めもめも ...〆(。_。)
認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。
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滞在しているところが留学生寮みたいなところなので、ふだん接するヒトは英語ネイティブじゃないヒトのが多い。
逆に、各国の話を聞く機会があって面白い。
話だけではなく、ちょいと味見させてもらう機会もあったりする。
いつも親切なルーマニア人がおすそわけしてくれたのは、プルーンの蒸留酒「パリンカ」というお酒だった。
プルーンのフルーティーな香りが漂うので、ほうほうと嗅いでみたら「Don't breath it!」と言われた。そんなん『Will it blend?』以外で初めて聞いたわ。
度数がきついのでぐいっと呷る以外はすんなってことらしい。
実際飲むと、果物酒らしい甘みがありつつもどかんとくるアルコールにびびる。こいつぁぬくまりますな。
あんまし見かけないお酒なので、レアな体験をしたかもしれない。
ルーマニア人の彼はいつもキッチンでおいしそうな料理を作ってるので料理上手なんだなあ、と思ってたけど、今日の昼キッチンで会ったときは、チーズの塊とサラミハム数十枚をお皿に並べて「今日のお昼はこれ~」って言っててものすごい文化の壁を感じた。
向こうは向こうで「毎日毎日野菜と果物ばっか食っておまえははらぺこあおむしか」って思ってるのかもしれない。
文化の壁あなどりがたし。
お互い英語が片言で、意思疎通に自信はないけど親切なインドネシア人がおすそわけしてくれたのは生姜湯だった。
といっても、日本の生姜湯とは違って、コーヒーや紅茶を淹れるガラスポットに生姜を一塊(皮すら剥かない)淹れてお湯を注いだ豪快なもの。
それをコップにいれて、砂糖を溶かして飲むのだそーな。
試してみると、生姜味はほんのり程度でやさしく意外とおいしい。
インドネシアは暑いのに、生姜で体を温めるのがメジャーで、大きな通りでは露店が生姜とミルクを煮込んだものを売ってるのだそーな。
このごはんがまずく毎日雨が降る国の寒さは、インドネシア人の彼には耐え難いものらしく、よく生姜湯を飲んでぬくまってるらしい(なんかアルコールはだめなんだって。宗教上の理由かもしれないので深くつっこまなかった)。
よくよく考えたら寒い国出身者もぬくい国出身者も、いかにこの雨多き国の寒さを健康に(?)やりすごすか対策してるんだなあ(パリンカが寒さ対策なのかどうかは自信がないけど)。
対して、日本人の手持ちのカードはカイロと梅干ですよ。
うーむ。もうちょっとなんか持ってくればよかったな。
おすそわけのお礼に梅干(しかも市販品じゃなくてうちのオカンお手製)をおすそわけしようかと思ったのだけど、日本食に知識のないひとにいきなり梅干食べさせるのは拷問かと思って躊躇してしまった。
もう少しマイルドな何かがあればよかったな。
ところで、まさに今隣の建物の庭で打ち上げ花火があげられているのだけどこれはどういうことなのだろうか。
この国では庭で打ち上げ花火あげるのがブームになっているのか?
