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めもめも ...〆(。_。)

認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。

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こんなんshinka3.exblog.jp/10976642/みつけた。
いやまあNatureとか縁遠い世界ですが、こーやって研究関係のブログやってみるのはよいことだ!とNatureにおすみつきをもらったような気になっておこう。
普段研究とかとあまり関係のない生活をしてるひとに、「こんなんやってるひとがいますよ」という情報を提供するのもまあよいんじゃないかなー。
ということで。

Kay & GallantでNature Neuroscienceにデコーディングまとめがでとるー!
たった2ページやけど。
そして某有名神経系論文読んだりとかブログはしばらくおやすみ。
これはもうわたしがこの論文読むしかなくね!?
研究会の準備!?そんなん明日でもできるわぁー。
つーか2ページなんだからさっくり読めるはず!

ということでひさしぶりにがっつり自分の興味ある論文を読みます。
そいや前のデコーディングのも挫折しっぱなしだー。
まあいいや。
「とりあえずまとめから」はひよっこの常套手段ですから。

つーわけで本日はこれを読みます。

I can see what you see.
Kay KN, Gallant JL.
Nat Neurosci. 2009 Mar;12(3):245.

でははじまりはじまり。

早口ことばみたいだなタイトル。

そしてチョコ祭りも終わったのでてきとーにテンプレ変える。
そのうちぺんぎん仕様を自ら作成すべし!!!

単純主効果の多重比較のしかたについて、明記されてる文献すくねええええ。
ってのが今回の話。
この分野ではバイブルのごとく崇め奉られている『心理学のためのデータ解析テクニカルブック』ですら、HSD(最小有意差)の求め方しか載ってねええええ。
多重比較の本を読んだら載ってるのだろうか。

とりあえず、狩野先生お手製の統計の教科書とテクニカルブックを併せて読みながら、今できる方法をめもっとく。
あ、今回はそれと某先輩のマクロも併用だった。

とりあえず先輩のマクロだけ先に宣伝。
今でも使ってます先輩マジでありがとう。
http://kiso.hus.osaka-u.ac.jp/matusita/index.html
先輩のこの飄々としたかんじがとてもすきだー。

それはさておき多重比較についてはつづき参照。

今日も統計の本とにらめっこ。
こないだひとつのコメントに反論する論拠を手に入れたものの、もいっこ難関がある。
信頼性係数に関して、だ。
私が使った課題は新しくつくったものなので、その妥当性と信頼性が問われる。
それだけなら、まあ「ふつーのはなし」なんだが。
「信頼性」の示し方に関して、やたらめったらこまかいことを言われる。

せっかくなので、「信頼性とは何か」をみっちり勉強してみる。
あとあんましこまかい話ができないのは特定避けのつもり・・・が、結構これだけでも特定されてしまいそうな不安。

とりあえずぼすの指示があるまでは実験準備をして待とうと思ってたんだが、リバイスってのは〆切があるわけで、それを思うとそわそわそわそわやりきれない。
んでもって、ぼすの指示を待つまでもない、統計学的なレビュアのコメントにいかに反駁するかを考えてたら、うっかりきれいな説明とこの業界の問題点があぶりだしになったので書く。
問題は何か、というと、タイトルにもあるように、
「t検定を繰り返すと第1種の過誤が高まる」という、心理学屋さんなら常識の話。
さて、「t検定を繰り返す」ってどういう状況かわかりますか?
そして、「なぜ」第1種の過誤の確率が増えるか、説明できますか?
そんなもんどーでもいーよ、ってひとと、そんなんわかりきってるわー、というひとはスルーしてください。
でもね、「業界の問題点」に通じるんですけど、「そんなんわかりきってるわー」のひとにも、もう一度確認してほしいと私は思ってます。

遊んだり実験準備したりで全然論文が読めてなくてしょぼーん(´・ω・`)
ですが兼ねてからの予告通りちとめんどくさい論文にも挑戦しようという所存でアリマス
(`・ω・´)

んでもって、今回から何回かに分けて読みますのは、今年のNature6月に載りました大御所LogothetisがfMRI研究に苦言を呈すという衝撃のReview、題目は 'What we can do and what we cannot do with fMRI.'
ってなわけで、今回のようなタイトルを冠したワケでございます。


正直この論文については、MRI研究者のひとが既に読んでレビュウしたり感想書いたり議論したりしてて、私のような未だ駆け出してもいないひよこ未満が今更読んでそれをレビュウしたところで意味が無いっちゃ無いんだが、MRI研究の中でも実験心理屋さんの目線をもっといれてみよー、ということで敢行。

とりあえずひよこ未満を励ますためにジャージー牛乳バニラプリンを使ってみる!
バニラプリンんまーい!

バニラプリンによって勇気を取り戻し、いざ挑みかからんこのめんどくさい論文。
ひよこテイストで、ざっくり読み下してみせましょう。
 
 
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