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めもめも ...〆(。_。)

認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。

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さて。
満を持しての登場、ムジカの「オータムナル・ダージリン」だぜー。

今持ってる茶葉の中ではいちばんおたかいものです。
茶園別だし。ダージリンだし。

DSC_0109_s.jpg

袋はこんなかんじ。
秋っぽい黄色み(というより茶色み)のみどりのラベル。
ふくろは100gですね。
ちなみに茶園はゴパルダラ茶園。

今回なぜかムジカの店舗にいるおねーさんが、茶葉説明の紙をくれなかったので。詳細を知ったかすることができません。しょんぼり。
セカンドフラッシュのときはちゃんと説明の紙あったのに。
まあでも今説明の紙見直しても、ムジカにおけるダージリンのクラス分けみたいな話で茶園ごとの違いとか書いてなかった。
まあいいや。

店舗のおねーさんに聞いたところ、ゴパルダラ茶園のは、渋みがシャープなのが特徴だそうな。
基本がやわらかセイロンティーなので、インド茶っぽくシャープなやつを選んでみた。

こちらが茶葉。

DSC_0113_s.JPG

さすがハイクラス、茶葉が縒ってるねえ。
あとダージリンだけあって若干みどりめっぽい気もする。
袋のラベルは剥いでウェッジウッドのダージリンのカンカンにぺとり。
このカンカン、密封できてんのかどうか若干不安なかんじはあるものの、せっかくダージリンなんだから他の種類の茶葉のカンカンよりかよかろーと再利用してます。
ウェッジウッドのロゴは茶園名シールで隠す。
これもムジカ色を強めるため。
自分どんだけムジカだいすきやねんとセルフツッコミ。

お次は水色。

DSC_0125_s.JPG

ダージリンらしい、淡い色合い。
渋みがきつすぎるのは苦手なので、茶葉のジャンピングが静まった頃合(3分よりやや短い?)で注いだせいか渋みもそんなにきつくはない。
まったり感ありつつも、渋みはしゃっきり(よくわからない説明)。
香りのほうは、いわゆるマスカットフレーバーよりも少し干草系に近くなってるよーな気がする。
まあ草っぽい香りのシャンパンもあるだろーからよしとしましょう。
ぶどうのシャンパンも紅茶のシャンパンもジャムのシャンパンもすきですよ。
でも庶民なので、地方限定のお高いものよりも、さほどお高くないスプマンテのがすきかも。
(ぜんぜん関係ない)

マスカットフレーバーで渋みがっつりじゃなきゃダージリンとは認めない、というお方にはセカンドフラッシュのが向いてるかも。
わたしはどっちもすきだなあ。(よくばり)
ファーストフラッシュはちゃんと袋で購入したことがなかったよーな気がする(喫茶のほうではのんだことあると思う)ので、それはまた春になってから検証します。

某こっちのギョーカイでは国内で一番でかい学会発表申し込み〆切がありましたねー。
元「庭」での開催なんで、現地で会えたひとはわたしのおきにのカクテルバーで飲みましょう。
アットホームなかんじがすてきな某店です。
まだママがわたしのことを覚えてくれてたらいいんだけど。


学会発表についてのtipsをひとつ。
「投稿規程よく読め」とか「字は小さすぎる(実寸で24pt未満とか)と見づらいがでかすぎても(36らへん以上))あほっぽい」とかそんなことは、たぶん他のえらいひとたちが教えてくれるだろーからあえてスルー。
ここは、あえてわたしが腹の中にこっそり溜めてた(?)教訓を公開しましょう。




※この話は特定の人物を想定したものではありません。ご了承ください。
※もし、これを読んだひとが特定の人物を連想した場合は、それはきっと気のせいです。
※「気のせい」についてはわたしは責任をとりかねます。ご了承ください。

もう1週間たったしネタバレを心配する必要もなくなったので公開。
今年のバレンタイン風景。

複数人でのたくらみだったよ。
ひとんちでおかし作るってなんだか新鮮だったよ。

ちなみに今年はチョコクッキーだったよ。
日持ちもするし型崩れもそんなにしないすぐれものだ!

製作風景。

PICT0075_s.JPG

2種類つくった。

PICT0077_s.JPG

見た目がぼこぼこなほうのクッキー。
これチョコチップとくるみが入ってるんだぜー。
若干あまめ。

PICT0080_s.JPG

カントリー○アム味とか言われました。
もう1種類のはアーモンドで、ちょぴしビターめ。

まあそこそこ評判よかったのでよしとする。

でも世の中には手作りとかきもちわるくてたべらんなーいってひとも若干名いらっしゃるから注意が必要ですね。

お菓子屋の陰謀と揶揄されても楽しければ問題なし。
さあ来月はどんなお菓子つくろうかなあ(名目があればなんでもいい)。

ちなみに香り付けに用いたマイヤーズダークラムは、ラムミルクにして嗜んでいます。
これけっこーんまんまよ。
ミルクティーにいれるのもよし。
冬のラムミルクティーは体もぬくまるのでよいよ!
ただダークラムゆえ色がついちゃうので、それがいやなひとにはおすすめできない。

