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めもめも ...〆(。_。)

認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。

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    <○√
     ∥ 
     くく
しまった!ここは糞めもだ!
オレが止めているうちにhttp://azcog.blog.shinobi.jp/Entry/502/へ逃げろ!
早く!早く!オレに構わず逃げろ!

ということで、「カバーレター」で検索してここに来たひとは、改定版(新しいめも)のご利用をお勧めします。
__________


以前カメラかばんについて検索していたときに、「完全にかっこいいカメラバッグ」という言い回しを見かけて、なんとなくそのフレーズが気に入っている。
どんな点から考えても「完全にかっこいい」、まさに完璧なかばんはないものか、と「カメラバッグ沼」の底で考えているひとたちがいるわけですよ。
まあそんなものがありえるわけはないのだけども、それでも「完全にかっこいい」かばんを求めてしまうのですね。
「現実に存在するはずもない完璧な理想のもの」を意味するという文脈で「完全にかっこいい」とつけると、なんかちょっとにやにやした気分になる。

んで、論文投稿する際に作るカバーレターを書いてたんだけど、「完全にかっこいい」カバーレターを求める気持ちがふつふつと湧いてきた。
でもそんなこと言ってたらいつまでたっても投稿できないので、さっき終わらせた。
とはいえ、これをたたき台にして次の論文を投稿するときに改善を加えていけば、「完全にかっこいい」カバーレターに近づくんじゃなかろーか。
え?前回のカバーレター?
あれはくろやぎさんが食べたよ。


と、いうわけで、カバーレターテンプレを作ろうとしたんだけど、よく考えたらAPAマニュアル写してる部分とかあるんだよなー。
そこを書いちゃうとまずい気がするので、だいたいの流れをテンプレにしよう。

そもそもAPAマニュアルのカバーレター例が「完全にかっこいい」ものなら苦労しなくてすんだのに。
カバーレターとか見たことも食べたこともなかった前回とか本当に苦労した、というか前回はそもそもカバーレターの存在すら知らなかったから途中で大慌てした。
APAのを元に、
www.thinkscience.co.jp/pdf/Ten_tips_for_writing_an_effective_cover_letter_Japanese.pdf
なんかを参考にして(↑pdf注意)、心理学論文における「完全にかっこいい」カバーレターをめざす。


わりとネタ抜きで、「欲動に固着したから精神疾患を発症する」という言説と「前世の行い(あるいは先祖の霊)がよくないので精神疾患を発症する」という言説の違いがわからない。
わたしはあまりにも実証科学に基づきすぎるのだろうか?

どちらも、その存在を証明することは困難だし、そのものの問題が解消したかどうかは知る術がない。
だがいくばくかの「心当たり」が生じる程度にもっともらしい。
そして問題解消には訓練されたエキスパートの行為が必要とされている。
エキスパートの行為が妥当かどうかは、精神疾患が改善されるかどうかでしか判断できない。

じゃあどう違うんだ。
片方は大学にいる、というくらいしか違いを見出せないぞ。
「データの蓄積がある」というなら、占星術(あるいは姓名判断)のほうが蓄積があるんじゃないのか。
まあ占星術は精神疾患をそんなに扱ってないだろうけど(詳しくは知らない)。

それでも、実際の臨床現場で用いられているからには、精神分析にはなんらかの効用があるのか?
「じっくり話を聞いてもらえる」とか、拝み屋さんで代行できる効用以上の妥当性があるのだろうか?

いやべつに、イタコ研究に国税つぎこもーぜ!って話に賛成してるわけではないですよ。
精神分析の話を聞いても、それがあまりにもモノガタリすぎて、本当に精神疾患の治療に必要なものなのか、シロートにはわかんないよね、って話。

ヒトはたいていモノガタリというか、「納得のいく説明」を欲しがる生き物だというのは知ってる。
「原因不明の奇病です」といわれるより、「神経伝達物質Xの分泌異常による病気です」という説明で安心できるのは、「じゃあ物質Xの分泌を改善したら病気はよくなるのね」という希望が持てるからだろう。
じゃあ「欲動に固着しているせいで生じた病気です」っていわれたら「その固着をほぐしたら(?)病気が治るのね」って思えるのか。
「先祖の霊が供養を求めたことで生じた病気です」っていわれたら「先祖供養したら病気が治るのね」って思うのか。

