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めもめも ...〆(。_。)

認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。

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そういえば、こないだ某出版社から印税の源泉徴収票きた。
はじめての印税だ!!!!
まだ通帳確認してないけど、たぶんはじめての印税を受け取ってるっぽい。
額は・・・、うん、わたしが明治の文豪だったらこんぐらい稼いでもおかしくないね。
問題はわたしが生きているのは現代だってことで。
これで今月の電気代払ったら残りでガス代払えるか危ういくらい。
まあびっくりするくらいの少部数だったしね。
2版はたぶんないしね。
出版社のHPで検索しても「該当情報なし」とか言われるレベルだしね。
そもそもわたし1章も書いてないしね。節だったしね。節。
よくそんなんで印税もらえたな。
むしろ思ったよりあったほうだよ。

それでも夢の印税生活(?)スタートですよ。
このくらいのしょぼしょぼレベルからスタートして、いつか印税で船買ってANOVA号とか学生の反感かうような名前つけられるようなレベルに到達したいものです。
現代で可能かどうかはともかくとして。


まあそんな寝言はともかくとして、最近は大学のハイパワーデスクトップよりもしょぼしょぼスペックながらメシマズ国で幾多の修羅場をともに乗り越えたネットブックたんと仕事してる時間が長いんですが、さっき気づいたんだけどこいつに搭載されてるWordに数式エディタがねえ。

わざわざWordにぺちぺち数式書き込むような仕事してなかったから今まで気づかなかったけど、数式エディタってひょっとしてデフォルトOfficeインストールでは省かれちゃってる?ハブにされてる?
んでWordの数式エディタについてぐぐって参考ページとかふむふむと読んでたんですが↓
http://szksrv.isc.chubu.ac.jp/word_math/math.html

あれ、そいや前の論文書くときにカバーレターかなんかで数式書いてたわ。
と思い出しまして。
あれってこのPCでもちゃんと読めんの?
とファイル探し出して開いたらちゃんと表示されてた。
あろうことか編集もできるっぽかった。
数式はオブジェクト扱いなんでそこをぽちりとしたらなんか勝手にインストール始まって終わった。
気がついたら数式いじれてた。
OfficeインストールCDすら必要なかった。
Word再起動したら挿入オブジェクトん中に数式増えてた。
思ったより便利。

でも、なんかカッコ挿入がつかいづれー。
∑()なかんじの数式を書きたかったんだけど、∑挿入したら、∑の横に(ここに数式かけやコラ)スペースができる。
で次にカッコ挿入すると()の中にも(ここに数式かけやコラ)スペースができる。
∑のスペースに入れよ!なんでしれっと隣で肩並べてんだよ!おまえ∑の支配下だろうが!
あとカッコの種類わけがめんどい。前カッコ(を編集しても後ろカッコ)が対応してくれない。
Word本文は対応してくれるのに!エディタになった途端職務放棄かよ!
ほんとめどい。

やっぱあれだなー、数式書きたかったらLaTexつかえってことなんだろーなー。
でも文系っこだからつかう機会ない。講義でしかつかったことない。
あとつかえる環境もない。
Wordは文系シェアNo.1の座にあぐらを書いてないで、もっと数式をなめらかに書けるソフトウェアになるよう努力すべき。
頼みますよまいくろそふとさん。ほんとにもう。

長らく研究費のまづしい(「貧しい」なんてレベルではないのである。戦前仮名遣いにしたくなる「まづしさ」なのである)生活をしてきたせいで、わりとなんでもフリーソフトで済ませる癖がある。
分析ならRとか。
ちょっとした画像の加工ならGIMPとか。

んでGIMPってデフォルトではテキスト縦書きできないんですね。
そりゃ困った。
って人のために縦書きできるスクリプトが公開されているんだけど↓
http://ameblo.jp/kazukiokumura/entry-10500032065.html
これがなかなか使いづらい。
ちっこいネットブックだとウィンドウが画面に収まりきらないし。

んで、それよりも便利なのが、GIMPのテキストを縦書きに変換してくれるツール。
http://gimp.ironsand.net/2011/gimp-tategaki-auto/
ZIPをダウンロードして解凍して、スクリプト置き場(わたしの場合はProgram Files→GIMP-2.0→share→gimp→2.0→scriptsだった)に中身をコピペしてからGIMPを起動すれば使えるようになるよ!
いつもと同じようにテキスト書いてそれを選択した状態でツールから「縦書きふ~(Auto)」というのを選択すれば縦書きに変換してもらえる。
べんりべんり。