まあ好きなお茶と好きなお茶菓子で好きなように愉しむのが一番。

今回がっつり研究タグかもっさり垂れ流すタグかでちょっと迷ったけど、一応研究上必要なことなのでがっつりで。

今までわりとすきほうだいフリーダムにやってきたんですが、ぼちぼちそうもいかないおとしごろ。
とりあえず今まで積んできた紙媒体のものを少しずつpdf化していきたいと思います。
なるべく身軽になっておいたほうがあとあと楽だし。

論文みっちり読むときは、どうしても紙に印刷して読みたいんですが、pdfにしとけばまた印刷しなおすこともできるであろ。
反対に、学部んときの電子ジャーナルがあまり揃ってない環境でせっせとコピーした文献とか研究会めもとかは紙しかないからその紙が紛失したらもう読めない。
文献は多少はなんとかなるんだろーけど、古い年代のだとそもそも電子ジャーナルになってないのもある。
そしてそんな古い文献1こ2このために遠くの図書館いくのとかしぬほどめんどくさい。
というわけでなるべくpdf化しよう、と思いました、まる。

pdfを扱うにあたって
homepage3.nifty.com/e-papy/p3.html
ここのpdfを分割したり統合したり回転したりするソフトがちょうべんりなので貼っておく。
あほのこなので向きを間違えてスキャナにかけることもありんす。
あ、分割してから統合するパタンだと、フォント埋め込みとかの事情でファイルサイズでかくなるよってどっかで読んだ。そこだけ注意。

ぶっちゃけ使い方としては、ダウンロード→解凍→実行ファイルを実行、というパタンなのでわざわざ書くまでもなし。
無料でこんな簡単にさくさくpdfいじれるとかべんりで助かる。

・・・一番の問題は、スキャンする時間だなあ・・・

他研究室の後輩だけどおもろい論文をレビューしてたのであまったレジュメもらってきた。
ひさしぶりのびっくりネタなのでさらに要約してここに晒す。

ネタは
A new method for studying problem solving and tool use in stingrays (Potamotrygon castexi).
Kuba, Byrne & Burghardt (in press) Animal Cognition
というもの。

ざっぱにいうと、「エイだって道具使用できるよ!」
だってさ。

エイですよ。
エイヒレとかがお酒のおつまみになるアレですよ。
水族館とかで、うらっかわが顔みたいでかわいいアレですよ。
そりゃー気になりますよね!!!

論文ではもちろん「エイかわいいよかわいいよエイ(*´д`)ハァハァ」とかはなくて(当たり前)、今までの魚類の認知研究では硬骨魚類(いわゆるふつーの「魚」。さんまとかいわしとか鯛やひらめの舞い踊り。ええおなかすいてますが何か)ばかりで、軟骨魚類は少なかったと。
軟骨魚類っていえばかわいいかわいいエイやサメですね。
浸透圧に尿素を使う力技なやつら。
進化の系統でいえば硬骨魚類よりも軟骨魚類のほーが古いのに。
認知機能の進化を考えるなら軟骨魚類を検討すべき!!!というのがこの論文の主張らしい。
うんエイかわいいよね(違う)。

まあさっくり内容を見てみます。

被験体はアマゾンタンスイエイ5体。内訳はオス3メス2体。
パイプチューブの中にうまそーなえさ(えびとか)をいれて、エイがパイプからえさを出して食べられるか調べたみたい。
ほそいパイプなので中に入って食べることは不可能。
どうやってえさをとるのか?

なんと、ひれをうねらせて水流を起こし、パイプのえさを水流にのっけしてとるみたい。
(自分のほうに水流を向かわせるってどうやるんだ?もしくは、パイプに水流ながしこんでえさをパイプから出すだけなのか?)
オスは自分の身体を吸盤みたいにしてとることもできた(????想像できない)。

あと、パイプの片側を閉じて、閉じたほうに黒テープ、空いてるほうに白テープをつけて、ちゃんと開いてるほうに行ってえさをとれることも確認。
最初間違っても、「あ間違っちゃった!てへ☆」で正解のほうに移動できた。
ちゃんと行動も修正できる。

まあだいたいそんな話らしい。

アマゾンタンスイエイで検索かけたらまったくおんなじ論文をちゃんと読んでたひとのぶろぐ見つけたのでh抜きURLはっとく。
ttp://blog.goo.ne.jp/shax2081/e/6d9d7e504e822f884cd010a038635082
どうみてもR研です本当に(ry
なのでリンクにはしません。見たいひとはお手数ですがコピペなり何なりでどぞ。

まあ上でもつっこまれてるけど、「水流を使うのは道具使用といえるのか?」というのが問題だわな。
それよりも、行動を修正できるって話でプランニングとかの話にしたほうがよかったんじゃね、とも思う。
軟骨魚類がちゃんとプランニングできるってだけでもじゅうぶんすごくね?
ただ最近道具使用ってすげーブームだからなあ。
ミラーニューロンのせいか。
ミラーニューロンも最初の論文出てから結構経つのになあ。
息の長いブームだこと。

道具使用は運動系のとか意味認知(もっと大枠なら長期記憶)とか、枠がでかくなりがちだからおもしろいけど、ちっさいねこあたまでは知識が足らんことも多いです。
おもしろがれるけど議論にはなづら突っ込めるほどの知識がない。
おもしろがるのはとくいなんだけどなあ。
研究者になるにはそれだけじゃだめだよなあ。

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