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めもめも ...〆(。_。)

認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。

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いろいろありまして、Mac OS X (Mountain Lion)にOctaveいれてその上にPsychtoolboxを入れてみようということになりました。
……いや本当いろいろあったのよ。
まあおさいふ事情とかいろいろ。

まずは正統派のやり方を紹介しますが、このやり方では特定の環境(どことはいわないけど某大のネットワーク下とか)で成功しないっぽいことが既にわかっています。
とりあえず、一般解を今後のためにおさえておきます。

言っておくけどこれまでのわたしは基本的にWindowsユーザ(某上記では別大にいたときは、UI用意された環境下でLinuxさわったことあるけどさ…あくまで「さわった」だけで「つかった」とはいえばいレベル)。
Macの操作に不慣れすぎて必要以上のストレスにさらされています。
まあ何事も慣れが必要だよね…。

MacでOctaveを導入するためには、まずMacportsというものが必要で、Macportを入れるためにはXcodeというのが必要で、Xcodeを手に入れるためにはApple IDが必要らしい。
道のり遠い…
まあ1こずつやっていこう。

1)Apple IDを作成する
これはもう「Apple ID 作成」とかで検索かけたらすぐにアップルの公式ページが出るのでさくさくっと指示に従って必要な情報を入力してしまおう。
ここだけならどうということはない。ここだけなら。

んでもって、これだけではなんかIDとしてちゃんとつかえないようだ。
なぜかiTunesにつないで、さっき作成したIDでログインする必要がある。
このiTunesにつながなくてはならん(なんか別の方法もあるっぽいんだけど)のと、iTunesのスパムがアカウント登録したメールにきてしまうのが非常にめんどくさい。
第2世代iPodシャッフルが壊れて(何をどうあがいてもPCと同期できなくなった)からiTunesその他を憎むようになってしまったわたしとしてはひっじょーーーーーにめんどくさい。
けどまあ耐える。
ちなみに音楽再生ソフトならiTunesなんかよりもfoobar2000のがよっぽどいい。って完全脱線なので割愛。
とりあえず耐えよう、ということ。

んでiTunesにログインするときわたしがやらかした失敗は、ID名がアカウント名ではないということ。
ID名は登録メールアドレスになるようす。
だったらなぜ名前を登録させるんだよ…
んでもって、初回ログインだと「レビュー」というやつをさせられるのだけれど、これがまたアカウントをもう一度作り直しているんじゃないかというくらいめんどくさい。
でも耐える。ひたすら耐える。
だってまっくゆーざーはひたすらこういうのに耐えて、ようやくスタ○でドヤ顔してMacひらけるようになるんでしょ?
……ス○バでドヤ顔するのにOctaveは入れないと思うけどな……
ちなみにわたしはさんざっぱら紅茶の話をしているのからも推測できるようにあんましコーヒー屋さんいきません。
あ、耐えるついでにクレジットとか聞かれるけど、別に有料ソフトとか購入しないんでそこらへんはスキップしましょう。
実際スキップできるし。

2)Xcodeを導入
さっきの苦行に耐えると、おめでとう、App Storeというものにログインできるようになったよ!
App Storeはソフトウェア(アプリってよばないかんかね)をインストールするところ。
「アプリケーション」というフォルダ、あるいは青いまるに白い道具っぽい何かが描いてあるアイコンをクリックすると立ち上げることができます。
そこで、さっきの苦行で勝ち得たIDを入力すると、いろんなソフトがずらーっと並んでるのを見られるわけですよ。
その中の「開発ツール」というカテゴリを選択し、Xcodeというカナヅチ/ハンマー/ナグリのイラストがアイコンになっているソフトを選択してインストールだ。
あとはApp Storeにとくに用はない。
(OSとかソフトウェアアップデートはだいたいApp Store経由でやるっぽいけど)
このためにスパムに耐えよう!
……まあここまではいいんだ。

3)Macportsを導入
はいここから茨の道になります。
プロクシない環境の場合は、まあさくさくっといけるらしいんですが、大学などがっちりプロクシ組んでる環境下だとここでしくじることも多いようす。

http://ishwt.net/blog/2011/04/05/use-macports-at-inside-of-proxy/
を参考に、まずMacportsをインストールします。
要するに、
http://www.macports.org/
からdmgファイルとかpkgファイルとかいうのを落とせば、これがインストールファイルらしいのでWindowsと同様にインストールできるって寸法。
まあこれはこれでいいんだけどな…

