めもめも ...〆(。_。)
認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。
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昨日のだらっとしためも。
Neuroimage. 2009
Dynamic Causal Modeling applied to fMRI data shows high reliability.
Schuyler B, Ollinger JM, Oakes TR, Johnstone T, Davidson RJ.
書き捨てですが気にせずうp。
どうせ統計の話以外でこのめもぶろぐを見に来る人は少数派。
身バレしたくないのでURLこぴぺだけ。
ttp://www.mumumu.org/~viking/blog-wp/?p=2913
ブレイン・マシン・インタフェース、略してBMIの話。
―引用↓
一方でnon-invasive BMIだとYes/Noのどちらを意図しているかをリアルタイムで捕まえるのがやっとという状況がついこの前まで続いていて、最近になってようやく8通りぐらいの情報を取り出せるようになったという程度に過ぎません。
―ここまで↑
非侵襲手法(手術しないでおk)で、のうみそからの信号で機械を動かす方法は、まだまだ発展途上なんだよー。という話。
あんまこーゆーこと書くのイクナイかもしんないけど。
今んとこ特に弊害ないから忌憚なく書いてしまうと。
さっき非侵襲BMIやってる研究グループが研究員緊急公募出すってよーってメーリングリストがまわってきたんですよ。
なんてタイムリーな。
まあBMIじゃなくて非侵襲ものの手法をもっと精緻化しようぜ!ってプロジェクトみたいですが。
精緻化できるんならぜひやってもらいたいと思います。
思いますが、非侵襲でのうみそからの信号を(空間解像度的に)もっともっとこまかく見れるようにな
ったお!=非侵襲ものの研究がどんどん発展してBMIだのマインドリーディングに使えるお!
ってことにはならないよ。念のため。
正直なとこ、レチノトピーだとか図形アルファベットのカラム構造だとかを対象にしている研究者なら、ちょー精緻化MRIだーktkrwktkと思えるかもしれませんが。
もっといかにも「こころ」っぽいことがしたい研究者は、「そーゆー問題じゃないよな」って気分になったりしませんかね。しませんか。どうですか。
そもそもMRIは時間解像度的にBMIに向いてないよなー、と思うんだがそこんとこどーなんだろ。
非侵襲BMIの対象者は「いらちでない」ことが前提なんだろーか。
―引用↓
fMRI(というかMRIスキャナ)を自動車や、ましてや車椅子に乗せるなどというアイデアは非現実的にも程があります。そもそも可般型MRIの開発ですら未だに発展途上で、日常生活の中でも安全に使える超低磁場MRIの研究もようやくその可能性が見えてきたかどうかというところです(以前PNAS に萌芽的研究が出てました)。なので、”fMRI-based mind-reader”をnon-invasive BMIとして使おうというのはなかなかに難しいことだと言わざるを得ないでしょう。
―ここまで↑
こゆこと考えたら、じゃーどーしても非侵襲BMIやりたかったらNIRSかEEGしかないねって話になるよねー。
ただどっちもかみのけ邪魔。
そしてNIRSとかS/N比はんぱねえー。
あれを安定して読み出せるマシンってそーとーすごいと思う。
あとあの空間解像度でできることって何があるのか。
EEGならxxミリ秒にポジなりネガなりが出たか出なかったかみたいな組み合わせでできることもあるかもなーって気もしますが、NIRSは何に使えるんだろー。
こどもののうみそデコーディングとか?
まあNIRS使いが楽しげな結果を出してくれるならそれを待つとしよう。
―引用↓
しかしながら、以前にreviewした時にも何度かコメントしましたがそれらのmind-readerは例えば「夢」「幻覚」といった完全に主観的な知覚・認知体験を捉えられる可能性があります。実際、schizophreniaの患者がどんな幻覚を体験しているかというのは、今でも聞き取り調査でしかわからないわけです。他
にも、エピソード記憶の内容を読み出すなんて芸当もできるようになるかもしれません。完全に個人的な見解ですが、きちんと基礎的研究を積み重ねれば「本当に使える」ウソ発見器へと発展させることも不可能ではないでしょう。そして、そういった検査には必ずしもコンパクト化された装置が必要なわけではありません。むしろ、調べたい・調べてもらいたいヒトにMRIスキャナまで来てもらって、撮像して解析するだけで良いのです。そこに、ハード面での技術的な障壁はありません。
―ここまで↑
むしろこっちのほうがMRI向きじゃん!って話にすげー共感したので貼ったわけです。
主観を客観的なかたちに出してこれるってのがすごいんだよ!
エピソード記憶の読み出しとかまさにどんぴしゃでドリーミングだよ!
プルーストのマドレーヌだよ!
ほかにも「イメージ」なんかの空想を読み出せたらそりゃあもううひひうはは。
まあ、ドリームですけどねドリーム。
どうでもいいおまけ
www.nazotoki.com/skeptic.html#loftus
すげーLoftusってCSI(超常現象の懐疑的調査組織)メンバーなんだ!
かっこええー。
学部の頃このひとの本を喜んで読んでいましたよ。
SF好きですがこーゆーオカルトくさいのもオカルトをびしっと切って捨てちゃうのも好物です。
論破かっこえー。
Neuroimage. 2009
Dynamic Causal Modeling applied to fMRI data shows high reliability.
Schuyler B, Ollinger JM, Oakes TR, Johnstone T, Davidson RJ.
