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めもめも ...〆(。_。)

認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。

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ねんがんの デジタルいちがん をてにいれた!

というわけでこの身動き取れない時期にカメラがやってきました。
とりあえず初期不良っぽいものがないかだけ確認。
レンズを嵌めるのがもうどうしていいやらすげー緊張します。
いかにも精密機械っぽいかんじがかっこいい。

12月あたまに怒涛のように身の始末ごとがふりかかってくるのでそれで手一杯になります。
まあこれはしかたのないことですね。
落ち着いたらこのカメラをつれてどこかにでかけたいです。


この間先輩からスイーツ認定を受けたので、ここのテンプレをスイーツっぽくクリスマス仕様に変えてみた。
雪とか降らせるテンプレもあったんですが、あんまり重いと自分で苛々しそうなので静止画でかわいめのものを。
いやあスイーツ。

そういえば時間できたらぺんぎんテンプレ作りたいとかいってたこと思い出した。
そんな時間どこにあるというのか。
1日が48時間あればいいのに。

某知人からそれとなくここの更新が滞ってることをつっこまれました。
…すいません更新頻度ひくくて。

もっと心と時間とリソースと体力に余裕を持たないといけませんね。
ぜんぶ連動してる気がしますが。

とりあえず今日ひとつの関門をくぐった。
おめでとう自分。
もうすぐにもうひとつの関門がせまってるけど。
先輩にも「ここががんばりどころ」と言い含められてるので、こけないようがんばらないと。


とにもかくにも敵は自分の無知。

ということで、がんばりどころの目処がついたときに読みたいサイトを貼っておきます。
某国というか某大学でMRIひいてはSPMのテキスト的な役割をしているサイトを教えてもらったので。
www.fil.ion.ucl.ac.uk/~mgray/

これ右端にパワポで資料があるんですが、これを和訳しつつ勉強できたらいいなあ、と思ってます。
題して「あほのこでもわかったつもりになれるMRI解析法(SPM)」ってとこですかね。
たぶん。
(EEGやMEGのとこはとばす)

まあ今まででもじゅうぶん書きかけのぶろぐめもが山積してるんで、あんまし期待しないでください。
むしろ私なんかより英語力も専門知識も心の余裕もあるひとが偶然ここを読んで和訳しながら教えてくれたらいいのに!とか思わないでもないですが、まあなるべく自分で勉強しようと思います。
専門知識がありすぎるひと(=普通の専門家)だとあほのこ目線がわからない可能性ありますし。

とりあえず今日はイントロをさっくり訳してやろうか!と思ったらイントロだけファイルがないという罠。
というわけで今日はサイト紹介と勉強する意志はある宣言に止まります。
いや、ほんとに意志だけはあるんですよ。意志だけは。

…行動が伴わなければどうしようにもないですよね!

どうも↓の画像ネタが思い浮かんでしょうがない。
pya.cc/pyaimg/pimg.php

抑制まとめを2論文だけ追加。
azcog.blog.shinobi.jp/Entry/110/

こうやってあとからあとからつけたしていくめもの形式もありっちゃありか。
つけたすときにちゃんと自己リンクはっとけばいいわけですね。

じゃあ書きかけのめももどんどんうpしてってもいいのかもしれない。
…読みかけの論文めもとか恥晒し以外のなにものでもない気がするけどな!!!


あとぺんぎん好きへのめも。
ここでリンクはってる南極のペンギンウェブカメラ(ぺんぎん人形が動くgifでリンクしてるやつ)で見られるジェンツーペンギンの営巣地、どうもたまごあっためてるんじゃないか疑惑が浮上。
だって巣みたいなん作ってずっと横たわってるこがいますよ!!!
これは旭山動物園で見たたまごをあっためるジェンツーと似ている!
ウェブカメラで野生のぺんぎんの雛が見られたらそれはもう楽しくて仕方ない!
カメラを設置したドイツの南極研究者のひとありがとう!!!
さあみんなでジェンツーの巣を見守ろう!

ここでは、あえてきなくさい話題を避けてきました。
(避けきれてないよ!というつっこみは受け付けますが…)
ここはわたしの研究のめもだから。
わたしの研究の話をともだちにできたらいいな、という場だから。

ですから、今さまざまな議論を呼んでいる「事業仕分け」についても、ここで発言はしないでおこうと思っていました。
今のわたしの立場では、できることが何もなくて、結局感情の吐露にしかならないと思ったから。

ただ、「研究者から政治へのはたらきかけがとても少ない」という意見を目にして、できることがあればいいのになあ、と思っていたら、事業仕分けのまとめサイトを見つけました。
mercury.dbcls.jp/w/

