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めもめも ...〆(。_。)

認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。

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あほねこオンライン実験つづき。

前回Pavloviaアカウントを作成したので、さくさくっとPsychopy Builderで実験を作成してそれをうp…というわけにはいかなかったので、さらに準備が続きます。

いや、まあ実際のところはアカウント作成して実験つくってうpしようとしたんですけど、さっそくエラーをはきまして。
具体的にいうとこう。


ちなみに、今回うpしてる実験はいろいろあって中身を明かせないので、スクショもいろいろ黒塗りをしております。あしからず。

まあようするに、SSH Keyというのを設定しないとうpできないよってことみたいです。
さっそくあほねこわからないポイントが発生している……

詳しくは各自検索してもらうこととして、なんかセキュリティ的に必要なやつです。
作り方に関してPavloviaの案内はこちら

あほねこはWindows10環境ですので、Windows10でSSH KeyというのをつくってPavloviaに設定する方法を解説します。

1)WSL(Windows Sybsystems for Linux)をつかえるようにする
スタートボタンを右クリック→「アプリと機能」→プログラムと機能→Windowsの機能の有効化または無効化
でチェックリストみたいなのが出てくるから
Windows Sybsystems for Linux
を見つけてチェックをいれ、設定が変更され終わるまでしばし待ってから再起動。

2)Ubuntuをインストールする
あまりパソコンくわしくない人はえぇ…ってなるかもしれん。
だいじょうぶだわたしもなった。
まあそんなにこわくないよ。
Microsoft Storeを立ち上げて、検索窓にUbuntuと入力してみよう。
こんなかんじでずらずら出てきます。

どうでもいいけどUbuntuで出てくる映画って何……
B級映画好きの血が騒いでしまう!
騒ぐ血を鎮めながらてきとうなUbuntuを選択します。
なんかバージョンとかにこだわりがなければ数字のつかない「Ubuntu」でよいと思う。

インストールしたらこんな画面が出てくるので、「起動」ボタンとか押してUbuntuをつかおう!


3)Ubuntuの設定を済ませておこう
立ち上がったUbuntuは、インストールできたらUNIX ユーザアカウント名とパスワードを設定せいと言ってきます。
ユーザ名なんかてきとうでもいいみたいです。
ただここで設定するパスワードは、なんかUbuntuでいろいろ作業するときにちょくちょく要求されるらしいので、あんまりわかりにくかったり入力しにくかったりするようなのはおすすめできない。
とりあえず
Enter new UNIX username:
のところでてきとうな名前を入力。
New password:
のところでパスワードを入力。
……なんですが、Ubuntuってパスワードのところ入力してもなんも表示されないんですね。
Winだとなんか****みたいになって文字数はわかるじゃないですか。
Ubuntuなんもないの。
ぱにくってBackspace連打したりしたので
Retype new password:
のところで再入力したはずが「一致せんやんけコラァ」と怒られる始末。
でもTry again?でリトライできるみたいなので、あわてず心を落ち着かせてパスワードを入力しよう。

それができたらインストールできたよー!っていろんな情報が出てきますが、最後にこんなかんじ↓で緑文字のユーザネームが表示されたらよし。
 

4)SSH Keyを生成しよう
いよいよSSH Keyを生成します。
緑文字の出てきた行に
ssh-keygen -t ed25519 -C "自分のメールアドレス"
と入力します。
このメールアドレスはPavloviaに登録したものと同じものにしておくとよい。
SSH Keyというのはいろいろ種類があるそうなのですが、Pavlovia公式が「ed25519がいんじゃね?」って言ってるのでこれにします。
そしたらUbuntuが「SSH keyどこに保存しとく?」と聞いてきます。
こんなふうに。
 

フォルダ変えてもいいんですがめんどうなのでエンターキーおしときます。
デフォのフォルダに保存されます。
その次は、SSH KeyになんかPassphraseとかいうのを設定するか聞かれるんですが、意識が高いひとはなんかしてください。意識低いあほねこはそのままエンターキーをッッッターン!してしまいます。一応それでもいいってPavloviaの説明に書いてあったし。