疾患と「説明」との対応が不明瞭だからわかんなくなるんだな。
今んとこ聞いた中で一番もっともらしかったのは「精神疾患なんて検証不可能な事象だから実証できない」とか「それが精神分析の理論だから」とかだもんなあ。
もうちょっと納得のいく説明はないものか(そもそも精神疾患が検証不可能なら実験心理屋さんは何もできないことになるのだが)。
精神分析論上での「説明」はあるけど、それがあまりにもモノガタリすぎるというか実証不可能だから、「それって本当に妥当?」って思ってしまうんだ。
実際のところどうなのだろうか。
実証可能な対応付けってなされてるの?
誰か暇な精神分析家が通りがかってぱぱっとこのシロート疑問に答えてくれないかなあ。
もしくはこんな質問しても怒らない精神分析家を探すか。

それとも、こんな疑問を持ってしまうと心理学ギョーカイから「常識的前提に疑問を持つだめなやつ」とレッテル貼られて追放されたりするのかしら。
ある意味自分の人生を張った実験だな!

今朝洗濯機まわしながらひさびさにテレビつけたら「ビラがパズルのひと」が出てて紅茶噴いた。
ビラがパズルのひと、徐々に有名になってってんなー。

しかもビラがパズルのひとは今年まだD2らしい。
てっきりもうPDくらいなってんのかと思ってた。
フリーダムできるっていいなあ。


ふと、「ビラがパズルのひとが世に認められつつあるのだったら、そのアプローチをこちらの分野に応用できないか?」と思った。

○「ビラが脳画像」
回とか溝とか解説。
・・・誰得。
しかもバリエーション少ない。
そしてその画像誰のを(またはどこの標準脳を)使うんだ。

○「ビラが脳機能画像」
ビラで研究紹介とかになるのか?
・・・論文元から怒られそう。

○「ビラが記憶や知能の検査課題」
それたぶんビラどころか小冊子。
あといろんなとこから怒られる。


・・・・・・ビラアプローチ適用企画、挫折。


どうでもいいけど、なんで心理検査系ってあんなにおねだんお高いんでしょうね。

今週からやたら寒くね?
まあ月も変わっていよいよ冬となるわけだから致し方ないのだけども。

ちょーさむがりのわたしは、寒くなると作業効率が下がるような気がするのですが(もともとたいしたことないというのもある)、ひざかけだけでは寒さ対策が不十分だと思う今日このごろ。

電子レンジでぬくめられるゆたんぽを持ち込めばぬくぬくできるんじゃね!?
と思いつき、今週から持ち込んでみたのですよ。
ちなみに持ち込んだのはこのひつじさんです。
DSC_0008_s.JPG

こいつを電子レンジでぬくめてひざかけの下に放り込めば、なんとなくこたつっぽいぬくさ!
研究室にこたつを導入するという意見は却下されたけれども、こいつならひとりで簡単にこたつっぽいぬくさを満喫できる!!!

というわけで、今年の冬は、電子レンジゆたんぽによる簡易こたつがアツい!
と勝手におすすめしておきます。

簡易こたつぬくくてきもちいー。
デメリットは、机に向かいながらちょっとうとうとしちゃうときがあることです。
(それはだめだろ)
こたつマジ天国。

英文校正かえってきたー。
さっそく原稿修正だー。

・・・しかし校正ん中で一文中の単数形と複数形で統一とれてないってどういうことだ。
ネイティブが校正する会社ってことになってるのに。

わたしが複数形で言いたいから複数形で書いてるのに対し、なぜか途中から校正で単数形を薦め出すからちゅーとはんぱになっているのか。
ちゅーとはんぱなしごとしてー。

・・・いやある意味そのちゅーとはんぱさがネイティブっぽい。
やつらけっこー途中でてけとーするもんな。

あげく、校正にそって書き直したらWordの文章校正にひっかかった。
・・・グラマーエラーおこしとる。
・・・・・・ちゅーとはんぱなしごとしやがってー。


まああれだ、「英文校正は所詮他人のざっと読み」ということですな。
初めて英文校正に出したときは、矛盾してたり文意が変わってしまったりする校正に従わねばならんのかと苦悩したなあ。
自分の論文なんだから自分の意に従うべし、なんだよなー。
・・・まあ、英文校正が必要ないようになるのが一番なんだけども。


そういや都市伝説として、英文校正にだしたらその原稿をまるまるぱくられて投稿されてしまう世にも怖ろしい校正会社があるという話を聞いたことがあるけど、やっぱ都市伝説だよね・・・?
幸いにして身近なところでそんな話を聞かないので都市伝説だと思いたい。
文法がぐだぐだだったとか論文の主張にけちつけてきたとかは聞くけど。
完璧にすばらしい校正業者なんてやっぱ存在しないのかなー。
完璧な業者探すよりも英文校正必要なくなるように努力するほうが早い気もする。

今日の結論:もっとがんばりましょう

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