問題はここから。
Macportsはインストールしたあと、一応アップデートを確認しといたほうがいいらしい。
まあそのへんも含めて、Macports全般は「ターミナル」というものでいじります。
この「ターミナル」はWindowsでいうところの「コマンドプロンプト」みたいなもの。
つまり自分で打ち込んで様子をみてやらねばならない。
で、このターミナルの場所もMacはじめてさわるようなやつにはわからなんだのですが、「アプリケーション」下の「ユーティリティ」下にあるようす。
んでもってここに至るショートカットもあるそうで(参照)、フォルダ探し画面(Finderというそうな)でCommandとShiftとUを押せばいいそうな。
3つ押しショートカットあんまし好きじゃない…

それはともかく、ターミナルでは最初が.(ドットね、念のため)で始まるファイルをいらう必要があるので、それを表示するようにするコマンドを入力しておく。
http://nsdev.jp/mac/osx/22.html
を参考に、要するに
 defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles TRUE
をターミナル上で入力すればいいようだ。

んでもって、「.profile」というファイルを作成したらよいらしいのだが、これはターミナル上で作成しなくてはならない。
このページを参考に、
 open /Applications/TextEdit.app ~/.profile
と打ち込んでやればよいようだ。

これで.profieを編集できるので、こいつを編集してパスを通してやる。
ここのページを参考にパスを打ち込んでやろう。
ちなみにこのにょろ(~)がホームディレクトリ的ななんかだ。
それと
http://www.comphys.las.shibaura-it.ac.jp/SettingMacPortsBehindProxy
を参照してsources.confを編集しよう。
 sudo vi /opt/local/etc/macports/sources.conf
を打ち込んで、iをおすと編集できる。
escおして大文字ZZで終了することができる。


……ちなみにこれをするためには、関連ファイル・フォルダにアクセス権がなければならない。
なんとMacでは管理者権限のあるユーザでも、すべてのファイル・フォルダにアクセス権があるわけではないのだ!
…………なんでだよ!!??
なんのための管理者権限なのよ!!???
と思うし実際ツッコミが声に出たけど(防音されてる実験室で作業してたので誰にも迷惑はかけていないさ)、まあ耐えろ。耐えるんだ。
公式ヘルプを見ながら、アクセスしたいフォルダをCtrlを押しながらマウスクリック(Windowsの右クリックに相当)して「情報を見る」というのを選択、プロパティみたいなやつを出して、「所有権とアクセス権」の三角マークをクリックして展開し、鍵マークを外して自分に読み書き権限を付与するんだ。

た・だ・し!!!
 /usr
というフォルダのアクセス権はいらってはならない。
これをいらうとなぜかターミナルで入力ができなくなり、ターミナルは一切の操作を受け付けなくなって詰む。(まあアクセス権デフォルトに戻せばどうにかなるんですけど)

ちなみに、個々のファイル・フォルダへのアクセス権とルート権限は別&デフォルトではルート権限を持つユーザは設定されていない状態なので、ルート権限が必要な操作が生じたらルート権限を持つアカウントを作成しなくちゃならんし(ルート権限を作ってしまえば、そこから既存の別アカウントにルート権限を付与することも可能)、そしてたとえルートであろうともどうもアクセス権は個々に設定する必要があるっぽい(要確認)。

まあだいたいこれをがんばったところで、某大のプロクシ環境下を抜けてMacPortsが動くようになるわけでもない。
一応わたしはSubversionを入れようとするところまでは手を出したが、どうもこれどうにもならんのでは?となってこの方法を放棄した。
違う機関に異動して、違うネットワーク環境下で試す分にはいけるかもしれんので一応めもっておく。
……まああれだ。
まっくなんておされでおかねのかかる機械ですたいりっしゅに研究やりたいならOctaveなんてけちくさいこといわずに円盤のついてくるMatlabとか買いなさいってことだ。
それかE-Primeとか。たしかE-PrimeとMacはそこそこ相性よかったはず(E-Prime未経験なので伝聞)。



じゃあもうMacでOctaveをつかうことを完全にあきらめたかというと…
……ところがどっこいそうでもないんだな。
というわけで、次回、黎明編に期待してくだしゃんせ。
(期待させるほどの大した方法ではないことはあらかじめ明かしておきますが)

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