めもめも ...〆(。_。)
認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。
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なんかわたしが知覚のひととやりとりすると、よく「符号化特定性原理」の話をされる。
んでも知覚のひとって基本的に「記憶とかどうでもいい」と思ってる、という偏見があるので、「それはちょっと符号化特定性原理を拡大解釈しすぎじゃね?」と思うときがある。
たいがい知覚分野のひとって、「符号化特定性原理」の概念は教科書的に知ってても、ちゃんと原典読んでないだろー。
そもそもこれエピソード記憶、それも手がかり再認/再生の話なんだよ。
だから長期記憶でない現象について適用するのは原義にはないし(まああてはめられるけどね)、手がかり再認/再生じゃない場面にまで適用すべきかはちょっと疑問。
そんなにあやふやにしか理解されてないなら、ちょっと原典ひっぱりだしてもともとどういう概念でどういう問題意識があったのか発掘しとこう。
というのが今回の主旨だぜ。
あ、この「知覚のひと」ってのは不特定多数ね。特定の個人じゃないよ。
まあきちんと原典読んでないまま理解したつもりになってる概念なんていっぱいあるよねー。
しぬほどおおざっぱなはなし:Q「符号化特定性原理って、なに」
A「ものをおぼえるとき、ついついまわりの情報もおぼえてしまって、あとで思い出すときそれをヒントにしちゃう」
このおおざっぱな話が実際どういうものなのかしなない程度に原典からひろってみる。
ちなみに原典は
Tulving, E. & Thomson, D. (1973) Encoding specificity and retrieval processes in episodic memory. Psychological Review, 80, 352-373
なんだぜー。
1973年とか。
マジ古典。
まあ古典なんか読むのは学部生ぐらいなもんで、これもわたしが学部生だったときに流し読みしたか途中で挫折したかどっちかだ。
そのへんのエピソード記憶がさっぱり抜けているあたりがいかにも自分。
もし初学者が「符号化特定性原理」でぐぐってここにたどり着いたときのために(原典読めよ、と思いつつも)、かるく用語説明はさみながらまとめてみるか。
エピソード記憶というのは、長期記憶(長時間おぼえていられる記憶)の一種で、いつどこでだれがなにをした、と記述できるタイプの記憶。
さっきの話の例でいえば、「B3(B4だったか?)のときに当時の所属研究室(図書室だったか?)でわたしがこの論文を読んだ」というかんじの記憶。
(記憶そのものが穴だらけじゃねーか、というツッコミは受けざるを得ない)
それと対義的な位置にあるのが、意味記憶というもので、これはいつとかどことかに関係ない、概念的な知識の記憶。
図書室とは本を借りるところですよ、とか、論文とは研究成果を発表する媒体のひとつですよ、とか。
あほとは知識の足りてないひとのことですよ、とか、ねことはまるくて毛むくじゃらで人心をまどわす哺乳類ですよ、とか。
まあそんなかんじ。
んでこの区別をはっきりくっきり本にしたのが著者であるTulvingで、この本は1972年に出た。
ちうかこの論文にそう引用されとる。
つまり、符号化特定性原理は、エピソード記憶の性質を示す一連の研究の中のひとつに位置づけられるわけだ。
実験としては、単語だのオブジェクト画像だのをリスト化して覚えさせて、リストの項目ぜんぶ答えさせたり、一部だけ答えさせたり、1項目だけ答えさせたりしたそうな。
で、リスト内の覚えなくてもよかった他の項目が手がかりとなって思い出すのを助けてくれるっぽいよ、という話。
この他の項目は、直接示されなくても、それとなく暗示されるだけでも効果があるっぽい。
そんなこんなで、「思い出すときの手がかりとしての有効性」に着目した研究が主流だったもよう。
逆に言えば、「手がかりである」ことを既に前提としている、ということでもある。
まず著者らは、なんでリストの他の項目が有効な手がかりになりうるのか、7つの仮説を紹介している。
1.意味記憶からの類推
概念的に関係があるものからあてずっぽうができるということ。
たとえば、テーブルと椅子がならんでいて、それを覚えろっていわれたときに、テーブルしか思い出せなくても、「テーブルがあるなら椅子もあるだろjk」ってことで「テーブルと椅子がありました」と答えることができる。
実際には覚えてなくても、だ。
2.意味記憶とエピソード記憶をうまいこと利用してる
上の「概念的な関係」を利用して覚えたり思い出したり。
