ったり思わなかったり。


まあ他のひとのことはともかく、まずは自分のことだわな。

先週末はすねてひきこもっていた。

いわゆるシューカツの「お祈り」って英語だと「I hope」になるんだね!
あとおかねもってそーな団体はお祈り手紙にもすげー上質紙つかうのね。

いちいち心を折られていてはこの先生きていけないのだけど、一度発生した情動はどっかで発散しないと気がすまないひとなので先週末ぶすくれてひきこもった。

もう立ち直ったので、これからがんばる。
ドアラの笑顔を思い浮かべながられっつ復唱。
「かくさしゃかいに まけないよ!」


とりあえず業績ド底辺から抜け出したい。

どうでもいいけどウィキペディアの「平均」の項の式が間違ってるっぽい。
母集団と標本をごっちゃにしてるくさい。
編集しようかと思ったけど編集のしかたがわからなかった。
じっくり調べたらわかるのだろうけど、今あんまし他人の世話をする余裕がないので後回しにする。
ひょっとしたらそのうち誰かがやってくれるかもしれんし。
もしわたしのいっぱいいっぱいな状況が終わってなお誰も手をつけてなかったら編集合戦に参加してもいいかも。
まあ専門家でもなんでもないんですけどねー。


それよか自分のことでいっぱいいっぱいだ。
行動実験のほうがひと段落したから改めてMRIのほうに着手せむとしてうろうろしているのだけれど、はたしてMRIの解析の終わりってどこにあるのだろう?
ROIやってコントラストとって、これで何か言えるんだろーか?
てゆか、これで何か言っても「論理的」だろうか?
という不安がむくむくむくむくむく。
これって本来近くにいる先達に質問して「おとしどころ」を見出していく作業だよな。
なんで身動きとれなくなってんの?
それともアレか、サブミットしまくってうちおとされまくってレビュアーにつつかれまくって、体で「おとしどころ」を覚えろーとかそういう話か。
そんなリソースの無駄遣いしたくねえええええ。
どうしたらいいのかわからん。
たりないあたまをひっしにしぼって理屈をつけるしかない。
けどたりてないから見当がつけにくい。
ああああもー。非効率。

とっぴんぱらりんのぷう。

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