めもめも ...〆(。_。)
認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。
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そういえばローカルネタ写真撮ってほったらかしのがあったからサルベージしようと思ったけど、どちらかというとグロ写真なので、前フリに違うネタをいれておくことにした。
送り火ってあるよね送り火。
ここらでいうと山に火を放つアレ。
「大の字を犬に変えよう」と企む某大生グループがいるという噂が毎年まことしやかに囁かれるアレ。
まあアレのイメージもあって、送り火ってお焚き上げみたいなもんだと思ってたんですよ。
んが。
今年は地方カルチャーショックを受けてきた。
送り火、焚きあげないんですね某地方。
「送り火するぞー」って言われてわらわら外出たら、なんか短いろうそくがいっぱい入った箱持ってるの。
どうすんのかなーって見てたら、門の前でろうそくに火を灯して立ててる。
あーここで焚き上げるのかなーそういや送り火は門の前で焚き上げるものって読んだことあるなーと思ってたら、ろうそく立てるだけ立ててさっさと歩き出すの。
頭に?のっけながらついていったら、門からちょっと離れた道端にろうそく火つけて立ててる。
そうやって、お墓への道すがら、ある程度間隔あけて火のついたろうそくを立てていくというのが「送り火」なんだそーな。
おそらく、「おうちに帰ってきているご先祖様の霊魂にお墓に戻っていただく」という発想なのだろう。
火そのものが送るのではなく、火は「ご先祖様」の帰り道の道しるべになるわけだ。
しかも、この送り火は15日の日付が変わるちょっと前じゃないとだめなんだそうな。
ねむくっても、23時半から始めないとだめ、といわれた。
日付が変わるというところにたぶん重点があるのだろう。
民俗学は一般教養でちらっとかじった程度でしかないが、そこに何かしらの「明文化する宗教となる前の信仰」があるような気がした。
だいたいお墓がお寺の管轄ではなく、家から徒歩圏内であり、隣の家のお墓も隣というローカル墓地というところからして興味深い。
今はお墓の近くに大きな道路や鉄道が走っているからぴんとこなかったが、民俗学で習った「集落・田畑が中心にあり、ゆるやかな辺縁の向こうが外界」という構造がそのまま当てはまっている。
お墓は集落の辺縁であり、その向こうが外界=死者の世界という構造だったのだろう。
昔話のように聞いていた民俗学の講義内容が、現代の生活にちゃんと息づいているというのがとても面白い。
民俗学なんかも「役に立たない(=お金にならない)学問」呼ばわりされてそうだけど、自分たちのルーツや文化の起源を知るというのは必要な教養なのではないかと思う。
自分らの文化を知らないで外国に対抗できるのかねー。
学部生の頃は、民俗学や民族学(外国にフィールドワークするほう)は面白いけど年がら年中いろんなとこを飛び回らなければならん学問で大変だなー、それにひきかえ心理学は1箇所で学べるからいいよなー、と思っていたけど、そもそもアカデミアの中ではゆっくり1箇所にいられるのはお偉いさんだけなんだから、そんな理由で専攻に選ばなかったのはアホだったと思う。
まあ専攻にしなくても本を読んだりじっくり考察するのは自由だから、それでいいか。
心理学のほーも、心理学の専門じゃないひとにおもしろがられるような何かを提供できるようにしないとなあ。
あ、おまけもつけとこう。
送り火ってあるよね送り火。
ここらでいうと山に火を放つアレ。
「大の字を犬に変えよう」と企む某大生グループがいるという噂が毎年まことしやかに囁かれるアレ。
まあアレのイメージもあって、送り火ってお焚き上げみたいなもんだと思ってたんですよ。
んが。
今年は地方カルチャーショックを受けてきた。
送り火、焚きあげないんですね某地方。
「送り火するぞー」って言われてわらわら外出たら、なんか短いろうそくがいっぱい入った箱持ってるの。
どうすんのかなーって見てたら、門の前でろうそくに火を灯して立ててる。
