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めもめも ...〆(。_。)

認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。

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ここに書きたいネタはいろいろあるのに書く暇がねえ。
あ、「くらやみの速さはどれくらい」を読み始めました。
自閉症SFですわ。
これが21世紀版「アルジャーノンに花束を」と言われるのは、納得しつつもなんかしっくりこない気がする。
なんでだ。
まあそのへんは読後にかんがう。
ちゃんと「まったり」更新しないとなー。ネタばっかたまっていく。

しちめんどくさい時期なせいで論文チェックすらさぼってたという。
つけがしっかりまわってきて今回のめもは大量。
とくにJCNが。
なんでJCNのアドバンスなやつうちの大学の電子ジャーナルで読めなくなったんだろ?
もとからだっけ?

J Cogn Neurosci. 2009

・Neural Dynamics Associated with Semantic and Episodic Memory for Faces: Evidence from Multiple Frequency Bands.
Zion-Golumbic E, Kutas M, Bentin S.

・Remember the Source: Dissociating Frontal and Parietal Contributions to Episodic Memory.
Donaldson DI, Wheeler ME, Petersen SE.

・Prefrontal Control of Familiarity and Recollection in Working Memory.
Feredoes E, Tononi G, Postle BR.

・Specific and Nonspecific Neural Activity during Selective Processing of Visual Representations in Working Memory.
Oh H, Leung HC.

・Mechanisms and Dynamics of Cortical Motor Inhibition in the Stop-signal Paradigm: A TMS Study.
van den Wildenberg WP, Burle B, Vidal F, van der Molen MW, Ridderinkhof KR, Hasbroucq T.

・Early Top-Down Control of Visual Processing Predicts Working Memory Performance.
Rutman AM, Clapp WC, Chadick JZ, Gazzaley A.

・Observing Learned Object-specific Functional Grasps Preferentially Activates the Ventral Stream.
Valyear KF, Culham JC.


Cogn Affect Behav Neurosci. 2009 Jun;9(2):173-89.Click here to read Links
    Electrophysiological differences in the processing of affective information in words and pictures.
    Hinojosa JA, Carretié L, Valcárcel MA, Méndez-Bértolo C, Pozo MA.


ぎゃあ。
更新まばらですんません。

方法論的なやつ。

Neuroimage. 2009
  Determining the Cortical Target of Transcranial Magnetic Stimulation.
   Thielscher A, Wichmann FA.

Neuroimage. 2009
 Safety of MRI in Patients with Implanted Deep Brain Stimulation Devices.
  Tagliati M, Jankovic J, Pagan F, Susatia F, Isaias IU, Okun MS;
for the National Parkinson Foundation DBS Working Group.

自分の研究のことしか考える余裕のないときには読めないが、あんまし方法論をおろそかにしてると足元がすぅすぅしてこわいのでいちおめも。


風邪で寝込んだり若干遠方で友人の結婚式があったりこの時期お決まりの例のアレがあったりして激しくてんぱっております。あーもー。

「なにあそんでんの」的つめたい視線を感じたりしなくもないけれど、むしろ今回特急自由席でノーパソひろげて車酔いしてるんでかんべんしてやってください。あーもー。

何がうざいってWordの図をはっつけるときにレイアウトが激しくずれてうざい。
わたしがつかってんのはOffice 2003ですが2007では改善されてるんだろうか。されてないだろうな。だってやつらそんなこときにしちゃいねー。あーもー。

今のところわたしがうごかしやすい図のレイアウト設定はっとく。自分のためだけに。
しょせんめも書きぶろぐですから。

図(あるいはオブジェクト)の書式設定

レイアウト

四角とか選ぶ

詳細設定

「文字列と一緒に移動する」「アンカーを段落に固定する」のチェック外す

これで図を移動するときの不可解な動きが若干緩和される。気がする。
すごい先輩は図やら枠組みやらを画像化してそこに文書を重ねるとかするっぽい。
それはそれでめんどくさい気がする。

てゆか今日本語が絶賛とちくるい中。
なにこのなに。あーもう!!!

落ち着いたらもっとちゃんと論文読んだりとかします。多分。
あーもー…

最近論文チェックさぼってたつけで一気にめも。
Neuroimage. 2009
 Neural correlates of affective picture processing - a depth ERP study.
Brázdil M, Roman R, Urbánek T, Chládek J, Spok D, Mareček R, Mikl M, Jurák P, Halámek J, Daniel P, Rektor I.
著者多すぎ。

Vision Res. 2009
 Short-term memory for pictures seen once or twice.
  Martini P, Maljkovic V.
やっぱこーゆー手法って流行なの?
でも流行ってるからってのっかったら安易にのりおくれてしまいそうだしなあ。

J Cogn Neurosci. 2009
 Salience Representation in the Parietal and Frontal Cortex.
  Zenon A, Filali N, Duhamel JR, Olivier E.
じつはこういう工学的な話まったくだめなんですけどね!
いや「じつは」ってこともないな。みたまんまだめです。



http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51222968.html
これaphasia(失語症)じゃね?みたいな話を聞いてとびついたらマジ失語症としか思えなかった件について。
わかりやすい失語症の説明は↓参照。
http://www.phoenix-c.or.jp/~hideo/reha/kouen/003/003_03.html
うん、どうみても感覚性失語症です本当に(ry
いやでも読むほうは書くほうよりも障害されてなくね?と思うんだがレス返し方を見る限りちょっと微妙い。
いやー若いひとでも小規模な脳梗塞とかちょくちょくあるらしいから、不安があるならちゃんとした画像診断してくれる病院にいこうネ☆
とネタにマジレス。