文化の壁、いたるところにある。
逆に、各国の話を聞く機会があって面白い。
話だけではなく、ちょいと味見させてもらう機会もあったりする。
いつも親切なルーマニア人がおすそわけしてくれたのは、プルーンの蒸留酒「パリンカ」というお酒だった。
プルーンのフルーティーな香りが漂うので、ほうほうと嗅いでみたら「Don't breath it!」と言われた。そんなん『Will it blend?』以外で初めて聞いたわ。
度数がきついのでぐいっと呷る以外はすんなってことらしい。
実際飲むと、果物酒らしい甘みがありつつもどかんとくるアルコールにびびる。こいつぁぬくまりますな。
あんまし見かけないお酒なので、レアな体験をしたかもしれない。
ルーマニア人の彼はいつもキッチンでおいしそうな料理を作ってるので料理上手なんだなあ、と思ってたけど、今日の昼キッチンで会ったときは、チーズの塊とサラミハム数十枚をお皿に並べて「今日のお昼はこれ~」って言っててものすごい文化の壁を感じた。
向こうは向こうで「毎日毎日野菜と果物ばっか食っておまえははらぺこあおむしか」って思ってるのかもしれない。
文化の壁あなどりがたし。
お互い英語が片言で、意思疎通に自信はないけど親切なインドネシア人がおすそわけしてくれたのは生姜湯だった。
といっても、日本の生姜湯とは違って、コーヒーや紅茶を淹れるガラスポットに生姜を一塊(皮すら剥かない)淹れてお湯を注いだ豪快なもの。
それをコップにいれて、砂糖を溶かして飲むのだそーな。
試してみると、生姜味はほんのり程度でやさしく意外とおいしい。
インドネシアは暑いのに、生姜で体を温めるのがメジャーで、大きな通りでは露店が生姜とミルクを煮込んだものを売ってるのだそーな。
このごはんがまずく毎日雨が降る国の寒さは、インドネシア人の彼には耐え難いものらしく、よく生姜湯を飲んでぬくまってるらしい(なんかアルコールはだめなんだって。宗教上の理由かもしれないので深くつっこまなかった)。
よくよく考えたら寒い国出身者もぬくい国出身者も、いかにこの雨多き国の寒さを健康に(?)やりすごすか対策してるんだなあ(パリンカが寒さ対策なのかどうかは自信がないけど)。
対して、日本人の手持ちのカードはカイロと梅干ですよ。
うーむ。もうちょっとなんか持ってくればよかったな。
おすそわけのお礼に梅干(しかも市販品じゃなくてうちのオカンお手製)をおすそわけしようかと思ったのだけど、日本食に知識のないひとにいきなり梅干食べさせるのは拷問かと思って躊躇してしまった。
もう少しマイルドな何かがあればよかったな。
ところで、まさに今隣の建物の庭で打ち上げ花火があげられているのだけどこれはどういうことなのだろうか。
この国では庭で打ち上げ花火あげるのがブームになっているのか?
文化の壁、いたるところにある。
視覚系研究者、それもNatural scenesとかDaily objectsとかそういうのを対象にする研究者の悩みなんてみんなおんなじなのね。
「どうにかして楽に刺激手に入れられないかなあ」という。
んでおんなじようなこと考えてまとめてるひとがいたからそのまとめのリンクはっとく。
http://www.cogsci.nl/stimulus-sets
まあわたし自身がためこんできた刺激アーカイブもあるっちゃーあるんですが、今ちょっと体力がないのでそのへんのまとめはまた後日。
はなみずがとまらないので今日はもう寝る。
「どうにかして楽に刺激手に入れられないかなあ」という。
んでおんなじようなこと考えてまとめてるひとがいたからそのまとめのリンクはっとく。
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まあわたし自身がためこんできた刺激アーカイブもあるっちゃーあるんですが、今ちょっと体力がないのでそのへんのまとめはまた後日。
はなみずがとまらないので今日はもう寝る。
しまった。
ひえぴた買っとくべきだった。
わたしのよーな超虚弱軟弱体質人は、ひえぴたとのどあめを常備すべき。
レンジで魚焼くパックとひえぴたがある限り、日本は科学技術大国だと思う。
ひえぴた買っとくべきだった。
わたしのよーな超虚弱軟弱体質人は、ひえぴたとのどあめを常備すべき。
レンジで魚焼くパックとひえぴたがある限り、日本は科学技術大国だと思う。
そいや飛行機ん中でティム・バートンの『Big Fish』みたわ。
公開当時は「ティム・バートンご乱心」みたいな扱いされててスルーしてたんだけど、かまえを解いて見てみたら単純に面白かった。
まあベースがいわゆる「感動もの」にされてるからそこはたしかにご乱心と言われても致し方ない。
しかしメインは王道フリークもの。
そして虚実皮膜入り乱れ系。
はい、好物です。とても。
虚実皮膜の混じりっぷりがとても楽しいので、そういうのが好きなわたしやわたしの弟にはとてもおすすめな映画でした。
感動もの親子モノガタリはあくまでおまけ。
語られるモノガタリと紡がれるモノガタリが絡み合って分離不可なところまで来て「あれ、どこからどこまでが劇中モノガタリ?」とあやめもわかたぬ混沌に陥るのが心地よい。
そしてメインはフリークもの・サーカス的空間ですよ。
けばけばしい色彩と暗い明りと、名状しがたい目。
こういうのを描くとなったらやっぱりティム・バートン独壇場か。
しかしブラッドベリやスタージョンに出てくるようなアメリカのサーカスってなんなんだ本当にもう。
日本の見世物小屋とは違うのか。
独特の文化、独特の社会、独特の空気。
そしてブラッドベリのように熱狂的にそれを愛するひとがいる。
いったいなんなんだあれは。
そんなにアメリカのサーカスは蟲惑的な空間なのか。
それとも、サーカス的空間を崇め讃える文化があるのか。
謎だ。
これはぜひ、いつかそのものを体験してみないとなるまい。
しかし日本のTVで宣伝されてるような大きいサーカスじゃなくって、フリークもののあるこじんまりサーカスって現存してるんだろうか?
