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めもめも ...〆(。_。)

認知心理学・認知神経科学とかいろいろなはなし。 あるいは科学と空想科学の狭間で微睡む。

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どんどんいくよー。

ロバート・J・ソウヤー『イリーガル・エイリアン』


某所での紹介「裁判して脱皮しました」はだいたいあってた。
まあ要するに、エイリアンを地球の法で裁けるのか?って話です。

エイリアンの造形がヒト型じゃない。
いろいろ生態が違う(これは話の核心にも関係する)。
よく考えたら当たり前のことなんだけど、ヒトと全然違うエイリアンっていうのが面白い。
古いSFだとほぼヒトとおんなじようなのか、SFとファンタジーが混じってるのだとファンタジーのヒトっぽい種族(エルフとかオークとか)がエイリアン、ってのがざらだもんな。
全然違う環境の星に住んでたらそりゃ全然違う生き物ができるわな。
でも想像の埒外にあるようなエイリアンを考えるのって楽しいよね!
気体でできた生き物とかありえないのかなあ、とか、ヒトが視認できないレベルの大きさ(おおきいほうもちいさいほうも)の知的生命体がこっそり存在してたらおもしろいなあ、とか。
おもしろいよなあ。

そういう点でも十分おもしろい(最初、相手が知的生命体かどうかをどうやって確かめるのか?ってなったときに素数をつかうとか)のだけども、話の核心はエイリアンを裁くこと。
地球人が殺され、エイリアンが容疑者にあがった。果たして真相は!?というのが本筋。
これについて詳しく語るとネタバレだから省略。
でもここの話がミステリとしてもおもしろいから、SFに不慣れなひとでもおもしろく読める。
これはまあ「読めばいいよ」としか言いようが無いな。

個人的にはやっぱりエイリアン造形のいろいろこまかいところがおきにいり。
なんかそういう生物学SFがすきなのかもしれない。
そういう方向で本を探してみるかな。
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