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めもめも ...〆(。_。)

認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。

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修正ペンをどっかにやってしまった。
うちのオカンに貸したような気もする。
でもうちのオカンは「えーそうやったっけ」と「あーあれあるある、押入れのどっかにある」のひとなので、再び出てくるかは運次第。
そんなことを考えていた時期がわたしにも(ry

ちょっと用事で雑貨屋さんに行ったのよ。
出会ってしまった・・・

PICT0630_s.JPG

もうね。
どうしようもなくね。
テンションあがってね。
買ってしまいました。
使い勝手?なにそれおいしいの?
修正テープよりも修正ペン派?うん確かにペンのほうが小回りきいて便利だよねー。


・・・
・・・しるかー!!!!

ためしてみた。
こんなかんじです。

PICT0637_s.JPG

テープだから中身いれかえたらつかえるのかと思ってたら、説明書きに「使いきりタイプです。使い終わった後はお部屋に並べて楽しんでください」って書いてあった。

・・・つかいまわしすらできないんかい!!!

ふべん?ああそうですね。
テープ部分のふたがないからふでばこにいれられんしさ。
案の定テープはうまいことまんべんなくついてくれないしさ。

だがそれがどうした。
マイデスクにぺんぎんが増える。
それでよいではないか。


・・・なんというあたまのわるい事態であろうか。
でも世の中ってそんなもんだよね。

知覚屋さんのメーリングリストを教えてもらった。
visionscience.com/mailman/listinfo/visionlist

あてのない長い長い戦いを漂流するわけだ。
そこんとこに際して、「認知のまま進むのか知覚に流れるのか決めておいたほうがいい」という忠告をもらった。
やはり認知と知覚の間には、わりと深くて大きい溝があるのだ。
実験の流儀も論文の流儀も違う。へたしたら議論がかみあわないことも少なくない。
わたしのような「知覚の面白いところを認知実験に応用しようぜ」と「認知の面白いところを知覚実験に応用しようぜ」と、両方やりたいという鵺っこは少数派なのだ。
たいていは、認知だけ、知覚だけでものごとを進める。
ちょっと変わったところでは、認知屋さんが知覚の話をとりいれた実験をしたり、知覚屋さんが認知の話をとりいれた実験をしたりする。
でも「どっちもリバーシブルにやろうぜ」ってとこは実は少ない。
わたしの研究スタンスを育ててくれたところがリバーシブル派だったから、よくあることだと思っていた。
某が・・・書類でも研究領域をまたぐのがよろしいみたいな文章あったから、そういうもんだと思っていた。
現実はぜんぜん違うわけだ。

認知と知覚と、どっちを選ぶのか。
知覚のほうだと日本でもときどき公募がある。
認知は、言語じゃないとほとんど公募がない。
でも研究スタンスはわりと認知寄り。
なにこの踏み絵。

どっちかを選ばねばならないのか。
どちらかを選んだふりして、鵺っこのまま生きていけないものか。
選んだふりをするにしても、結局選択が必要になる。
どっちを選ぶのか。

自分ひとりで悩んで狂人のふりするどっかの古典王子よろしく、うろうろ悩み続けることになりそうだ。

年度始めの直前にばたばたした。
先生方には申し訳ないというか頭が上らないというか足を向けて寝られないというかまあそんなかんじでした。
へなちょこ自分いやんなるな。

おぼえとかなあかんめも。
自分の居住地の公的機関でなんか書類発行してもらうときは本人確認書類を持っていく必要がある。
たしか数年前から制度が変わったんだった。
たぶんまた年度末とかがくるまで忘れてるだろうからめもっとく。


スパム?というかメールネタ。
APSから「会員にならないか~い!登録するだけなら無料だよ!」的なメール来た。
www.psychologicalscience.org/index.php/members/benefits
最新のPsych Sciが読めるようになるってのは、図書館が購入してくれない分確かに魅力があるが・・・
あれこれ前にもおんなじことで悩んだことあるぞ?