椅子とテーブルという組み合わせなら、ダイニングっぽいかんじ、として覚えたり思い出したりも可能だしね。
3.記憶痕跡を強化できる
この当時は「記憶痕跡」という考え方が流行っていたのさ。
なんか表象があって、それを思い出すと、その表象が「活性化」するという考え方。
表象はさまざまなほかの表象とネットワークっぽいかんじになってて、思い出すというのはそのネットワークを伝って表象が活性化していくということだ、と。
んで活性化がある程度高まったら(=閾値を越えたら)、「思い出す」ことができる、という。
んでその表象と活性化の筋道が「記憶痕跡」というわけだ。
(たぶんあってる、レベル。ひょっとしたらこまいところは違うかもしれん。検索のアクセシビリティモデルてこんなかんじだったはず)
まあこの表現からなんとなく「あ、ニューロンのイメージだな」とわかってもらえると思うのだけど、実際このへんはニューロン研究をモデルにしてるっぽい。
神経科学的にはEngramって言って、認知心理学的には(Memory)Traceと呼ぶんじゃなかろか。
どうでもいいがそのへんなんかわかりやすい資料ないかなってぐぐって出てきたこれ(www.geocities.jp/misato_bk/kioku.html)の「ニウロン」という言い回しにきゅんときた。
やべえニウロン萌へ。ニウロンニウロン。
んで、手がかり効果の話に戻すと、手がかりが与えられることによって、関係する表象が活性化して思い出しやすくなるんじゃなかろーか、という話。
まあ手がかりと覚える項目のつながりが強ければ強いほど思い出しやすくなるよね、ということになる。
4.思い出すときの「かまえ」を作れる
「かまえ」というのは、ようするに「これから○○するぞー!」という準備ですね。
準備があるほうが効率よく物事を進められるわけです。
この場合は、やみくもに思い出そうとするんじゃなくって、手がかりに関連することだけ思い出そうという作戦です。
やることが膨大にあるよりも、限られてるほうがさくさくできますよねー、と。
5.生成・再認モデル
実はこの説が当時もっともポピュラーだったらしいです。
これは
ありそうな候補を意識下で作る(=生成)→その中で一定量以上もっともらしい(これも閾値を想定している)ものを認識する
という流れだったようす。
んで、「ありそうな候補」というのはだいたい手がかりに関する意味記憶に基づいてでっちあげられるから効率的だ、と。
6.ものが複数あったら勝手にセットで覚えちゃうから勝手にセットで思い出す
という身もフタもない考え。
7.符号化特定性原理
著者らの主張。
覚えなくてもいい項目と覚えるべき項目をわけたところで、覚えなくていい項目も「手がかり」として覚えてしまう。
だから手がかりあると楽。
要するに、覚えなくていい項目のことをどう処理しているのか、ということに関して諸説ありますよ、といいたいらしい。
著者らがやった実験は3つ。
基本的に単語がペアになったリスト見せて覚えさせて自由再生→候補をでっちあげさせる→候補の中にリストにあったものがあるか再認。
それでペア(=手がかり)の意味的関連性操作したりあとで手がかり再認にしてみたりふつーの再認してみたり。
なんかこの論文はいわゆる「実験論文」の形式でなくて方法も結果も考察もごっちゃで読みにくいのとぼちぼち飽きてきたので詳細は略。
ちゃんと知りたいひとはちゃんと原典読んでね。
で、まあわかったこととしては、
○ペアになるもの(=手がかり)は必ずしも意味的に関連してなくてもいいっぽい
○候補でっちあげ再認では、手がかりなしでやるのと手がかりありでやるのとで成績そんな差ないっぽい
○候補でっちあげすると、手がかりになる単語をちゃんと生成する。でも再認できてない
とかそんなかんじ。
というわけでやっぱり仮説の中では符号化特定性原理が一番それっぽいんだよ!と。
とりあえず、手がかりが有効かどうかというのは、最初の情報が(知覚的に)入力されるときにそいつが同伴してるかどうかだ、という主張なのが、概念重視だった当時に比べたら新しいのか。
それで知覚のひとに人気あるのかこの古典は。
うむ飽きた。
なげえ。
無駄な文芸的挿入多すぎ。
とりあえず必要なことはもうわかった。
わたしが重要だと思ったことを列挙すると、
○エピソード記憶において、覚えるべき対象と同時同場面にあった情報は「手がかり」として潜在的に(いわゆる「無意識に」)記憶される。
○なので潜在的に「手がかり」を利用して思い出そうとするので、「手がかり」があると想起が促進される。
○「手がかり」は知覚的な情報で十分。意味的である必要はない
この3点。
これを把握しておけば、明日から符号化特定性原理について「知ったか」ができるぜ!