そうするとSSH keyができたよーってことでこんなかんじのが出力されます。


このへんをもっと勉強するのはまたの機会に譲ります。
だいじなのは、public keyというファイル (拡張子が.pub) がちゃんとしかるべき場所にできていることです。

5)SSH Keyをコピーしよう
でもって、作成したSSH KeyをコピーしてPavloviani設定してやる必要があるのですが、なんかUbuntu上でコピーするにはパッケージを導入しないといけないらしく、非常にめんどくさかったのでWindowsのてきとうなテキストエディタでコピーすることにします。
さっきてきとうにエンターを押したので、SSH KeyはUbuntuのホームディレクトリに保存されているはず。
ホームディレクトリはこのサイトとかを参考に探します。
ようするにCドライブのユーザフォルダから
AppData\Local\Packages\CanonicalGroupLimited.UbuntuonWindows_7なんとか
LocalState\rootfs\home\ユーザ名\.ssh
というフォルダを探し出して.pubのファイルをエディタでひらけばよい。
そんで出てきた全文をWindowsのいつものやりかたでコピーします。

6)PavloviaにSSH Keyを設定しよう
そしたら、User Setting のSSH KeysのところでSSH Keyを設定します。

まず、Pavloviaの右端によくわからない画像(アバターらしい)があるのでそれをクリックしてSettingsを選択します。

 
そしたら左端にいろいろ項目が出てくるので、SSH Keyのところを押して、出てきたボックスにさっきコピーしたSSH Keyを貼り付け。
名前をいれたらあとは「Add Key」を押すだけ!




これで実験プログラムをうpしたりできるようになる。
次回、待望の実験プログラムうp回!心して待て!


というわけで「あほなねこでもできるオンライン実験のしかた」、略して「あほねこオンライン」はっじっまっるよー!!

前回でも宣言したとおり、Psychopy Builder にPavloviaという組み合わせでやってみます。
Pavlovia公式
Pavlovia自体はPsychopyの開発と同じくthe University of Nottinghamのチームがつくったっぽい。

ドキュメントをみたらべつにPsychopyだけでなく、jsPsychやLab.jsでも対応してて、ようするに実験プログラムをおいとく&実験データをおいとくサーバ管理を肩代わりしてくれるということですな。
サーバ管理ができるようなあたまがあほねこにはないので非常にありがたい。

アカウント登録&サーバに実験プログラムをおくだけなら無料で、実際に実験を公開して走らせるのに、データ1人分につき1クレジット(20ペンスで購入)または年間取り放題ライセンス1500ポンドが必要だそうな。
年間ライセンスって7500人分か…
年間ライセンス自体は機関に付与されるので、心理実験ばりばりやる学部とかだったらありだと思う。
小規模実験室でちょろっと試すだけならクレジットをちまちま購入してもいいんじゃないかな。
まあこのへんはもっちょいあとで検討しよう。

まずはアカウント登録から。
公式をひらくと上右端に「Sign In/Register」ってあるからそこをくりっく。


そしたらSign Inの画面になるけど、あわてずRegisterをくりっく。


そして
・フルネーム
・ユーザネーム
・メールアドレス
・パスワード
を設定して「Register」ボタンを押そう。


特にユーザネームは実験プロジェクトを共有したりフォーラムで連絡とったりにつかうのでじゅうよう。
まずはこれで一歩踏み出すことができたぞ!

……ここまではいいんだけど、ここからはちょっと苦難の道のり。
かくごがひつよう。
次回につづく!

世の中のご時世があんなこんななので、オンライン実験の方法を模索&確立すべしという特命がくだりました。

まずはどういう方法があるのかをざっくり見てみる。

1)Javascriptをめっちゃ書く
そして自前のサーバでデータとる。
Javascriptを書けるor1から勉強できるならあり。
……ちょっとすぐには無理かなー。

というわけで手を出しやすいツールに行こう。

2)Psytoolkit
公式はこちら
日本語での情報は少ないっぽい。
SONAシステムとかMTurkと連携できるっぽいからそういうのつかう人ならべんりかも?