・・・たぶん今って「そういう時期」なのね。
なんかへろっとした。


別のネタ。
「ドラえもんの科学みらい展」というものにブレイン・マシン・インタフェースやデコーディングが含まれているそうな。
www.miraikan.jst.go.jp/spevent/doraemon/index_2.html
某先生はこれを知ったとき大喜びしたんじゃないだろうか。
あ、でも最近ではマトリックスをマクラにつかうことが多いからそうでもないのかな。

やっぱあのへんは(実際の“実現”まで相当研究が必要なことがわかってても)夢があるよなあ。
そりゃー夢は見たいっつーの。
おれはかーちゃんの(ry

ドラえもんといえばわたしの周囲にもわりとドラマニア多いです。
給料で全集揃えるぜ!と息巻く先輩とか。
『ドラえもんのひみつ』とかいう文庫本を実家から下宿に持ってきてた同期とか。
のび太に憧れて射的やあやとりを練習した後輩とか。
ドラえもん映画上映会をしたときに途中参加して、映画始まって数分(冒険まだ始まってない日常パートのとこ)のシーンを見るや否や「あ、これは○○ですね」とタイトルをあててみせた後輩とか。
ドラえもんの影響力マジすごい。

そんな「ドラえもん的」研究に参加できるといいのになあ。
夢ばっかだな自分。
まあそういうもんだよね。

視覚研究者あるある。

なんか視野に違和感を感じたら、右目と左目交互に蓋して、どっちに原因があるか調べる。

起きたら視野の一部によく見えないところがあって、「視野欠損だ!!!!」とびびりながらどっちの目にあるのか確認してた。
右目の上右側くらいがもやっとなってた。
「えマジでこれ視野欠損!?」とびびりながらも「ついに研究する側からされる側に移行するのか・・・」と変なテンションになる。


顔を洗ったら治った。
単に目やにが目の中を泳いでいただけでした。


あるある!!!
・・・あるよね?

よくわからないメールがきた。

BioMedLibというところから、わたしの前のろんぶんが「the top 10 articles published on the same topic since you published yours」に選ばれたよーというメール。

・・・うっそだー。
だいたいなんのTopなのか書いてないところがあやしさ全開だぜ!
他の9本を見ても、「ふーむなるほどなー」と思うのと「これ絶対わたしと同様カモられ対象だろ」というのと半々・・・いや、3:7くらい。
ちうかもっとすごいのいっぱいあるだろ。
うーんでもこのジャンルわりと落ち目だからなー。すんげー範囲を限定したらありうるか・・・いや、やっぱないわ。
だって他の9本も包括する範囲とすると、絶対もっと読まれてて引用されてる論文あるもん。

てけとーにぐぐって日本語の分を拾い読んでみたら、
真に受けてる大学プレスリリース
www.tus.ac.jp/news/news.php
www.sist.ac.jp/new/000198.html
www.tsukuba.ac.jp/update/awards/20110308191544.html
と、疑いのまなざしを向けているぶろぐ
blog.livedoor.jp/weidows95/archives/52766846.html
とが見つかった。
ちなみに英文のほうはBioMedLib本人(?)関連のものばっかが上位に来てるので怖くて踏めない。
そして英語以外の言語もさくさくでてくる。
ドイツ語とか中国語とか韓国語とかアラビア文字のとか何かヨーロッパ言語っぽいけどわからんやつとか。
これはアメリカ・イギリスの2強じゃない“後進国”&弱小分野を対象にした新手の表彰詐欺なんじゃなかろーか?
・・・なにそれこわい。

てゆーか、それなりに文献検索の知恵とかなかったらこんなん仕組めないよなー。
そんな手間をかけていったいどんなメリットがあるのだろうか。
・・・ひょっとして、余剰博士が世/現行の研究者に復讐するために仕組んだ詐欺という可能性はないか???なんて妄想たくましゅうしてしまうわ。
「博士つかえねーつかえねーと言われ続けるのなら、博士の能力を活かしてあくどいことをして荒稼ぎしたり社会を震撼させたりしてみればいいじゃない」というネタで妄想を膨らませたことがある身としては笑えないギャグだわー。

さしあたっては何もしないけど情報収集はしておこうと思う。
いったい何なのだろう。

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 分野は視覚認知。視知覚にがて。
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 最近デコーディングが気になる。
 でも基本なんでもこい。
 好奇心は悪食。

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