・・・しかしこの年になっても挫折したか、この論文・・・
いやだって不必要な情報多すぎて途中でおなかすいてくるし、そこまで時間かけて読む必要性も感じないし・・・
とヘタレな言い訳を垂れ流しておく。
まあ結局論文なんて自分に必要な情報さえ確認できたらいいんだよ。
古典ならなおさら。
(最初と言ってることが若干矛盾)
んでも知覚のひとって基本的に「記憶とかどうでもいい」と思ってる、という偏見があるので、「それはちょっと符号化特定性原理を拡大解釈しすぎじゃね?」と思うときがある。
たいがい知覚分野のひとって、「符号化特定性原理」の概念は教科書的に知ってても、ちゃんと原典読んでないだろー。
そもそもこれエピソード記憶、それも手がかり再認/再生の話なんだよ。
だから長期記憶でない現象について適用するのは原義にはないし(まああてはめられるけどね)、手がかり再認/再生じゃない場面にまで適用すべきかはちょっと疑問。
そんなにあやふやにしか理解されてないなら、ちょっと原典ひっぱりだしてもともとどういう概念でどういう問題意識があったのか発掘しとこう。
というのが今回の主旨だぜ。
あ、この「知覚のひと」ってのは不特定多数ね。特定の個人じゃないよ。
まあきちんと原典読んでないまま理解したつもりになってる概念なんていっぱいあるよねー。
しぬほどおおざっぱなはなし:Q「符号化特定性原理って、なに」
A「ものをおぼえるとき、ついついまわりの情報もおぼえてしまって、あとで思い出すときそれをヒントにしちゃう」
このおおざっぱな話が実際どういうものなのかしなない程度に原典からひろってみる。
ちなみに原典は
Tulving, E. & Thomson, D. (1973) Encoding specificity and retrieval processes in episodic memory. Psychological Review, 80, 352-373
なんだぜー。
1973年とか。
マジ古典。
まあ古典なんか読むのは学部生ぐらいなもんで、これもわたしが学部生だったときに流し読みしたか途中で挫折したかどっちかだ。
そのへんのエピソード記憶がさっぱり抜けているあたりがいかにも自分。
もし初学者が「符号化特定性原理」でぐぐってここにたどり着いたときのために(原典読めよ、と思いつつも)、かるく用語説明はさみながらまとめてみるか。
エピソード記憶というのは、長期記憶(長時間おぼえていられる記憶)の一種で、いつどこでだれがなにをした、と記述できるタイプの記憶。
さっきの話の例でいえば、「B3(B4だったか?)のときに当時の所属研究室(図書室だったか?)でわたしがこの論文を読んだ」というかんじの記憶。
(記憶そのものが穴だらけじゃねーか、というツッコミは受けざるを得ない)
それと対義的な位置にあるのが、意味記憶というもので、これはいつとかどことかに関係ない、概念的な知識の記憶。
図書室とは本を借りるところですよ、とか、論文とは研究成果を発表する媒体のひとつですよ、とか。
あほとは知識の足りてないひとのことですよ、とか、ねことはまるくて毛むくじゃらで人心をまどわす哺乳類ですよ、とか。
まあそんなかんじ。
んでこの区別をはっきりくっきり本にしたのが著者であるTulvingで、この本は1972年に出た。
ちうかこの論文にそう引用されとる。
つまり、符号化特定性原理は、エピソード記憶の性質を示す一連の研究の中のひとつに位置づけられるわけだ。
実験としては、単語だのオブジェクト画像だのをリスト化して覚えさせて、リストの項目ぜんぶ答えさせたり、一部だけ答えさせたり、1項目だけ答えさせたりしたそうな。
で、リスト内の覚えなくてもよかった他の項目が手がかりとなって思い出すのを助けてくれるっぽいよ、という話。
この他の項目は、直接示されなくても、それとなく暗示されるだけでも効果があるっぽい。
そんなこんなで、「思い出すときの手がかりとしての有効性」に着目した研究が主流だったもよう。
逆に言えば、「手がかりである」ことを既に前提としている、ということでもある。
まず著者らは、なんでリストの他の項目が有効な手がかりになりうるのか、7つの仮説を紹介している。
1.意味記憶からの類推
概念的に関係があるものからあてずっぽうができるということ。
たとえば、テーブルと椅子がならんでいて、それを覚えろっていわれたときに、テーブルしか思い出せなくても、「テーブルがあるなら椅子もあるだろjk」ってことで「テーブルと椅子がありました」と答えることができる。
実際には覚えてなくても、だ。
2.意味記憶とエピソード記憶をうまいこと利用してる
上の「概念的な関係」を利用して覚えたり思い出したり。
椅子とテーブルという組み合わせなら、ダイニングっぽいかんじ、として覚えたり思い出したりも可能だしね。
3.記憶痕跡を強化できる
この当時は「記憶痕跡」という考え方が流行っていたのさ。
なんか表象があって、それを思い出すと、その表象が「活性化」するという考え方。