あーここで焚き上げるのかなーそういや送り火は門の前で焚き上げるものって読んだことあるなーと思ってたら、ろうそく立てるだけ立ててさっさと歩き出すの。
頭に?のっけながらついていったら、門からちょっと離れた道端にろうそく火つけて立ててる。
そうやって、お墓への道すがら、ある程度間隔あけて火のついたろうそくを立てていくというのが「送り火」なんだそーな。
おそらく、「おうちに帰ってきているご先祖様の霊魂にお墓に戻っていただく」という発想なのだろう。
火そのものが送るのではなく、火は「ご先祖様」の帰り道の道しるべになるわけだ。
しかも、この送り火は15日の日付が変わるちょっと前じゃないとだめなんだそうな。
ねむくっても、23時半から始めないとだめ、といわれた。
日付が変わるというところにたぶん重点があるのだろう。
民俗学は一般教養でちらっとかじった程度でしかないが、そこに何かしらの「明文化する宗教となる前の信仰」があるような気がした。
だいたいお墓がお寺の管轄ではなく、家から徒歩圏内であり、隣の家のお墓も隣というローカル墓地というところからして興味深い。
今はお墓の近くに大きな道路や鉄道が走っているからぴんとこなかったが、民俗学で習った「集落・田畑が中心にあり、ゆるやかな辺縁の向こうが外界」という構造がそのまま当てはまっている。
お墓は集落の辺縁であり、その向こうが外界=死者の世界という構造だったのだろう。
昔話のように聞いていた民俗学の講義内容が、現代の生活にちゃんと息づいているというのがとても面白い。
民俗学なんかも「役に立たない(=お金にならない)学問」呼ばわりされてそうだけど、自分たちのルーツや文化の起源を知るというのは必要な教養なのではないかと思う。
自分らの文化を知らないで外国に対抗できるのかねー。
学部生の頃は、民俗学や民族学(外国にフィールドワークするほう)は面白いけど年がら年中いろんなとこを飛び回らなければならん学問で大変だなー、それにひきかえ心理学は1箇所で学べるからいいよなー、と思っていたけど、そもそもアカデミアの中ではゆっくり1箇所にいられるのはお偉いさんだけなんだから、そんな理由で専攻に選ばなかったのはアホだったと思う。
まあ専攻にしなくても本を読んだりじっくり考察するのは自由だから、それでいいか。
心理学のほーも、心理学の専門じゃないひとにおもしろがられるような何かを提供できるようにしないとなあ。
あ、おまけもつけとこう。
というわけで、ネタをサルベージ。
お好きな方にはたまらない虫グロ画像。
その1.謎の卵。
毒々しいピンクのつぶつぶが、某地方の田んぼに大量にあった。
見たことなかったので弟に写メ送って聞いてみたら、「ジャンボタニシの卵。稲を食べる害虫」とのこと。
「探偵ナイトスクープにも出てたよー」といわれて、あれ、なんかそれ見たことあるような・・・と思ったのですが、思い出してはいけないような予感がして思考停止。
ある日ふと探偵ナイトスクープについて調べてたら、出てたよジャンボタニシの卵・・・
探偵ナイトスクープでの「林先生物件」だった・・・
思考停止して正解だった。
これDVDとかに収録されてないのかな?もし収録されてたら、嫌がらせとして人に見せたい気もする。
まあ上のは解決済みなんですが、こっちは未解決虫グロ画像。
道路でうねうねしてた幼虫。
結構厚みのある幼虫なんだけど、見たことがない。
幼虫って成虫と似てないことが多いから、何の虫なのかさっぱりわからない。
もしこの虫が何か知ってるひとがいたら教えてください。
いやー知的好奇心ってたのしいなあ。
いろんな意味で。
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分野は視覚認知。視知覚にがて。
あと記憶全般。
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でも基本なんでもこい。
好奇心は悪食。
好きな作家(敬称略)
川上弘美
小林秀雄
津原泰水
森茉莉
レイ・ブラッドベリ
イタロ・カルヴィーノ
グレッグ・イーガン
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