こーゆーのんを読んでたら、そいや学部はいりたての頃って、心底“臨床心理学”に絶望してて(その部分はあんまし今も変わらないけど)、胡乱なカウンセリングなんぞがのさばる状況を改善するには、いわゆる精神疾患をもっときちんと解明していかねばならん、そもそもの心理的機能の機序を解明するのが先ではないか、とか考えてたなって思い出した。
まあカウンセリングとかにもそれはそれで需要があるんだろうけど、学閥の対立とかで(実験屋からみれば)恣意的にしか思えない解釈の対立があったり露骨な権力闘争があったりする“臨床”の話を聞くと、疾患が学閥にふりまわされてるようでやだった。
(まあ身体をさわる医学のほうが学閥ひどいっぽいが・・・詳しくは知らない)
そんな見方をしてたから、正直カウンセリングに占い以上の効果があると思えなかったし、占いレベルであんなおねだんとるのかよって理不尽に思えてしかたないわけよ。
いや実際には「精神分析」とかもはやメジャーじゃなくて、投薬と行動療法メインなんだよっていうのは医学のひとの講義で知った。
それでも、“臨床”のひとたちって、もう今目の前にいる患者さんに何かすることが主目的なわけで、それが次の似たような症例に活かせるかはもう賭けでしかない(のかなと勝手に思ってる)。
つーか実際「治療法」が確立されてない精神疾患だってごろごろ、むしろ確立してるのってなんかあったっけ。って状況。
だからこそ、基礎研究でちゃんと機序を解明すべきなんじゃないかと。
場当たり的に臨床研究やるより、しっかり積み上げた基礎研究から臨床研究提案したほうが最終的には汎用性の高い方法論ができるんじゃね?と。
そゆことを考えてた。
のを、思い出した。

なんつーか、ここらへんのことって実験屋にとったら当たり前すぎてもういちいち口に出さないくらい当たり前。
当たり前すぎてどっかにしまいこまれてる。
最近ちょっと症例研究ものの論文も読むようになってて、でもどっかで「自分では症例研究できないしなあ」と一線ひいてるとこがあった。
ちょっと反省する。
自分でできなくっても、臨床側につなげる何かを提供できるかどうか、ちゃんと吟味しなきゃいけないよなあ。
ごめんな、入学したての自分。

でもおまえが何にも下調べしないで勢いで生きていくから、こんなんなっちゃうんだぞ自分。


あー。
反省はしたけど書類仕事になんとかそれをいかせないかな自分。
相変わらず説明がへたなのな自分!

つ、ついに自分の論文がpublishされたよ!
はぢめてのろんぶんだよ!
(遅咲きだなあ、というツッコミはこの際無視)
PubMedのRSSで自分の論文がきたよ!
ついにPubMedになかまいりだよ!
うっはははーい!
(へんなてんしょん)

そしてなんか「論文pdfもらっていきますね」って知らない研究者からめーる来てたよ!!!
Dr. A…って呼ばれててなんかいろいろ違うけどこの際その勘違いも楽しいよ!

あくせぷとされたらpublishされるのはあたりまえなんだけど。
こうやって、海の向こうの知らない誰かが、自分の論文を読んでくれる。
そのことを実感すると、論文書くってすごいことなんだなあ、と思う。
ああ、研究やっててよかったなあ。
(そのレベルのへちょさはおいておくとして)

この論文の方向は今後あんまし関わらないかもしれないけど。
それでも、ひとりでも多くのひとに読んでもらえたらうれしいな。

(ここで論文誌のURLを貼ろうかとか思ってしまうあほな自分。
もっとつつしみなさい。はい)

うはー。すげえ。ろんぶんってすげえ。
世界とつながってる。すげえ。
こんなちまっこいやつがちまちまやった研究を、知らないひとが読むんだ。
すげえ。研究の世界ってすげえ。

よし!このてんしょんでこれからのめんどくさいことどもに取り組むぞ!

…うひゃあ。


いやーもういっぱいいっぱいの時期がやってきました。
諸事情あって今年はいっぱいいっぱい前倒し気味。しかも強制スクロール。
これが報われる日がくればよいのだけれども。

とりあえずめもだけ。

Vision Res. 2009
  Automatic Computation of an Image's Statistical Surprise Predicts Performance of Human Observers on a Natural Image Detection Task.
   Mundhenk TN, Einhauser W, Itti L.

Autism Res. 2008
 Detecting changes in naturalistic scenes: contextual inconsistency does not influence spontaneous attention in high-functioning people with autism spectrum disorder.
  Loth E, Carlos Gómez J, Happé F.

なんか最近学内でも見れないのって某W社系?
何のおしらせも出てなかったから詳細不明。
まあ落ち着いてから調べればいいか。

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