にしても、あたまわるいネットブックではちょっとフォントいじろうとフォントの海にもぐると途端にフリーズ&強制終了するのが困る。
これの対処方法はなんかないかしら。

某古都のシカは、おみくじを食べる。

DSC_2373_s.JPG

神の御遣いパネェ。
ものっそい私事ですが、ばーちゃんからもらった指輪のサイズ直しを頼んでみたらちゃんと直った上にちょっとしたまめちしきが増えた。
なので記念めも。

今はもう空の上にいるばーちゃんがくれた指輪。
ちょっとサイズの大きいアンティークものなんだけど、わたしの誕生石だからとくれた指輪。
学部の入学式なんかにはがんばってつけてたんだけど、サイズが大きくて落っことしそうで怖くてしばらくしまいこんでいた。
でもそれじゃあさびしい。

ということで思い切って大学ちかくの宝石店に持ち込んでサイズ直しを頼んでみたら、「あーこれ銀メッキだからちょっと手間とお金がかかるかもねー」と言われた。
それでもいいや、ちゃんとばーちゃんの指輪をつけて出かけられるようになるなら、と思ってお願いした。
でもあのばーちゃんが、銀メッキだなんて変だな・・・と思っていた。

そしたら、これやっぱり金だった。
古すぎてくすんでるのと、純度がさほど高いものではないので宝石店のひとも最初間違えてしまったんだって。
でも指輪に、フランス造幣局の鷲の頭マークが入っていて、そこから金とわかったらしい。
なんかそういうきまりがあるんだって。
(参照:http://allabout.co.jp/gm/gc/191788/

だいぶ古いアンティークものですね、と言われた。
指輪の詳細はばーちゃんにはもう聞けないからわからないけど、ちょこっとでもわかってよかった。
ものはよいものらしいから、これからもだいじにしないとね。
自分の指に嵌めてみたけど、うん、ちゃんと収まってくれる。
なんだかほっとした。

何よりも、これでまた人生の節目節目をばーちゃんと迎えられるぜ!ひゃっほう!
次のフォーマルな場面では、ちゃんとばーちゃんの指輪で臨むぜ!
待っててなばーちゃん!!!

なんかテンションが低いというかモチベーションが残念なかんじに。
こういうときは論文でも眺めるに限ると思ったらFirefox内のアクロバットリーダーがなんかエラーはいて論文おとすことすらできないとか。
今日はもうとことんだめな日だな。
とりあえずアドビの公式トラブルシューティングを貼る。
http://kb2.adobe.com/jp/cps/230/230411.html
なんかもうぐだぐだすぎる。

今日気になっていた論文の1つがこれ。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22061174
論文が読めてないので詳細は不明ですが、しぬほどざっくばらーんに斜め読みすると、「片側だけじろじろみたら合衆国の50の州の名前と位置を覚えやすい」ということ・・・?
なんでそんなローカルネタなん。
いやそれよりもびっくりなのが、アブストの最後の一文「
Results support an overall deficit in US geographical knowledge in undergraduate college students.」でしょう。
それはつまり、メリケンの大学生(の一部)は自国の州がわからんというのが問題になっているということなのか・・・?
日本でいうなら、「ゆとり大学生は47都道府県がちんぷんかんぷーん」ということか。
いや知らんけどね。日本の大学生がどれくらい地理知識あるのかとか。
だから「ゆとりですけど都道府県くらいちゃんと言えます」というクレームはなしにしてね。喩えだからこれ。
そもそも、この最後の展望を述べるあたりで、「地理学習に困難を覚える児童生徒に学習の一助となる方法となるかもしれない」的な一般的希望を述べるんじゃなくって、メリケン&大学生という制限をわざわざ課しているのも気になる。
まあ得られた結果や考察が容易に一般化できるものではないというのは承知しているのだけども、展望の時点でそんなあきらめまくってていいんか。

まあそれ以前に、前提としてのUnilateral gazeというやつとそれが有効であろうという論拠がちょっとよくわからん。論文に書いてあるんだろうけど今日はこの体たらくだしなあ。
アブストのイントロ的に、日本でいうところの右脳左脳くささを感じてしまうんだけど大丈夫なんだろうか。
片方の視知覚インプットは反対側にいく→地理記憶の関与は右半球と左半球とで異なる→片方だけ見てたら反対側の半球を活動させる→それが地理記憶促進
ってこと???
理屈的に大丈夫なのか?反対側の半球が活性化することと地理記憶の関連って何なん?
あと結果的には右側見る/左半球の活動で記憶成績よくなってるっぽいんだけどその理屈がよくわからん。
まあでもそこそこ知れた論文誌だしなあ。
うーむ。謎。

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