表象はさまざまなほかの表象とネットワークっぽいかんじになってて、思い出すというのはそのネットワークを伝って表象が活性化していくということだ、と。
んで活性化がある程度高まったら(=閾値を越えたら)、「思い出す」ことができる、という。
んでその表象と活性化の筋道が「記憶痕跡」というわけだ。
(たぶんあってる、レベル。ひょっとしたらこまいところは違うかもしれん。検索のアクセシビリティモデルてこんなかんじだったはず)
まあこの表現からなんとなく「あ、ニューロンのイメージだな」とわかってもらえると思うのだけど、実際このへんはニューロン研究をモデルにしてるっぽい。
神経科学的にはEngramって言って、認知心理学的には(Memory)Traceと呼ぶんじゃなかろか。
どうでもいいがそのへんなんかわかりやすい資料ないかなってぐぐって出てきたこれ(www.geocities.jp/misato_bk/kioku.html)の「ニウロン」という言い回しにきゅんときた。
やべえニウロン萌へ。ニウロンニウロン。
んで、手がかり効果の話に戻すと、手がかりが与えられることによって、関係する表象が活性化して思い出しやすくなるんじゃなかろーか、という話。
まあ手がかりと覚える項目のつながりが強ければ強いほど思い出しやすくなるよね、ということになる。
4.思い出すときの「かまえ」を作れる
「かまえ」というのは、ようするに「これから○○するぞー!」という準備ですね。
準備があるほうが効率よく物事を進められるわけです。
この場合は、やみくもに思い出そうとするんじゃなくって、手がかりに関連することだけ思い出そうという作戦です。
やることが膨大にあるよりも、限られてるほうがさくさくできますよねー、と。
5.生成・再認モデル
実はこの説が当時もっともポピュラーだったらしいです。
これは
ありそうな候補を意識下で作る(=生成)→その中で一定量以上もっともらしい(これも閾値を想定している)ものを認識する
という流れだったようす。
んで、「ありそうな候補」というのはだいたい手がかりに関する意味記憶に基づいてでっちあげられるから効率的だ、と。
6.ものが複数あったら勝手にセットで覚えちゃうから勝手にセットで思い出す
という身もフタもない考え。
7.符号化特定性原理
著者らの主張。
覚えなくてもいい項目と覚えるべき項目をわけたところで、覚えなくていい項目も「手がかり」として覚えてしまう。
だから手がかりあると楽。
要するに、覚えなくていい項目のことをどう処理しているのか、ということに関して諸説ありますよ、といいたいらしい。
著者らがやった実験は3つ。
基本的に単語がペアになったリスト見せて覚えさせて自由再生→候補をでっちあげさせる→候補の中にリストにあったものがあるか再認。
それでペア(=手がかり)の意味的関連性操作したりあとで手がかり再認にしてみたりふつーの再認してみたり。
なんかこの論文はいわゆる「実験論文」の形式でなくて方法も結果も考察もごっちゃで読みにくいのとぼちぼち飽きてきたので詳細は略。
ちゃんと知りたいひとはちゃんと原典読んでね。
で、まあわかったこととしては、
○ペアになるもの(=手がかり)は必ずしも意味的に関連してなくてもいいっぽい
○候補でっちあげ再認では、手がかりなしでやるのと手がかりありでやるのとで成績そんな差ないっぽい
○候補でっちあげすると、手がかりになる単語をちゃんと生成する。でも再認できてない
とかそんなかんじ。
というわけでやっぱり仮説の中では符号化特定性原理が一番それっぽいんだよ!と。
とりあえず、手がかりが有効かどうかというのは、最初の情報が(知覚的に)入力されるときにそいつが同伴してるかどうかだ、という主張なのが、概念重視だった当時に比べたら新しいのか。
それで知覚のひとに人気あるのかこの古典は。
うむ飽きた。
なげえ。
無駄な文芸的挿入多すぎ。
とりあえず必要なことはもうわかった。
わたしが重要だと思ったことを列挙すると、
○エピソード記憶において、覚えるべき対象と同時同場面にあった情報は「手がかり」として潜在的に(いわゆる「無意識に」)記憶される。
○なので潜在的に「手がかり」を利用して思い出そうとするので、「手がかり」があると想起が促進される。
○「手がかり」は知覚的な情報で十分。意味的である必要はない
この3点。
これを把握しておけば、明日から符号化特定性原理について「知ったか」ができるぜ!
・・・しかしこの年になっても挫折したか、この論文・・・
いやだって不必要な情報多すぎて途中でおなかすいてくるし、そこまで時間かけて読む必要性も感じないし・・・
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もっさり:日々の雑感をもっさり。
がっつり:論文や研究関連をがっつり。
びっくり:科学ニュースでびっくり。
まったり:空想科学などでまったり。
ばっかり:デザイン系自己満足ばっかり。
ほっこり:お茶を嗜んでほっこり。
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