こういう場所で、さまざまなひとたちが連携してはたらきかけることは可能なのかなあ。
そのはたらきかけで、何かを動かすことが可能なのかなあ。

とりあえず、できることを探そう。
とりあえず、いろんなひとと情報を共有しよう。
そう思ったので、あえて自分ルールを曲げて、ここでこの話をしました。

公的な場で、「若手研究者及びそのタマゴへ国のお金を注ぎ込むべきではない」という意見を「国民の声」にされてしまった。
この問題に、どうやったら立ち向かえるのか。

……ってしっかり考えたいところだけど今みたいなたいへんな時期にそこまでリソースつぎこむ余裕ないよ!というのがホンネでもある。
あーもう。なんでこんな時期にこんなおおごと決めるのよ。

なんかするときにかんけーない情報に気をとられないようにする、いわゆる「抑制」機能の神経基盤についてちょっとまとめてみためも。

とりあえず手元にあるMRI論文とそこから参照できるぶんのみ。
EEGなど他の手法のやつはとりあえずおいとく。

Botvinick, Nystrom, Fissell, Carter & Cohen, 1999 Nature
抑制に関するfMRIの黎明がこれか。
flanker task→ACC

Bunge, Dudukovic, Thomason, Vaidya & Gabrielli, 2002 Neuron
こどもにgo-nogo taskみたいなことやらしたら失敗するし大人でみられたright ventrolateral prefrontal cortexの活動がみられない

Nelson, Reuter-Lorenz, Sylvester, Jonides & Smith, 2003 PNAS
(そうそうたる面子だなこれ)
再認させて、前の試行の再認のときにでてきた項目を抑制
→medial prefrontal cortex & anterior cingulate cortex

Aron, Robbins & Poldrack, 2004 TiCS
この時点での抑制レビュー
→とりあえずright inferiotr frontal cortexじゃね?

Kelly, Hester, Foxe, Shpaner & Garavan, 2006 NeuroImage
Hesterがつくったgo-nogo task
→抑制に関わるのは right inferior frontal cortex/insula

McNab, Leroux, Straud, Thorell, Bergman & Klingberg, 2008 Neuropsychologia
抑制課題(go-nogo taskやstop taskやflanker task)と言語性ワーキングメモリ課題と視空間性ワーキングメモリやって共通項出す
→right inferior frontal gyrus(閾値さげたらright middle frontal gyrusや頭頂も入る)

Lütcke&Frahm, 2009 Cer Cor
go-nogo taskで高解像度
→抑制が正しい(correct rejection)ときにはたらくのは右ACC

Goghari, MacDonald III, 2009 Brain Cog
(リアルに3世の論文ははじめてみた)
Stimulus Response Reversal Task(右っていわれたら左ボタンおすようなやつ)とgo-nogo task
→抑制にはright inferior frontal gyrus

Clapp, Rubens, Gazzaley, 2009 Cer Cor
遅延見本合わせ課題(ターゲットはシーン)の遅延中にディストラクタ(ヒト顔)表示
→単に顔見てるときより課題中はFusiform Face Area(ディストラクタを反映)の活動が有意に低くなった
→Parahippocampal Place Area(ターゲットを反映)の活動が、単に見てるときよりへってなければ課題成績もいい(減少量と成績が負の相関)
→PPAとconnectivity持つのはmiddle frontal gyrus
→FFAとconnectivity持つのはinferior frontal gyrus

Schulte, Mueller-Oehring, Vinco, Hoeft, Pfefferbaum & Sullivan, 2009 NI
stroop課題
→DLPFC, VLPFC, dorsal ACC, parietal cortex, extrastriate cortex, somatosensory association cortex, motor and supplementary  motor areas, cerebellum

Braet, Johnson, Tobin, Acheson, Bellgrove, Robertson & Garavan, 2009 Neuropsychologia
go-nogo taskで大人とこども比較
→抑制に関しては両側inferior frontal gyrus, left superior frontal gyrus後部, left inferior parietal cortex, 両側楔部, 両側insula, left lentiform nucleus, ACCとかDLPFCとかたくさん

Velanova, Wheeler & Luna, 2009 JNS
あっちむいてほい的な課題(実際には指示されたのと違う方向にボタン押し)で大人・若者・こども比較
→両側middle frontal gyrusとか海馬傍回とか楔前部とかもういろんな部位

Padmala & Pessoa in press Neuropsychologia
go-nogo taskで報酬操作して動機付けの影響みる
→抑制にはACC, precentral gyrus, superior frontal gyrus, middle frontal gyrus, inferior frontal gyrus, caudate, putamenとかいろいろ
→正答試行と誤答試行のコントラストで動機付け高い条件とコントロールで差があったのは両側inferior frontal gyrusとか


やっぱり前頭前野らへんが多いのか?
エラー監視みたいなんではACCかと思ってたがそうでもないような。
また今度文献追加するかも。
…しないかも。

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