書き捨てですが気にせずうp。
どうせ統計の話以外でこのめもぶろぐを見に来る人は少数派。
身バレしたくないのでURLこぴぺだけ。
ttp://www.mumumu.org/~viking/blog-wp/?p=2913
ブレイン・マシン・インタフェース、略してBMIの話。
―引用↓
一方でnon-invasive BMIだとYes/Noのどちらを意図しているかをリアルタイムで捕まえるのがやっとという状況がついこの前まで続いていて、最近になってようやく8通りぐらいの情報を取り出せるようになったという程度に過ぎません。
―ここまで↑
非侵襲手法(手術しないでおk)で、のうみそからの信号で機械を動かす方法は、まだまだ発展途上なんだよー。という話。
あんまこーゆーこと書くのイクナイかもしんないけど。
今んとこ特に弊害ないから忌憚なく書いてしまうと。
さっき非侵襲BMIやってる研究グループが研究員緊急公募出すってよーってメーリングリストがまわってきたんですよ。
なんてタイムリーな。
まあBMIじゃなくて非侵襲ものの手法をもっと精緻化しようぜ!ってプロジェクトみたいですが。
精緻化できるんならぜひやってもらいたいと思います。
思いますが、非侵襲でのうみそからの信号を(空間解像度的に)もっともっとこまかく見れるようにな
ったお!=非侵襲ものの研究がどんどん発展してBMIだのマインドリーディングに使えるお!
ってことにはならないよ。念のため。
正直なとこ、レチノトピーだとか図形アルファベットのカラム構造だとかを対象にしている研究者なら、ちょー精緻化MRIだーktkrwktkと思えるかもしれませんが。
もっといかにも「こころ」っぽいことがしたい研究者は、「そーゆー問題じゃないよな」って気分になったりしませんかね。しませんか。どうですか。
そもそもMRIは時間解像度的にBMIに向いてないよなー、と思うんだがそこんとこどーなんだろ。
非侵襲BMIの対象者は「いらちでない」ことが前提なんだろーか。
―引用↓
fMRI(というかMRIスキャナ)を自動車や、ましてや車椅子に乗せるなどというアイデアは非現実的にも程があります。そもそも可般型MRIの開発ですら未だに発展途上で、日常生活の中でも安全に使える超低磁場MRIの研究もようやくその可能性が見えてきたかどうかというところです(以前PNAS に萌芽的研究が出てました)。なので、”fMRI-based mind-reader”をnon-invasive BMIとして使おうというのはなかなかに難しいことだと言わざるを得ないでしょう。
―ここまで↑
こゆこと考えたら、じゃーどーしても非侵襲BMIやりたかったらNIRSかEEGしかないねって話になるよねー。
ただどっちもかみのけ邪魔。
そしてNIRSとかS/N比はんぱねえー。
あれを安定して読み出せるマシンってそーとーすごいと思う。
あとあの空間解像度でできることって何があるのか。
EEGならxxミリ秒にポジなりネガなりが出たか出なかったかみたいな組み合わせでできることもあるかもなーって気もしますが、NIRSは何に使えるんだろー。
こどもののうみそデコーディングとか?
まあNIRS使いが楽しげな結果を出してくれるならそれを待つとしよう。
―引用↓
しかしながら、以前にreviewした時にも何度かコメントしましたがそれらのmind-readerは例えば「夢」「幻覚」といった完全に主観的な知覚・認知体験を捉えられる可能性があります。実際、schizophreniaの患者がどんな幻覚を体験しているかというのは、今でも聞き取り調査でしかわからないわけです。他
にも、エピソード記憶の内容を読み出すなんて芸当もできるようになるかもしれません。完全に個人的な見解ですが、きちんと基礎的研究を積み重ねれば「本当に使える」ウソ発見器へと発展させることも不可能ではないでしょう。そして、そういった検査には必ずしもコンパクト化された装置が必要なわけではありません。むしろ、調べたい・調べてもらいたいヒトにMRIスキャナまで来てもらって、撮像して解析するだけで良いのです。そこに、ハード面での技術的な障壁はありません。
―ここまで↑
むしろこっちのほうがMRI向きじゃん!って話にすげー共感したので貼ったわけです。
主観を客観的なかたちに出してこれるってのがすごいんだよ!
エピソード記憶の読み出しとかまさにどんぴしゃでドリーミングだよ!
プルーストのマドレーヌだよ!
ほかにも「イメージ」なんかの空想を読み出せたらそりゃあもううひひうはは。
まあ、ドリームですけどねドリーム。
どうでもいいおまけ
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もっさり:日々の雑感をもっさり。
がっつり:論文や研究関連をがっつり。
びっくり:科学ニュースでびっくり。
まったり:空想科学などでまったり。
ばっかり:デザイン系自己満足ばっかり。
ほっこり:お茶を嗜んでほっこり。
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分野は視覚認知。視知覚にがて。
あと記憶全般。
カテゴリ (semanticsか?) とかも。
最近デコーディングが気になる。
でも基本なんでもこい。
好奇心は悪食。
好きな作家(敬称略)
川上弘美
小林秀雄
津原泰水
森茉莉
レイ・ブラッドベリ
イタロ・カルヴィーノ
グレッグ・イーガン
シオドア・スタージョン
分野は視覚認知。視知覚にがて。
あと記憶全般。
カテゴリ (semanticsか?) とかも。
最近デコーディングが気になる。
でも基本なんでもこい。
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