3)lab.js
公式はこちら
山形大学の先生が作ったサイトの解説が見やすそう。
ブラウザGUIで作れる。

4)jsPsych
公式はこちら
javascriptベースでスクリプト書いて実験するやつ。
要するにPythonとPsychopyの関係ですな。
このチュートリアルが参考になりそう。

5)MATLAB
MATLABのコードをJavascriptに変換してくれるツールが公開されてる→ここ
これをつかってJavascriptとして走らせる。
R2019以降っぽい点に注意。

6)Psychopy Builder + Pavlovia
Psychopyに関しては言わずもがな、みんなだいすきS先生を参照するのが早い。もうリンクも貼らない。
Psychopy3に、Pavloviaという実験用サーバサービスとの同期機能が実装されたので、これをつかって実験をオンライン化できる。


どれを選ぶかについては、正直これまでの手持ちの材料が何かによると思う。
SONAシステムが実装されている前所属であれば、Psytoolkitを選んだと思う。
Psychtoolboxの道を歩み続けていてMATLAB更新する余裕があれば、MATLABのツールを選んだと思う。
これまで何も資産がなければ、Javascript勉強がてらjsPsychを選んだと思う。
でもここんところずっとPsychpyをいじっているので、Psychopy + Pavloviaの道を少し模索してみようと思う。
ちょうひさしぶりのあほねこシリーズだぜ!

自分だけが得をするシリーズ、配列編。
コマンドプロンプトでは基本的に配列っぽいのは扱ってないらしいので省略。

まずは基本の長さ取得から。

Pythonの場合は配列っぽいものが3種類あるので注意。
リスト:厳密には配列ではないらしい、いろいろなものが入る、[ ]で書く
タプル:リストと似ているが生成後は変更できない(このことを「イミュータブル」というらしい)、( )で書く
array:同じ型の変数のみ、import numpyが必要、([ ])で書く
ndarrayというやつにしたら多次元配列がつかえる


で、配列の長さを取得するには
Pythonで
len(配列)

MATLABで
length(配列)

Rも
length(配列)

VBA
UBound(配列)

手が空いたときに結合とか追加とかやる。
たぶん。
なんかプログラムつくろうとするたんびに「こいつカレントディレクトリの確認どうするんやっけ」ってなる。ほぼ毎回。
ぐぐらずてきとうするとたいがいエラーをはく。だいたいRのやり方をMATLABでやろうとするとかそういうパターンで失敗する。
なので次回また忘れている自分のためにめも。
いちいち言語ごとにぐぐるのしゃくなので、自分がつかう言語でまとめ。
あとパスの囲み方・区切り方も混乱するから書いておくね。
\と¥は環境によって表示がかわるので、本来なら半角だけどめもぶろぐ上で両方を表示させるために全角で書くので注意。
実際に書くときは半角でね。あたりまえだけど。


***
PsychopyはPythonベースなのでPythonのやりかたがひつよう。
Psychopy/Pythonでは
まず
import os
を書いたうえで
os.getcwd()
でカレントディレクトリのパスを取得できるのでそれをprint
os.chdir('パス')
で移動
(区切りは / でも¥でもいける。すげえ)

***
MATLABで
cd
でコマンドにカレントディレクトリのパス表示
pwd
でansにパスを入れて返す
cd '絶対パス'
cd \相対パス
で移動
(区切りは\ ¥)

***
Rで
getwd()
で表示
setwd("絶対パス")
で移動
(区切りは / )
***
コマンドプロンプトで
cd
だけで表示
cd /D E:
でドライブ変更
cd パス
で移動
(区切りは \ ¥)
***
VBAで
CurDir()
で現在のを取得
CurDir "パス"
(区切りは \ ¥)



自分だけにすごいべんり。
まあこのめもぶろぐはそういう主旨のものだからね。
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