2010/02/02 (Tue) タライラッハ本のかわり＆ちょっとうさんくさいネタ

タライラッハ座標と解剖学的部位の対応をみようと思って研究室にあったはずのタライラッハ本を見ようとしたら見つからない。
誰かが使ってもとの場所に戻さなかったのか。

じゃあどうしよう、ってなったときのウェブ上タライラッハツール。
Talairach Atlas
www.neurovia.umn.edu/webservice/tal_atlas.html
ですわ。

タライラッハかMNIの座標打ち込んだら、相当する部位名称を教えてくれる。
ただしラテン語。
web.sc.itc.keio.ac.jp/~funatoka/cerebrum/cerebrum.html
とかを参考にしながら部位を確認すべし。

一応学部のときはラテン語も勉強してたから注意しとくと、基本的にラテン語は名詞・形容詞の順なことが多い。
（ほんとうは、そもそもラテン語に正しい語順というものはない。格変化だけで語順が含む意味を伝えられるから。だからラテン語の詩は韻律最優先ですげー音楽的）
あと男性名詞-usの複数形は-iね。
形容詞の語尾変化は…
……ああもう教科書出さないと全部忘れた。
今度確認しとこう。

以下、すげーうさんくさい愚痴。

（ちょっと冷静さを欠いた内容です。やばそうなら消します）


・・・へんないぎりすじんからへんなめーるきた。

なんか、日本でビジネスや教育に役立つ注意・記憶研究について番組撮影したいんだってさ。
んで、わたしの前の論文がビジネスとかに役に立ちそうかって聞かれた。
もしあんまし関連なさそうなら、それっぽい研究してるひと紹介してー、って。

えええええええぇぇぇぇぇ。
なにそれ。

いぎりす版あるある？

てゆかなんでいぎりす人わざわざ日本にまで来てそんな撮影したいのか。
いぎりすに十分注意や記憶の研究の権威いるじゃん。

１）かつがれてる。
２）あるある系なので、いぎりすから遠い日本の研究者を使いたい。
３）日本の研究者（うちのぼすとか）に興味があった
４）どっきり
５）詐欺

さあどれだ！！？？？

ちなみにそのいぎりすじんは大学人じゃなく企業人っぽいです。
メアドが.ac.ukじゃなくて.co.ukです。

さてこれどう対処しよう。

１）ぼすに上奏して、ぼすに判断を委ねる
２）おもしろがって暴走して、某もじゃもじゃ如く脱税できるくらい稼ぐことを目指す
３）冷静に研究者として「単純化するな」とか諭す
４）びびって何もしない

さーどれだー。


いや、なんてゆか、現実感ないわ。
どっきりでしたーとか言われるほうがましやわ。
たしかに発達系のひとに「あなたの研究を応用してみたい」といわれることはあっても、ビジネスに応用とか。
・・・ないわー。

いや、人間の認知を研究対象にしている以上、どんな場面にでも理屈を拡張することはできるさ。
だってビジネスも教育も認知活動のたまものだもの。

でも、直接的にビジネスと結びつけることができるか、って言われたら、そりゃ研究者としては論理飛躍してるんじゃね？ってつっこまざるを得ない。

あーこれやっぱ誰かに相談するべきなのか。
でも誰に相談したらいいんかわからん。

当該の研究は、わたしがほぼ一人でやったし、うちのぼすは風邪ひいたとこで大事な書類に関するメールすら返信してくれてない。
相談すべき先輩方はほとんど研究室を巣立ってしまわれた。
やべえこれどうしたらいいんだ。

・・・ふつーに研究者として「ねごとはねていえ」って言えばいいのか。
でも自分の研究を参照してくれるかもしれんひとにそんなうしろあしで砂かけるようなことできるんか。


・・・うん。一旦おうちかえって一晩寝て冷静になるのを待とう。

でもちょっとさけばして。

なにこれ！！！！


なにこれ！！！！！！

そんなん知るかあああああああああああああ！！！！！！