日本の見世物小屋もほぼなくなっているようだし。
あ、学部のころに「大阪には現役の蛇女さんがいらっしゃる」ということを大阪っ娘から聞いたことあるなあ。
ブラッドベリの愛する「ハロウィン的なもの」ってどんどん世の中から消えていってるのかしら。
ファンとしては侘しいね。
公開当時は「ティム・バートンご乱心」みたいな扱いされててスルーしてたんだけど、かまえを解いて見てみたら単純に面白かった。
まあベースがいわゆる「感動もの」にされてるからそこはたしかにご乱心と言われても致し方ない。
しかしメインは王道フリークもの。
そして虚実皮膜入り乱れ系。
はい、好物です。とても。
虚実皮膜の混じりっぷりがとても楽しいので、そういうのが好きなわたしやわたしの弟にはとてもおすすめな映画でした。
感動もの親子モノガタリはあくまでおまけ。
語られるモノガタリと紡がれるモノガタリが絡み合って分離不可なところまで来て「あれ、どこからどこまでが劇中モノガタリ?」とあやめもわかたぬ混沌に陥るのが心地よい。
そしてメインはフリークもの・サーカス的空間ですよ。
けばけばしい色彩と暗い明りと、名状しがたい目。
こういうのを描くとなったらやっぱりティム・バートン独壇場か。
しかしブラッドベリやスタージョンに出てくるようなアメリカのサーカスってなんなんだ本当にもう。
日本の見世物小屋とは違うのか。
独特の文化、独特の社会、独特の空気。
そしてブラッドベリのように熱狂的にそれを愛するひとがいる。
いったいなんなんだあれは。
そんなにアメリカのサーカスは蟲惑的な空間なのか。
それとも、サーカス的空間を崇め讃える文化があるのか。
謎だ。
これはぜひ、いつかそのものを体験してみないとなるまい。
しかし日本のTVで宣伝されてるような大きいサーカスじゃなくって、フリークもののあるこじんまりサーカスって現存してるんだろうか?
日本の見世物小屋もほぼなくなっているようだし。
あ、学部のころに「大阪には現役の蛇女さんがいらっしゃる」ということを大阪っ娘から聞いたことあるなあ。
ブラッドベリの愛する「ハロウィン的なもの」ってどんどん世の中から消えていってるのかしら。
ファンとしては侘しいね。
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カテゴリ説明
もっさり:日々の雑感をもっさり。
がっつり:論文や研究関連をがっつり。
びっくり:科学ニュースでびっくり。
まったり:空想科学などでまったり。
ばっかり:デザイン系自己満足ばっかり。
ほっこり:お茶を嗜んでほっこり。
がっつり:論文や研究関連をがっつり。
びっくり:科学ニュースでびっくり。
まったり:空想科学などでまったり。
ばっかり:デザイン系自己満足ばっかり。
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非公開
自己紹介:
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分野は視覚認知。視知覚にがて。
あと記憶全般。
カテゴリ (semanticsか?) とかも。
最近デコーディングが気になる。
でも基本なんでもこい。
好奇心は悪食。
好きな作家(敬称略)
川上弘美
小林秀雄
津原泰水
森茉莉
レイ・ブラッドベリ
イタロ・カルヴィーノ
グレッグ・イーガン
シオドア・スタージョン
分野は視覚認知。視知覚にがて。
あと記憶全般。
カテゴリ (semanticsか?) とかも。
最近デコーディングが気になる。
でも基本なんでもこい。
好奇心は悪食。
好きな作家(敬称略)
川上弘美
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